中学受験プロ家庭教師 江戸川学園取手中学校の傾向と対策
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江戸川学園取手中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

江戸川学園取手中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第1回

受験の攻略ポイント

茨城の共学難関校。どの科目も標準的な問題が多い。すべての分野の基本事項をまんべんなく習得した上で、江戸川学園取手の傾向に合わせた対策を十分にしておこう。

算数 問題そのものの難易度よりも、試験時間と問題数に慣れておくための対策が必要。
国語 「要約記述問題」と「抜き出し問題」の対策が必須。
社会 基本的な問題の中にいきなり現れる難問を、どのように処理していくことが出来るかどうかがポイント。
理科 4分野からまんべんなく出題される。実験や観察に関する文章やデータや図から解答する形式に慣れる必要あり。

新しい傾向の出題が見られました

江戸川学園取手中学校では2018年度入試より、新しい傾向の出題がみられる。2020年度大学入試改革を踏まえた出題とみられ、受験生には対策が必要だ。

 

・2018年度 国語【大問三】

本年度新機軸として出題されたのが、「図表」が付された「読解問題」。大問全体を通して6つの図表があり、その読み取りまで求められている。しかしあくまでも国語の試験なので、図表を読み取った後に文脈に沿った回答をしなければならない。まさに「思考力・判断力・表現力」を問うている問題だ。今後もこのような傾向は続くと想定されるため、新たな「攻略法」へ向けての対策が求められる。中高一貫校で出題されるような、いわゆる「適正問題」等でトレーニングすると良いだろう。

理科の攻略ポイント

試験時間:
40分
満点:
100点

生物・物理・地学・化学の4分野から出題されている。ここ数年の出題傾向を見ても、4分野からまんべんなく出題されている。今年度は、生物分野からは「人のからだの働き」、地学分野からは「天体」、化学分野からは「物質の三態変化」、物理分野からは「電気回路」の出題であった。


本校受験の理科の対策としては、どの分野もまんべんなく学習し、苦手単元を作らないことが大切である。その上で、ややレベルの高い問題の演習を行って欲しい。

2020年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】生物 人のからだの働き やや難 10分
【大問2】化学 物質の三態変化 やや難 10分
【大問3】地学 天体 標準 10分
【大問4】物理 電気回路 やや難 10分

国語の攻略ポイント

試験時間:
60分
満点:
150点

※本校では例年3回の入試が実施されているが、ここでは全て「第1回入試」の説明とする。
「小説」「随筆」「論説文」「説明文」、いずれかの大問3題が基本(2020年度は「小説」と「論説文」と「説明文」の各1題)。「漢字」を含む「総合的知識問題」は「小問」扱い。

文章量は8000~9000字程度(昨年度から増加傾向で、本年度は約10200字。今後の動向に要注意)。解答数は40弱(本年度は39)。「設問形式」は、「選択肢」「抜き出し」「空所補充」「本文合致」、「説明記述」(例年1~2問。本年度は1問)と「論述問題」など。本校の特徴は大きく2つだ。先ずは何といっても「100字ほど」の「長文論述問題」だ。例年、設問の最後に待ち構えている難関。 本年度は「80~100字以内」での「内容説明」で、「キーワードを3語用いる」という定番の「条件」が課されている。本校志望者は誰もがここにターゲットを絞り、「準備万端」で臨むはず。それだけに落とせない「鬼門」となっている。もうひとつは、「抜き出し問題」や「空所補充問題」の多さだ。例年、全解答数の3~4割以上を占める(本年度はなんと7割弱)。尚、一昨年度初めて出題された「新大学入試制度」を意識した問題、作年度は未出だったが、本年度は出題されている(来年度以降も要注意だ)。150点満点。試験時間は60分。 

2020年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】「小説の読解」(「総合的知識問題」あり) 18分
【大問二】「論説文の読解」(「説明記述」あり) 標準 18分
【大問三】「説明文の読解」(「内容説明論述」「新傾向問題」あり) やや難 24分

算数の攻略ポイント

試験時間:
60分
満点:
150点

計算問題も含む一行問題から始まり、最後の数の性質に関する問題まで、ある分野にかたよることなくいろいろな問題が出題されている。

また、テスト時間が60分と長めであり設問数も多い。分野というよりむしろそこがこの学校の特徴となっている。問題の分量に圧倒されないよう長く集中力を保ちながらテストを乗り切ることが出来るかが合格へのカギとなる。
しいて押さえておきたい分野を挙げるとすれば「場合の数」「数の性質」「図形全般」「速さ」など。本年度は「速さ」の大問が2題出題され目についた。

2020年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算問題・年齢算・面積・体積 12分
【大問2】還元算 6分
【大問3】速さ(ダイヤグラム) 標準 8分
【大問4】文章題(消去算) 標準 8分
【大問5】速さ(点の移動) やや難 8分
【大問6】平面図形(相似・底辺と面積の比) 8分
【大問7】場合の数(数字の並べ方) やや難 10分

社会の攻略ポイント

試験時間:
40分
満点:
100点

※本校では例年3回の入試が実施されているが、ここでは全て「第1回入試」の説明とする。
「地理」「歴史」「公民」「時事」、全ての単元から出題される。

大問は例年6~8題だが、2020年度は5題(近年やや流動的なので要注意)。各大問は各単元対応が基本だが、他の単元が混在する場合もある(本年度も同)。単元別の配点比率はここ数年大きく揺らいでいる。本年度は、「地理」と「歴史」がともに35%、「公民」は28%で「時事」はわずか2%(今後の動向にも目が離せない)。全解答数は例年50ほどだったが、「説明記述」が増加したために近年減少傾向で、本年度は昨年度よりさらに減って35。出題形式は、「リード文」「会話文」や「単一テーマについての説明文」などに関連して、「地図」「地形図」「統計資料」「写真」「図版」「年表」「歴史史料」等についての各単元に応じた「小問」が並ぶというもの(本年度は「地図」「年表」は未出)。解答形式は、「選択肢」(「不適切」「組み合わせ」「複数完全解答」などあり)、「事項記述」(「空所補充」あり。ほぼ「漢字指定」)、「整序問題」、「説明記述」(本年度は作年度より増えて8問)など。時おり「地図記号」などの「書き込み問題」もある(本年度は「断面図」の出題あり)。本校の特徴は、平易で基礎的な問題が並ぶ中に、突然、「深知り知識」が求められる「難問」が現れるということだ。そこで一瞬戸惑い、ペースが乱れて思考が止まってしまう可能性があるので要注意。尚、作年度新出だった「考察自由記述」、本年度は未出だった。しかし、新たな「大学入試制度」を意識したものなので、来年度以降も要注意だ。100点満点。試験時間は40分。

2020年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「地理」(「説明記述」2問あり) 標準 9分
【大問2】「地理」(「地形図読み取り」。「断面図」記入あり) 標準 3分
【大問3】「歴史」(「説明記述」「会話文記述」あり) やや難 8分
【大問4】「歴史」(「説明記述」1問あり) 7分
【大問5】「公民」(「「時事」」1問あり) 13分

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学校 江戸川学園取手中学校
偏差値 2020予測偏差値 男53/女55(四谷大塚80%)
併願校 1月入試では 芝浦工大柏中国府台女子学院中、2月は本郷中・巣鴨中大妻中立教池袋中専修大学松戸中が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低55%はクリアしよう。出身塾別で見ると、四谷大塚が多く、SAPIX・日能研・早稲田アカデミーが続いている。
進学実績 筑波大・千葉大・東大を始めとした国立大に2割、早稲田大慶應義塾大上智大に3割強、MARCHに5割が合格している。
その他 茨城県有数の進学校。国公立大の医学部をめざす医科コースが高1から設置される。
基本情報 所在地 〒302-0025 茨城県取手市西1-37-1
最寄駅 JR「取手」徒歩25分またはバス「江戸川学園前」・つくばエクスプレス「守谷」よりスクールバス
連絡先 ℡:0297-74-8771
沿革 昭和62年開校
江戸川学園取手中学校

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