桐蔭学園高等学校の傾向と対策
桐蔭学園高校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
英語の攻略ポイント
長文読解問題2題のみの出題が続いていた時期もあったが、近年は語句整序問題の大問が復活し、今年も継続出題されている。長文の題材については、例年はエッセーと物語が中心であったが、説明文やノンフィクションの出題となることもある。
もっとも読みづらいのはエッセー・物語であるため、それらになるべく早い時期から取り組んでおきたい。
数学の攻略ポイント
計算問題、場合の数、確率、関数の融合問題、平面図形、空間図形の計量は必須分野である。数の性質や整数の性質に関しても慣れておくこと。
相似や三平方の定理、図形のあらゆる定理や性質を利用した計量問題の演習が必要である。マークシート形式の誘導問題に慣れておくこと。
国語の攻略ポイント
※本校では2023年度、「推薦入試」・「一般入試」・「帰国生入試」・「海外子女入試」が実施されたが、ここでは、「一般入試A方式」についての説明。
「現代文」1題(原則的に「論説文」、本年度も同)、「古文」1題(「漢文」単独での出題はない)、「総合的知識問題」(「漢字問題」含む)の大問3題が基本(ただし、3年前は「古典常識」がひとつの大問となり4題だった。例外なのか? 今後の動向に要注意)。文章量は5000~6000字程度(「古文」含む。本年度は約6300字)。解答数は30ほど(本年度は昨年度と同じで28)。「解答形式」は全て「マークシート」。
設問内容は、「換言説明」「理由説明」「内容説明」「空所補充」「乱文整序」「正誤判別」「内容合致」など多彩(本年度は「乱文整序」「正誤判別」未出)。
尚、本年度は「古文」で、関連する「現代文」の文章と照合する設問が出題された。本校では初出の「2つの文章」を関連づける設問は明らかに「大学入学共通テスト」を意識しているので、来年度以降も要注意だ。
本校の「国語」の特徴は「選択肢説明」の判別が紛らわしくて決して一筋縄ではいかないということだ。「選択肢消去」についての高度なテクニックが必要になる。また、「漢字」も含めた「総合的知識問題」の出題も多く、完璧な「語彙力」が求められている。さらに、「古文」も単なる「知識」のみでは対応できず、相応の「対策」が欠かせない(配点比率も高く本年度は43%で「現代文」とほぼ同比率)。そして、「マークシート」に習熟することも重要。いずれにしても、万全の準備が欠かせない。試験時間は50分、100点満点。
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学校 | 桐蔭学園高等学校 |
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