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筑波大学附属高等学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2017年度「筑波大学附属高等学校の国語」
攻略のための学習方法

記述

「筑附の記述対策」は「問題解説」及び「攻略ポイント」のとおりだが、その前提としてなすべきことがある。
それは「文を記す」「記述する」ことに慣れることだ。
最初は時間がかかってもいい。厭わずに、とにかく「書く」。そして、書いた「文」は必ず誰かに読んでもらう。「文法」など正しい日本語の「文」になっているのか、言いたいことは正確に伝わっているのかを確認する必要があるからだ。
では、何を「書く」か?「練習問題」や「過去問」にある「記述設問」は勿論だが、その問題文の「要約」をするのがとてもいい方法だ。50~60字程度で書いてみる(筑附の長めの「記述」の練習にもなる)。無論、内容は先生などに確認してもらう。「要約力」は文章の「理解力」にもつながるので一挙両得。
次の段階としては「字数の感覚」を身につけることだ。
書きたい内容は何文字くらいになるのか? 解答欄を埋め始めてから「過不足」を後悔しても遅い。下書きしている時間もない。だからこそ、「字数の感覚」が重要。
その際、10~20字程度をひとつのブロックとして考えるといい。「記述設問」で得点を左右する「重要な要素」「必要な要素」は、それぞれその程度が目安だ。マス目のある原稿用紙を使って、自分が書こうとしている「要素」がその範囲に収まるようになるまで何度も練習すること。
ある程度「感覚」がつかめたら、「最重要な要素」を「文末」にして、他の「必要な要素」を下から積み上げていくように記述する練習をしていく(その際はマス目のない用紙を使いたい)。

解法

「記述」「選択肢」「抜き出し」、その他の問題も含め「筑附の国語」で勝利するための基本は、「解法」をいかにうまく使うかということだ。
「解き方」が安定しなければ、「得点力」はアップしない。「論説文」(説明文)と「小説」「随筆」、それぞれに応じた独自の「解法」。そして、全てに共通する「解法」。それらを体系的に理解して定着させ、応用できるようにしなくてはならない。
そこで肝要なのは、「復習」の仕方だ。「答え合わせ」をして「解説」を読み納得した。問題はその後だ。「考え方のプロセス」を「トレース」することが必須。万一、「トレース」できないとすれば、そのこと自体が問題になる。「解法」が定まっていない証だからだ。
そして、「間違った問題」こそ宝の山だと認識すること。「解き方のプロセス」のどこで誤ってしまったのか? その「分岐点」をしっかりと確認して頭に刻み込んでおくことこそが、同じ間違いを繰り返さない秘訣になる。
さらに、いくつもの練習問題を通じて同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけたい。それが「解法」となる。
そうして理解、習得したものを書き留めた自分自身の「解法ノート」を作成しておきたい。解き方に迷ったらそのノートを確認して、確実に応用できるようにしておくこと。繰り返すことで、やがて自然と「解法」を用いて解くようになるはずだ。

速読

大学入試にも匹敵するボリュームの問題文を読まなくてはならない。
全体で6000字程度。解答時間は50分。当然、「速読」が求められる。
しかし、設問を解くために読むのだから一般的な「速読術」を使うわけにはいかない。やはり、文章に応じての「速読」のコツを習得しなくてはならない。
「論説文」(説明文)であれば「Nの法則」。意味段落の「序論」「結論」は「論旨」が述べられているので確実に読み、「本論」は「段落相互関係」に着目しながら「各形式段落」の「最初」と「最後」を中心に読み進める。
「小説」「随筆」は、「場面分け」をしながら新たな「登場人物」をチェックし、「心情表現」を拾って素早く読んでいく。その上で、とにかくできる限り数多くの過去問の文章を読むことだ。
筑附に限らず、他の学校の入試問題も読んでおきたい。練習あるのみ。そして、最終的には分速700字以上(できれば750字近く)で「速読」できるようにしたい。

知識

「直接出題」だけではなく、「本文読解」等でも必然的に問われることになる「総合的知識」。いかなる「攻略法」があるのか?
「国語的知識」は幼少期からの蓄積、故に「15の春」を前にした今ではもはや手遅れ。確かに、そうした側面はある。だが、そこで思考停止してしまっては「ジ・エンド」。今からでもできることは、ある。
先ずは、「己が実力」を悟ること(「己が」=「おのが」が読めなければ既にヤバイと自覚せよ)。
過去問を解いてみて(少なくとも5年分以上)、「5割未満の正答率」だったら「中学入試レベル」からの再スタートだ(分かっていると思うが、「中学入試」を馬鹿にしてはいけない。上位校では「高校入試」どころか「大学入試」のレベルに達する)。
「5割超の正答率」でも無論、不断の努力は欠かせない。要は、地道な努力、日々の積み重ねあるのみだ。
さらに、「口語文法」も侮ってはいけない。直接出題されることがあるし、「記述」にも不可欠だ。
日本語として「文法」的に「正しい文」でなければ「減点」されるし、そもそも内容が正確に伝わらない。特に、「文節の相互関係」や「付属語」(「助詞」「助動詞」)の「意味・用法」は確実に定着させておくことが重要だ。
なお、「知識」強化用のテキストとしては、「高校入試 でる順ターゲット 中学漢字・文法630」(「文法」含む)や「高校入試 でる順ターゲット 中学漢字」(共に旺文社)などが推薦できる。
また、残念ながら「中学入試レベル」から再スタートの場合は、「四谷大塚」の「四科のまとめ『国語』」(HPから購入可能)等がオススメ。

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2017年度「筑波大学附属高等学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問は「論説文」、出典は吉見俊哉「ポケモンGOが変える現実」(文字数約1700)。小問は全8問(解答数10)。「選択肢」(「不適切」あり)、「説明記述」(全3問。「40字以内」「60字以内」指定各1問、「字数指定なし」1問)、「漢字の書きとり」(全3問)。問題文は2分半程度で読み切り、設問を20数分で解きたい。

大問は「小説」、出典は近藤史恵「サクリファイス」所収の「チーム·オッジ」(文字数約2900)。小問は全8問(解答数8)。「選択肢」(「不適切」あり)、「抜き出し」、「説明記述」(全3問。全て「字数指定なし」)。問題文は4分強で読み切り、設問を20分ほどで解きたい。

【大問一】

  • 時間配分:

現実の空間を「仮想化」してしまう「ポケモンGO」は、同様のソフトが日常により広く浸透した時に起きるであろう変容を予感させていると論じている。本文では、こうした新しい技術を地域独自に活用していくことが、「ポケモンGO」の流行から学ぶべき教訓であると指摘している。なじみ深い題材で、内容も理解しやすいはずだ。設問の難易度も、本校としては標準的。以下、いくつか検討してみたい。

[問一] 「条件付き理由説明記述」(40字以内」指定)。傍線部①「宗教や慰霊の施設では、話はやや複雑だ」について、「なぜ『複雑』なのか」を「四〇字以内」で説明する。「条件」は「国境や原発敷地、高速道路のトンネル、地雷の危険地帯」と「比較」すること。傍線部だけでは、何の「話」なのかが不明。前後の「文脈」から、「ポケモンGO」に夢中になり、様々な場所に入りこんでしまうことが問題となっているという「話」だと分かる。では、なぜそのことが「宗教や慰霊の施設」で「複雑」になっているのか? 「条件」に従って、「国境や原発敷地、高速道路のトンネル、地雷の危険地帯」と「比較」してみる。「同一意味段落」(「論説文」では「同一意味段落」に「根拠」「手がかり」がある)である前段落に曰く、「国境」を越えて「拘束」されたり、「高速道路のトンネル」に入り「救出」されたり、「地雷の危険地帯」に侵入して「警告」されたりしている。一方、「宗教や慰霊の施設」では、入ってしまった人に対して「批判の声」が上がったり、「拒否反応」が強かったり、「禁止」する例もあれば「スマホ用充電器」を置いている例もあるとなっている。つまり、前者は「ポケモンGO」に限らずそもそも「無断で入ることが禁じられている場所」であるのに対して、後者はもともと「人を受け入れている場所」だということだ。こうした「違い」を明確にしで「過不足なく」まとめていきたい。たとえば、「もともと立ち入り禁止の場所ではないので、各施設により判断が分かれてしまうから。」といった「答え」になる。「条件」=「ヒント」であることが分かる典型的な問題だ。

<時間配分目安:2分半>

[問三] 「具体例の不適切選択肢」(4択)。傍線部③「時空の遠近感覚に混乱が生じた」について、「その例」として「誤っているもの」を答える。「選択肢設問」は「消去法」が原則(ここでは「不適切選択肢」なので「消去」すべきものが「答え」)。先ずは「原意消去」をしたい(「原意絶対優位の原則」=「設問」「傍線部」等の「原意」、要は「本来の意味」を最優先に考えること)。傍線部最後の「混乱を生じた」で「消去」する。各選択肢の「文末」(「選択肢」の説明で最も重要な要素は「文末」に記されている)と照合していく。()「勘違いする」、()「できるはずだと思う」、()「思い込んでしまう」、()「購入できると考える」。どれも「混乱を生じた」の「原意」と結びつかないものはない。「消去」不可能だ。次に、「時空の遠近感覚」でチェックする。()「亡くなった映画スター」が「まだ生きている」、()「電話で通話可能ならばすぐにでも会うことができる」、()「テレビドラマの登場人物」が「実在している」、()「インターネット」で「外国の品物も簡単に購入できる」。「時空」=「時間」と「空間」、「遠近」を考えると、()は「不適切」だと判別できるはずだ。これは「仮想」と「現実」とを取り違えているもの。したがって、「答え」は()になる。「原意消去」による「段階的消去」、しっかりと会得しておきたい。

<時間配分目安:1分半>

[問五] 「条件付き内容説明記述」(60字以内」指定)。傍線部⑤の「ディズニーランド」と「ポケモンGO」の「違い」を「筆者の主張に沿って六〇字以内」で説明する。「条件」は「『仮想化』の語を必ず用いる」こと。「ディズニーランド」との「違い」? 「傍線部(空所部)一文一部の法則」(「傍線部(空所部)が一文の一部分だった場合、傍線部(空所部)以外が重要」という「重要解法」)で「手がかり」を探す。直前直後から、「来場者を仮想された風景の登場人物にしてしまう技術」は「ディズニーランド」が「開発した」ということが分かる。そして、その後には「それでも仮想される自己とキャラクターの関係は、仕切られた空間内」と説明されている。では、「ポケモンGO」との「違い」は何か? 「同一意味段落」を確認すると、次段落に「今や仕切りは失われ、いかなる場所も仮想の風景」にも変容可能だとある。つまり、「仕切り」の「有無」が「違い」だ。こうしたことを、「条件」に合致させてまとめていきたい。たとえば、「自己と風景の仮想化は、ディズニーランドでは仕切られた空間内だけだが、ポケモンGOではいかなる場所でも可能だという違い。」といった「答え」だ。「文脈」から「説明すべき要素」を的確に捉えることが肝要。

<時間配分目安:2分半>

[問七] 「換言説明選択肢」(4択)。傍線部⑦「新しい技術を大資本に依存するのではなく、地域独自に活用していくこと」について、「地域独自に活用」するとは「どうすることか」を答える。先ずは「原意消去」だ。「活用する」で「消去」したい。各選択肢の「文末」を確認する。()「利用する」、()「土台にする」、()「基盤にする」、()「手段にする」。瞬時に()()は「消去」できなくてはいけない。次に、「同一意味段落」を確認する。「観光に利用しようとする」より「むしろ観光客をその地域の過去の遺産」などと「現地の風景の中で出会わせ」とある。よって、「一層多くの観光客を呼び込むため」とある()ではなく、「地域の歴史や特徴をよりわかりやすく伝えるため」と説明されている()が「答え」だと特定できるはず。とにかく「原意消去」で選択肢を減らすことが「正解」へのショートカットになると心得よ。

<時間配分目安:1分半>

[問八] 「漢字の書きとり」(全3問)。昨年度と比べ格段に難化したが、本校志望者であればやはり「全問正解」といきたい。波線部()の「起こるであろうヘンヨウも予感させる」=「変容(尚、「ヘンヨウ」は他の部分でも使われているので、そちらの「文脈」も参考にすること)()の「ジシャの場合、境内での利用」=「寺社(「境内」で特定可能)()「足を運んでもらうイチジョにしようとする」=「一助(知っておきたい「熟語」だ)。「本校の漢字」では、前後の「文脈」から内容を特定した上で、適切な漢字を当てはめる必要がある。「同音異義語」等、細心の注意を払うこと。

<時間配分目安:1分以内>

【大問二】

  • 時間配分:

陸上競技から自転車競技へ転向し、プロチームに所属する「白石誓」。彼の仕事は、チームのエースのアシストだが、様々な出来事が「誓」の心を揺さぶっていく――「自転車ロードレース」を題材とした「スポーツ小説」であり、「推理小説」「青春小説」でもある作品。本文では、「誓」(=「ぼく」)が「自転車ロードレース」と巡り合い、心惹()かれていく様子が描かれている。分かりやすい文章で、内容理解も容易い。だが、本校特有の「設問条件」が入り組んだ「複雑な問題文」には注意したい。以下、いくつか考えてみよう。

[問一] 「条件付き換言説明記述」(「字数指定」なし。「40字ほど」の解答欄)。傍線部①の「その記録はよけいにぼくを走ることに縛り付けた」とは「どういうことか」を説明する。「条件」は「具体的にわかりやすく説明する」こと。「その」という「指示語」があるので開く(「指示語」が出たらすぐに開くこと)。「その記録」=「(高校陸上での中距離走の)よくなるだけの記録」だと分かる。傍線部には「縛り付けた」という「比喩表現」があるので、「比喩換言記述」となる。「縛り付けた」とは何か? 直前直後で確認する(「小説」では「同一場面の直前直後」に「手がかり・ヒント」がある)。直後に「やめたいと言ってもだれも取り合ってくれない」とある。つまり、「縛り付けた」=「やめたくてもやめられなくなった」ということだと分かる。さらに、次文には「やめることは、コーチや両親や友達などの期待や応援も裏切ることになる」ともある。もうまとめられるはずだ。できるだけ「具体的にわかりやすく」説明していきたい。たとえば、「よくなる一方の記録で周囲の期待が高まり、やめたくてもやめられなくなったということ。」といった「答え」になる。「同一場面の直前直後」の「文脈」を読み取り、丁寧に換言していくことが重要だ。

<時間配分目安:2分半>

[問三] 「心情説明選択肢」(4択)。傍線部③「ぼくは、ぽかん、と口を開けたまま、テレビを眺めていた」について、この時の「ぼく」の「気持ち」を答える。無論、先ずは「原意消去」。ここは「心情説明」なので、「ぽかん、と口を開けたまま」の「原意」と結びつかない「心情」を「消去」したい。各選択肢の「文末」を確認する。()「驚く」、()「あっけにとられる」、()「理由を知りたい」、()「腹立たしく思う」。「ぽかん、と口を開けたまま」=「あきれている様子」なのだから、()以外は「消去」できるはずだ。他の部分の「説明」は「不正行為が公然と行われたようで」となっており、直後の「八百長にしてはあまりにもあからさまだ」という「ぼく」の思いとも合致する。よって、「答え」は()だ。「一発消去」! 畏るべし「原意消去」、絶対に活用すること。

<時間配分目安:1分>

[問七] 「条件付き理由説明抜き出し」(20字以内」指定)。傍線部⑦「彼は勝者と同じくらい誇らしい気持ちで、ゴールへと飛び込んだはずだ」について、「なぜ『彼』は『勝者と同じくらい誇らしい気持ち』を持てるのか」を、「~から。」という形に続くように「二〇字以内」で抜き出す。「条件」は、「最後にフェアであることを選んだ」こと「以外の理由」にすること。「抜き出し問題」では、「抜き出すべき内容」を捉えた上で「抜き出し範囲」を特定し探していく。「内容」は「勝者と同じくらい誇らしい気持ちを持てる直接的理由」だ。「範囲」は「小説」なので無論「同一場面」になる。探していく。すると、確かに10行ほど前に、「黒い選手(=「彼」)はチームのために走り、そして、最後にフェアであることを選んだ」とある。さらに、その数行前に、「黒い選手(=「彼」)はこう考えたはずだ」とあり、「自分はアシストとしての仕事をまっとうした」と続いている。これだ。「字数」も合致する。したがって、「自分はアシストとしての仕事をまっとうした(から。)」が「答え」となる。「抜き出し」では可能な限り「範囲」を絞り込むことが肝要。当てもなく探していても単に時間の無駄だ。

<時間配分目安:2分半>

[問八] 「理由説明選択肢」(4択)。傍線部⑧「この世界ならば、肩の重しを振り払って走ることができる」について、「その理由」を答える。先ずは「原意消去」だが、ここでは「理由説明」なので、「直接的理由」での「消去」となる。「この」と「指示語」があるので開く。「この世界」=「自転車のロードレース」だと分かる。次に、「肩の重し」という「比喩表現」は何を意味するのかということだが、「この世界ならば」「走ることができる」という「文脈」に着目したい。「ならば」という「仮定」「他の世界」では「走ることができない」ということでもある。さあ、ここで何かを思い出さないか? 本文の最初で、「(高校陸上での中距離走の)よくなるだけの記録」によって、「両肩にずしりと重しを載せられて」という説明があった。つまり、「肩の重し」=「好記録によるプレッシャー」だと読み取れるはずだ。各選択肢の「文末」を「直接的理由」として、「好記録によるプレッシャーを振り払って走ることができる」に結びつくかどうかで「消去」する。()「ルールに縛られることがないから」、()「賞賛を浴びることができるから」、()「勝利や記録にとらわれなくても済むから」、()「自分だけのために走れるから」。当然、()以外は「消去」できるはずだ。よって、「答え」は()。尚、ここでの「傍線部」のように、「本文の最後」は「本文の最初」と「対応関係」にあることが多いということは知っておきたい。

<時間配分目安:1分半>

攻略ポイント

「複雑な設問内容及び条件」と「字数の壁」が立ちはだかる「説明記述」、いかに「攻略」するか? 無論、「設問」と「条件」を正確に理解することが最優先。その上で、実直に「説明記述練習」を続ける他はない。正否の分岐となる「最重要要素」を「文末」として他の「必要要素」を積み上げていくという手法を完璧にマスターし、各「要素」を「1020字程度」でまとめられるように徹底的に練習する。それによって、本校のどのような「字数指定」にも対応できるようにしておきたい。

「曲者」が多い「選択肢設問」などにはどう対処するか? どれだけ「解法」を的確に用いることがてきるかがポイント。「設問内容」に応じた「解法」に則して段階的に解いていくことが必要。そのためにも、基本的「解法」を完全に習得して、適切に応用できるようにしておく。それによって、「得点力」が安定することになる。

「総合的知識問題」も決して侮れない。 直接出題は少ないとしても、「内容理解」のためにも当然、「高度な語彙力」を含め「あらゆる知識」が必要になる。本校を志したその時点から、独自に「幅広い知識」を常に習得していくことが重要だ(学校や塾での学習だけでは全く不十分)。「合格ライン」は70%程度(学校非公表。推定)。「知識」での「失点」は致命的になると心得よ。

試験時間は50分。問題文のボリュームは6000字ほど(本年度は減少して約4600)。他の上位校と比較して決して多くはないが、やはり、速く正確に読み取ることが求められる。分速700字以上を目標に「読む練習」を常にすることが重要だ。

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