桐蔭学園高等学校の傾向と対策
桐蔭学園高校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
数学の攻略ポイント
計算問題、場合の数、確率、関数の融合問題、平面図形、空間図形の計量は必須分野である。相似や三平方の定理、図形のあらゆる定理や性質を利用して解答するので関数や空間図形、平面図形での演習が必要である。マークシート形式の誘導問題に慣れておくこと。
2020年度
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】 独立小問集合問題 | 標準 | 8分 | |
【大問2】場合の数 | 標準 | 10分 | |
【大問3】関数の融合問題 | 標準 | 10分 | |
【大問4】平面図形 | 標準 | 10分 | |
【大問5】空間図形 | 標準 | 10分 |
英語の攻略ポイント
長文読解問題2題のみの出題が続いていた時期もあったが、近年は語句整序問題の大問が復活し、今年も継続出題となった。長文の題材についても、例年はエッセーと物語が中心であったが、説明文やノンフィクションの出題となることもある。
読みづらいエッセー・物語になるべく早い時期から取り組んでおきたい。
2020年度
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問1】長文読解問題 | 標準 | 23分 | |
【大問2】長文読解問題 | 標準 | 27分 | |
【大問3】語句整序問題 | 標準 | 10分 |
国語の攻略ポイント
※本校は一昨年度(2018年度)より入試制度が大きく改革され、「男女共学」「3コース制」になったが、ここでは、「一般入試A方式」についての説明。
「現代文」1題(原則的に「論説文」、2020年度も同)、「古文」1題(「漢文」単独での出題はない)、「総合的知識問題」(「漢字問題」含む)の大問3題がこれまで基本だったが、本年度は「古典常識」がひとつの大問となり4題(例外なのか? 今後の動向に要注意)。文章量は5000~6000字程度(「古文」含む。本年度は約5800字。尚、「古文」が昨年度同様に例年より倍加している)。解答数は30ほど(本年度は一気に増えて41)。「解答形式」は全て「マークシート」。「設問内容」は、「換言説明」「理由説明」「内容説明」「空所補充」「乱文整序」「正誤判別」「内容合致」など多彩だ。特徴は「選択肢説明」の判別が紛らわしくて決して一筋縄ではいかないということだ。「選択肢消去」についての高度なテクニックが必要になる。また、「漢字」も含めた「総合的知識問題」の出題も多く、高度な「語彙力」が求められている。さらに、「古文」も単なる「知識」のみでは対応できず、相応の「対策」が欠かせない。尚、本年度は「古文」の配点比率が46%と、異様に高くなっている(これまた要注意だ)。そして、「マークシート」に習熟することも重要。いずれにしても、万全の準備が欠かせない。試験時間は50分、100点満点。
2020年度
分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
---|---|---|---|
【大問一】 | 標準 | 7~8分 | |
【大問二】 | 標準 | 15~16分 | |
【大問三】 | 標準 | 3分 | |
【大問四】 | 標準 | 20分弱 |
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高校受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの高校受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の高校受験専門プロ家庭教師です。
学校 | 桐蔭学園高等学校 |
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偏差値 | 2018予測偏差値 男女ともSS39(サピックスオープン80%) |
併願校 |
「私立高校」では桐光学園・青稜・中大附属横浜など、「都立高校」では小山台・駒場・国際など、「県立高校」では大和・相模原・多摩などが多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
合格者 | 当学校の一般入試はA・B方式と2つあり、A方式は3教科(英・国・数)による選抜試験、B方式は書類選考による入試。2018年度入試のA方式において、1回目の実質倍率は6.8、2回目は8.9倍。B方式においては1倍、理数科希望者は5教科の評定合計が24以上、または9教科の評定合計が42以上であること、普通科希望者は5教科の評定合計が23以上、または9教科の評定合計が41以上であることが出願資格になっている。なお、当学校のHPに過去の入試問題が掲載されているので確認することをお勧めする。 |
進学実績 |
2018年の合格実績について、国公立大学は、東京大学2名、一橋大学2名、東京工業大学10名、東京医科歯科大学3名、筑波大学7名等、私立大学は、早稲田大学32名、慶應義塾大学44名、上智大学27名、国際基督教大学2名、明治大学202名、東京理科大学56名等、難関大学への合格者を多く輩出している。(既卒生含む) *是非本サイトでご確認ください。 |
その他 | 本格的なホールである桐蔭学園シンフォニーホールや、移築復元した横浜地方裁判所特号法廷のある桐蔭学園アカデミウムなどの施設を有している。また海外研修制度が充実しており、アメリカ短期留学(5週間)、ニュージーランド留学(10週間)からアメリカ春期留学(約10か月間)、アメリカ長期留学(約9か月間)が用意されている。 |
基本情報 |
所在地 〒225-8502 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614 最寄駅 東急田園都市線/横浜市営地下鉄線「あざみ野駅」からバス約10分徒歩約10分 連絡先 ℡: 045-971-1411 沿革 昭和39年創立。 |
