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中央大学附属横浜中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2020年度「中央大学附属横浜中学校の理科」
攻略のための学習方法

独特の問題形式

近年とみに話題を集めている中央大学附属横浜中学。その入試科目-理科においても、注目すべき点をいくつか持っている。
分野別の対策も必要ではあるものの、まずはその形式上の特徴をとらえた上で細かな対策も並行して行っておくことが大切であろう。
テスト時間は35分で100点満点、問題数は30問台と数値だけを並べてみると標準的な分量に感じるわけだが実際に問題にあたってみるとその予測ははずれていることがわかる。
1つは、問題文(リード文)・設問文が長いことが挙げられる。はじめに設問に入るまでに時間がかかるのである。また、途中から条件が付与される場合は、これもまた長い文章を読んでからの問答となっている。
2020年度第2回【大問3】【大問4】、2019年度2回【大問3】などの大長文問題や、2018年度1回【大問1】は、長い問題文などを読んだ上に「実験結果」・「コンデンサー」を理解した上で前に進まないといけない。ただし、もししっかりと理解して問題を進めたとしても時間制限ギリギリの8分~10分はかかってしまうのではないか。
さらに設問が選択肢だとすると、選択肢の数が多いのも特徴である。ふつうは4択・5択がせいぜいではあるものの、その倍くらいの中から選び出すことも珍しくない。複数の解答が含まれる選択肢もあるのでこれも時間がかかる要因となる。
これらの特徴は、俯瞰的な数字だけでは把握することが難しい。
一言で言えば、問題量が多いというよりは問題文が長い、といえよう。

テスト形式から戦術を決めよう

また、テスト形式における特徴としては
前半が「物理・化学」分野の大問、後半が「生物・地学」分野の大問と固定されている事実である。「前半→物理化学・後半→生物地学」型のテストを行う学校においては、後半の「生物・地学」の大問から手をつけた方が時間を有効に使えることが多い。そこで生物・地学から、という手法が後半の難化によって使いにくくなっていることは事実だ。ただし、問題文の長さに比して平易な設問も散見するのでそれを見つけて解いていくのも作戦として取れる。

難問対策

先にも述べたように、中央大学附属横浜中学は今伸び盛りの学校であり、それにつれて理科の問題の水準も高くなってきている。本年度の問題は基本的な知識だけでは合格点に届かないくらいのものになっている。受験する生徒の水準が上がるにつれて、あきらかに問題が難化している証拠であるし、実際に解いてみればすぐわかるほどの差がそこにはある。
したがって、今後さらに難問が増えるという可能性を秘めている。特に前半の「物理・化学分野」の大問には注意が必要で、過去問対策として中央大学附属横浜の問題をやることは当然として、もう少しレベルの高い問題を出す学校(付属上位校など)の問題に触れておくことも大切になるだろう。
しかし何よりも大切なことは、基本的な知識で後れをとらないことだ。理科が苦手という生徒は何も覚えもしないでそんなことを口にすることが多い。知識が不十分では持っている学力を発揮することも難しい。知識は問題を解くための大事な鍵になるのでいやがることなく暗記に努めよう。それを果たした上でも点数が伸びなければ「理科は苦手だ」と言う資格はあると思うがおそらくそういった事態にはなっていないはずである。

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2020年度「中央大学附属横浜中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

テスト時間35分大問は4、小問は30台と標準的な分量の域を出ないが、テスト形式・問題形式に特徴があるためそのポイントをつかんだ上でテストに臨まないと思わぬ時間不足・得点不足に陥る可能性がある。形式については後述する。
昨年度一度は停滞したと思われた問題の難度上昇だが、本年度は難度が増し、基本的知識だけでは通用しない学校になってきたことは確かである。

【大問1】物理分野…光とレンズ

  • 難度:やや難
  • 時間配分:10分

まず(ア)で基礎を確認してから、「光はなぜ水面で屈折するか」についての詳しい説明がなされる。光の帯と車の車輪を使った説明は習ったことがあったかもしれない。
そして(イ)(ウ)(エ)と早くもこの学校の特徴である、問題文の長さ・設問文の長さ・選択肢の多さ、が始まり、選択肢問題といえども軽視は出来ない。
前述した問題形式の特徴とはこれで、この学校の理科の問題は設問数に対して「問題文が長い」「設問文も長い」「選択肢が多い」。だから、短い問題文からすばやく答えを見つけたいタイプの生徒には不向きである。長い問題文と正面から取り組み、ねばり強く答えを求めていきたい。
そのあとは「光の速さ」を実験から求める、というけた数の多い計算問題が続く。この実験を使った計算問題は参考書・問題集にも見られるものなので解いたことがあった生徒には有利に働いたものと思われる。そうでない生徒は(カ)までは正解しておきたい。

【大問2】化学分野…ものの燃焼

  • 難度:標準
  • 時間配分:7分
  • ★必答問題

<実験1>を使った前半の設問(ア)~(エ)は、本年度の問題の中では平易なところであるから確実に正解しておきたい。
<実験2>では、ものの燃焼に中和が加わり、計算問題が2題登場する。
(オ)はできるだろうからポイントは(カ)(キ)。ただしこの2題は関連性があるので(カ)が解けた生徒は(キ)も解けた可能性が高い。その逆もある。(カ)の中和問題が解けた生徒はこの内容に自信を持って良い。それくらい手間ひまのかかる問題である。

【大問3】生物分野…アリの生態

  • 難度:やや難
  • 時間配分:10分

理科の四分野の中では「生物」は暗記物として考えられ、いろいろなテストの中では得点源として存在するものだが、この学校でそれは通用しない。昨年度は「デンプンのはたらき」、本年度は「アリの生態」について大長文問題が展開された。しかもあまり手がけたことがない実験とそれにともなう設問が延々と続くので、きわめて高い集中力と忍耐力が要求されることになる。
冒頭、あまりに基礎的な設問(ア)・(イ)が続くので「こんなものかいな」と高をくくっていると太郎君と誠さんがアリに関するおもしろい動画を見つけたあたりから話が変わってくる。アリに黒い線は見えるのか、という実験に始まり次は岐阜県の高校生が登場してアリのフェロモン、ゴキブリ捕獲器のような捕獲器の考察へと問題はとどまるところを知らない。聞かれていることは実験とその結果から考えればわかりやすいところなので落ち着いて考えることだ、と言っても難しいかもしれないが…
突然誠さんはアリを捨ててモンシロチョウとカイコガに興味を持ち調べてしまった。最後の実験はフェロモンに関係したものなのでまったくの他人というわけではない。
問題はこれでようやく終わりを告げるが、いつも実験を通して確認させていくところにこの問題の面白さがあるし、それを受け入れて解いていかないとこの学校の理科は不向きと言うことになってしまう。大半の生徒はこの手の長文問題は避けたいと思っているだろうがそうはいかない。心してかかりたい。

【大問4】地学分野…潮の満ち引き

  • 難度:標準
  • 時間配分:8分

例年だと、最後にある地学分野の問題が最もくみしやすいという傾向があったのだが、本年度はこのテストの中ではやりやすい方と言うだけで決して平易ではなかった。
しかも内容が比較的マイナーな「潮の満ち引き」に関するものだった。
遠心力と引力の関係から満潮・干潮・大潮・小潮が起こると言うことを親子の会話の中に言葉を挿入しながら問題は進んでいく。ここは正解しておきたいところで、設問は基本的なことを聞いている。
家に帰ってからネットで潮位グラフを調べたりしているうちに問題はさらに問題を呼ぶ展開になる。しかし聞かれていることはわかりやすいことなので親子の会話に導かれながら正しい数値をあてはめていこう。
個性的な問題群であるが解く側はしっかりと対策して臨みたい。

攻略のポイント

テスト時間は35分で100点満点。
受験者平均点は「48.9点」、合格者平均点は「61.2点」で、前年度より若干下がった。理科の目標点を引き続き65点としておこう。
中大横浜の理科は「前半→物理・化学、後半→生物・地学」という問題設定を行っている。それであれば、【大問1】【大問2】から解くのではなく後半の【大問3】または【大問4】から解くべきである。これがテストの大きな攻略ポイントだ。ただし、問題のクオリティにはあまり差がないのと【大問3】の生物は大長文問題になりがちなので注意したい。
そうはいっても基礎~標準的な設問は散見されるのでそこはしっかりと正解したい。
さらに独特の大長文問題に対抗するには過去問をしっかり解いて「耐性」をつけるしかない。「一行問題大好き」受験生は自分の体質を問題に合わせられるよう努力しよう。

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