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中央大学附属横浜中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2019年度「中央大学附属横浜中学校の理科」
攻略のための学習方法

独特の問題形式

近年とみに話題を集めている中央大学附属横浜中学。その入試科目-理科においても、注目すべき点をいくつか持っている。
分野別の対策も必要ではあるものの、まずはその形式上の特徴をとらえた上で細かな対策も並行して行っておくことが大切であろう
テスト時間は35分で100点満点、問題数は30問台と数値だけを並べてみると標準的な分量に感じるわけだが実際に問題にあたってみるとその予測ははずれていることがわかる。
1つは、問題文(リード文)・設問文が長いことが挙げられる。はじめに設問に入るまでに時間がかかるのである。また、途中から条件が付与される場合は、これもまた長い文章を読んでからの問答となっている。
2019年度2回の【大問3】の実験に次ぐ実験の大長文問題や、2018年度1回【大問1】などは、長い問題文などを読んだ上に「実験結果」・「コンデンサー」を理解した上で前に進まないといけない。ただし、もししっかりと理解して問題を進めたとしても時間制限ギリギリの8分~10分はかかってしまうのではないか。
さらに設問が選択肢だとすると、選択肢の数が多いのも特徴である。ふつうは4択・5択がせいぜいではあるものの、その倍くらいの中から選び出すことも珍しくない。複数の解答が含まれる選択肢もあるのでこれも時間がかかる要因となる。
これらの特徴は、俯瞰的な数字だけでは把握することが難しい。
一言で言えば、問題量が多いというよりは問題文が長い、といえよう。

テスト形式から戦術を決めよう

また、テスト形式における特徴としては
前半が「物理・化学」分野の大問、後半が「生物・地学」分野の大問と固定されている事実である。こういった学校は他に類を見ないわけではない。男子校の城北中学の理科も同様なスタイルを持っているし、科目は異なるが同じく男子校・巣鴨中学の算数などは、大問4が平面図形・大問5が立体図形と固体されている。
話を理科に戻すと、「前半→物理化学・後半→生物地学」型のテストを行う学校においては、後半の「生物・地学」の大問から手をつけた方が時間を有効に使えることが多い。生物・地学が難問揃いであれば話は別だがさいわいほとんどが基本的知識を問う問題である。逆に前半の物理・化学は計算問題を含め率直に言うとレベルが高い。であればなおさら、後半の問題を解くことで点数をきっちりと確保し、前半の難問に時間を十分使って取り組むべきである
このことによって、前に述べた「問題文が多い」という特徴もある程度克服できる。
後半だけをしっかり正解しても合格ライン上までは到達できる。これを戦術として使わない手はないだろう。

難問対策

先にも述べたように、中央大学附属横浜中学は今伸び盛りの学校であり、それにつれて理科の問題の水準も高くなってきている。本年度の問題は昨年度に比べて質的変化は見られなかったが以前のものに比べると本格的な問題になっている。受験する生徒の水準が上がるにつれて、あきらかに問題が難化している証拠であるし、実際に解いてみればすぐわかるほどの差がそこにはある。
したがって、今後さらに難問が増えるという可能性を秘めている。特に前半の「物理・化学分野」の大問には注意が必要で、過去問対策として中央大学附属横浜の問題をやることは当然として、もう少しレベルの高い問題を出す学校(付属上位校など)の問題に触れておくことも大切になるだろう。
しかし何よりも大切なことは、基本的な知識で後れをとらないことだ。理科が苦手という生徒は何も覚えもしないでそんなことを口にすることが多い。知識が不十分では持っている学力を発揮することも難しい。知識は問題を解くための大事な鍵になるのでいやがることなく暗記に努めよう。それを果たした上でも点数が伸びなければ「理科は苦手だ」と言う資格はあると思うがおそらくそういった事態にはなっていないはずである。

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2019年度「中央大学附属横浜中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

テスト時間35分で大問は4、小問は30台と標準的な分量の域を出ないが、テスト形式・問題形式に特徴があるためそのポイントをつかんだ上でテストに臨まないと思わぬ時間不足・得点不足に陥る可能性がある。形式については後述する。
また歴史の新しい学校なだけにまだ傾向(分量・難易度)などが定着しているとは言えない。ただ本年度は問題の難度上昇に歯止めがかかった気がする。今後も要注意だ。

【大問1】物理分野…電磁石

  • 難度:標準
  • 時間配分:10
  • ★必答問題

電磁石のかたわらに方位磁針を置いて針の振れる方向を求める、という初歩的な問題から始まり、回転式モーターの動き方、さらにリニアモーターカーの走り方まで幅広い知識を問う問題になっている。特にリニアモーターカーの問いに関しては、以前解いた経験の有無により点差が開いた可能性がある。
しかしながら、【大問1】から早くもこの学校の特徴である、問題文の長さ・設問文の長さ・選択肢の多さ、が始まっている。
前述した問題形式の特徴とはこれで、この学校の理科の問題は設問数に対して「問題文が長い」「設問文も長い」「選択肢が多い」。だから、短い問題文からすばやく答えを見つけたいタイプの生徒には不向きである。長い問題文と正面から取り組み、ねばり強く答えを求めていきたい。

【大問2】化学分野…ものの溶け方

  • 難度:やや難
  • 時間配分:8

炭酸カリウムを溶質にした問題で、(ア)(イ)は標準的な計算問題である。ここは出来ておきたい。
炭酸カリウムの性質を説明され、濃度や草木灰などが登場する(ウ)以降は難易度が高くなる(は除く)。おそらく解いた経験もないだろう(オ)~(ク)の設問がどれだけ解けるかが理科の力を量るいい指標となる。
難易度は高いが半分程度の正解を期待したい。

【大問3】生物分野…植物(発芽とデンプンの働き)

  • 難度:標準
  • 時間配分:10

まずは有胚乳種子を提供され、その種子についてごく常識的な知識を答えて前に進むと、テーマがデンプンの働きに移ってゆき、しまいにはそれに関する実験が延々とくり返されときおり表れる設問にねばり強く答えていかなければならないという大長文問題で、これは高い集中力が要求されるしんどい問題だ。
後半の実験では、要するに「消化液は体温に近い温度では働くが高温になると働かなくなる」と言いたいだけなのだが、それを知識として知っていても(知っていなければいけないし)設問に答えるためには実験の結果を考察しなければならない。一行ぽっちの知識ではなく、実験を通して確認させていくところにこの問題の面白さがあるし、それを受け入れて解いていかないとこの学校の理科は不向きと言うことになってしまう。大半の生徒は知識をパッパと出して解ける問題の方が好きなはずだから、心してかかりたい。

【大問4】地学分野…天体

  • 難度:標準
  • 時間配分:7
  • ★必答問題

最後にある地学分野の問題が最もくみしやすいという傾向は本年度も変わらなかった。「さそり座」に関する知識とその動き方についての問いは【大問3】と同じ学校の問題とは思えないほど「普通」である。(カ)の設問からはさそり座を離れ、「惑星の接近」の問いになっている。惑星の接近に関しては時事問題として他校の理科でも見られた。ここは地球の外側を回る惑星と内側を回る惑星の区別がついていればなんとか解けそうだ。(キ)は計算問題としてはなかなかのものだが問題集などでよく採り上げられている問題であり、天体の計算問題としては典型題とも言えるもので、解けなかった生徒はこの機会に解き方を覚えておくと良いだろう。

攻略のポイント

テスト時間は35分で100点満点。
受験者平均点は「52.8点」、合格者平均点は「63.3点」で理科の目標点を65点としておこう。
中大横浜の理科は「前半→物理・化学、後半→生物・地学」という問題設定を行っている。それであれば、【大問1】から解くのではなく後半の【大問3】または【大問4】から解くべきである。これがテストの大きな攻略ポイントだ。
どんな場合にも、テスト時間を有効に使うということは平易な問題で点数と時間を稼ぎ、難解な問題に十分な時間を費やすことだ。まず後半の問題をテキパキと解いて点数を確定し、残った時間を物理・化学の前半(難問も多い)にあてて余裕を持たせることが大切だ。これこそ、コスパの良い受験術といえる。
さらに独特の大長文問題に対抗するには過去問をしっかり解いて「耐性」をつけるしかない。「一行問題大好き」受験生は自分の体質を問題に合わせられるよう努力しよう。

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