青稜高等学校の傾向と対策
青稜高等学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
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受験の攻略ポイント
数学の攻略ポイント
中学数学におけるほとんどの計算問題が出題されている。この計算問題は迅速さと複雑な計算力が求められている。他に幅広い範囲の基礎問題や、図形と関数の融合、等積変形、平面図形の計量などの出題が特徴的である。
場合の数や確率、空間図形の計量、濃度や速さの問題、推測して解く問題、複雑な場合分けなどは見られないので優先順位は下げてもよいだろうが、全ての分野をしっかり学習しておきたい。
2020年度
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】 数の計算、平方根の計算、式の計算 | 標準 | 7分 | |
【大問2】文字式の利用、因数分解、連立方程式、数の性質 | 標準 | 8分 | |
【大問3】 独立小問集合問題 | 標準 | 8分 | |
【大問4】 平面図形の計量 | 標準 | 7分 | |
【大問5】平面図形の計量 | 標準 | 8分 | |
【大問6】関数-等積変形 | 標準 | 10分 |
国語の攻略ポイント
※本校は例年、3回の「入学試験」が実施されているが、ここでは全て「一般入試」の説明。本校の解答形式は一昨年度、大幅に改定され、「記述方式」(「説明記述」あり)から完全な「マーク方式」となった(2020年度も同)。
また、「大問構成」も変更されここ2年は大問4題だったが、本年度は変更以前の「現代文」2題と「古文」1題に戻った(揺れ動いているので要注意)。尚、これまで通り「漢文」の出題はなかった。本年度の「現代文」の文章内容は「随筆」と「論説文」。文章量に関しては、近年は増加傾向で、本年度は昨年度とほぼ同じで約7700字(「古文」含む)。解答数は、昨年度一気に減少したが、本年度は再び増えて58(これまた試行錯誤の感あり)。「設問形式」は「マーク方式」のみということもあってか、「不適切」「複数解答」「正誤判別」「空所補充」など多彩かつ複雑になったが、「設問内容」自体は「記述方式」の頃とさほど変わってはいない。また、本校の特色のひとつであった「総合的知識問題」の難易度の高さも変わらない。全体として、これまで以上の「正確さ」と「スピードある処理能力」が求められるようになったことは間違いない。本校だけでなく他校の過去問も使って(明治学院高校等)、「マーク方式」に習熟しておくことが必須だ。ただし、現在の出題形式が来年度以降も継承されるとは限らないので、今後数年は「記述方式」への対応も怠ってはならない。100点満点で、試験時間は50分。
2020年度
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問一】 | 標準 | ||
【大問二】 | 標準 | ||
【大問三】 | 標準 |
英語の攻略ポイント
全体として設問数が多く、読まなくてはならない英文量も多い。英文を句・節ごとに前から読み下していく速読力を身につける必要があるだろう。
知識系の設問は基本的なものが問われているものの、時間をかけずに処理しなくてはならないため、各設問に即答できるように知識の精度を高めておかなくてはならない。
2020年度
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】長文読解問題 | 標準 | 12分 | |
【大問2】発音・文強勢問題 | 標準 | 2分 | |
【大問3】長文読解問題 | 標準 | 6分 | |
【大問4】長文読解問題 | 標準 | 6分 | |
【大問5】長文読解問題 | 標準 | 4分 | |
【大問6】短文空所補充問題 | 標準 | 4分 | |
【大問7】誤文訂正問題 | 標準 | 3分 | |
【大問8】語句整序問題 | 標準 | 6分 |
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学校 | 青稜高等学校 |
---|---|
偏差値 | 2018予測偏差値 男女とも SS42(サピックスオープン80%) |
併願校 |
「私立高校」では明治学院・山手学院・早稲田実業など、「都立高校」では新宿・三田・西など、「県立高校」では光陵・横浜平沼・柏陽などが多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
合格者 | 一般入試ではオープン入試と併願優遇入試がある。オープン入試は、当日受験した3教科の合計点にもとづいて合否を判定する。併願優遇入試は、当校と生徒の在籍する中学校との入試相談によるもの。調査書により、一定の成績基準を上回っている場合、当日の試験結果を含め総合的に合否を判定する。加えて英検準2級以上の資格取得者は9科の数値に1を加算できる。なお2018年度のオープン入試について、倍率は1.7倍、合格平均点は160.8点、合格最低点は170点(3教科合計)。 |
進学実績 |
2018年度の大学合格状況について、国公立大学は、東京工業大学5名、一橋大学1名、北海道大学2名、横浜国立大学6名等57名、私立大学では、早稲田大学25名、慶應義塾大学15名、上智大学13名、東京理科大学51名、明治大学68名等延べ341名の実績となった(数字は現役生のみ)。 *是非本サイトでご確認ください。 |
その他 |
郊外施設として八ヶ岳研修施設を持っており、毎年4・5月には新入生のための「八ヶ岳オリエンテーション」を実施、農業体験や環境学習など多くの研修を展開する。夏には合宿学習や語学研修も実施するなど、共同生活を通した人間教育の場として活用している。また中・高有志により、東日本大震災の被災地を訪問し、ボランティア活動などを行っている。 校内施設には、スタジオがあり、スタジオで撮影・編集した映像を校内放送で流すなど情報化社会におけるメディア活用の実践も行っている。2014年新校舎完成。 |
基本情報 |
所在地 〒142-8550 東京都品川区二葉1-6-6 最寄駅 東急大井町線「下神明駅」徒歩1分、JR京浜東北線「大井町駅」徒歩7分、JR横須賀線「西大井駅」徒歩10分 連絡先 ℡:03-3782-1502 沿革 昭和13年創立。 |
