開成高等学校の傾向と対策
開成高等学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
英語の攻略ポイント
問題の難易度は、ほぼ例年通り。リスニング(約15分)があるので、筆記試験にかけられる時間は約35分である。この時間で解答するためには、速読力はもちろんのこと正確な熟読力も必要である。
文法事項も、基本的事項と見慣れた慣用表現・イディオムはしっかり押さえる必要がある。問題数のボリューム感はあるが、過去問を入念に演習することで時間配分などを事前に把握しておく必要はある。
数学の攻略ポイント
難易度は例年通り。今年の出題範囲以外にも、2次方程式、関数、数の性質、確率、空間図形、平面図形に関する標準以上の問題演習は事前にしっかり準備すること。
開成の数学の問題に対する合格点を獲得するためには、数学的思考力・発想力を高めることである。このような類の問題に対する対応力は、日頃の問題演習時に安易に解答を見るのではなく、最後まで自分の頭で考える習慣を身に付けることが重要である。そのような学習態度が、豊かで的確な数学的発想力を培うためには不可欠なのである。
国語の攻略ポイント
出題分野としては、「論説文」、「随筆文」、および「古文」である。昨年出題されなかった随筆文から出題されている。論説文は哲学的分野からでこれは昨年と同様。
随筆文は正宗白鳥の随筆からの出題である。古文は今昔物語集。出題形式は、漢字を除いて全て記述式問題である。この出題傾向は今後も変わらないであろう。徹底的に本文を読み込んだうえで、的確に答案をまとめ上げる記述力と高度な論理性が求められる。合格答案のためには、事前の演習におけるより深い読解力を習得するためのスキルを高めると同時に考えを適切にまとめ上げる記述力向上が必要である。
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高校受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの高校受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の高校受験専門プロ家庭教師です。
学校 | 開成高等学校 |
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偏差値 | 2021予測偏差値 SS64(サピックスオープン80%) |
併願校 |
「私立高校」では、早大学院・慶應義塾、「国立高校」では筑波大駒場・筑波大附属などが多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
合格者 |
2018年度の倍率は3.0倍、2017年は2.9倍と一般入試での倍率は直近2年で約3倍になっている。合格最低点は263点、合格平均点は256.6点であった。(400点満点) なお、推薦入試は行われていない。出願はインターネットのみ。 |
進学実績 |
毎年、東京大学に多数の進学者を輩出している。(2017年度は161名が東京大学に進学。OB含む。)また私立大学では、慶應義塾大学・早稲田大学等へ合格者を多く出している。(2017年度、慶應義塾大学合格者177名、早稲田大合格者197名。OB含む。) *是非本サイトでご確認ください。 |
その他 | 私立高校受験において最難関校。学園設立時の精神「共立」を土台に時代と向き合い、常に問い続け、模索し、作り上げていくことが教育理念。 |
基本情報 |
所在地 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里4-2-4 最寄駅 JR/東京メトロ千代田線/日暮里・舎人ライナー「西日暮里駅」徒歩1分 連絡先 ℡:03-3822-0741 沿革 共立学校として明治4年に創立。昭和23年に開成高等学校が発足。 |
