中学受験プロ家庭教師 弱点克服・志望校入試傾向対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

晃華学園中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2015年度「晃華学園中学校の算数」
攻略のための学習方法

・過去問演習について
本校の場合、過去問演習において注意する点があることを知っておく必要がある。市販の過去問題集だが、出版社によっては発行されておらず、発行されている出版社もあるが、各年度の1回分ずつしか掲載されていない。
本校のホームページでは、過去5年のすべての過去問を見ることができるが、自力で学習するのに十分な解説が掲載されていない。したがって、過去問演習を自力で行うには、いろいろ不都合が生じやすい。
信頼できる指導者に、本校を目指していることを早めに知らせ、過去問の取り組み方やスケジュールなどを考える必要があるだろう。

・難易度を見極める力の養成
本校の算数では、受験者平均点・合格者平均点が大きく下がることがある。
また、難易度が高い問題が出題されることもある。問題の難易度をしっかり見極められるようにしておく必要がある。自分で見極められるようにするには、難しい問題を経験しておくことも大切である。
難問にたくさん取り組む必要はないが、模試で正答率の低い問題にもある程度は触れておくとよいだろう。

・基本事項の徹底
年度にもよるが、難易度が高い問題が比較的出題されやすいので、基本問題での失点は大きな影響を与えることになる。
分野を問わず、基本から標準レベルの問題はしっかり解けるようにしておかなければならない。
6年の秋以降には、ある程度難しい問題にも取り組む必要があるので、苦手な分野は早めに克服したいところ。
夏休み中には、各分野の標準的な問題に触れて、理解不足になっている分野がないか確認しておくとよいだろう。

・数の性質の対策
数の性質に関する問題は、標準的な問題だけでなく、かなり難しい問題も出題されている。
難しい問題は、数学的な要素のある問題や原理・本質を深く理解していないと解けない問題など、男子上位校で出題されるようなタイプである。
解法の丸暗記ではなく、きちんと理解するということに、強くこだわった学習を心がけたい。
余力があれば、男子上位校の問題に触れてみると効果的である。

・図形の問題の対策
平面図形・立体図形どちらもしっかり対策をする必要がある。
平面図形に関しては、特定の対策をするというよりは、多くの問題に触れて経験を積むことが大切である。できなかった問題は、ポイントがどこにあるのかきちんと確認しながら学習しておくことが重要である。
立体図形に関しては、粘り強く考えることが大切である。解けないからといってすぐに解説に頼るのは好ましくない(もちろん程度にもよるが)。
十分に手と頭を動かしてから解説を見るようにしないと、なかなか出来るようにならないのがこの分野の特徴でもある。

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2015年度「晃華学園中学校の算数」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

本校は、難易度が高めの問題を出題しつづけてきた。
従来であれば、難易度を見極めて、解きやすい問題を選択しながら解いていく必要があった。しかし、去年度に引き続き、今年も易しい問題が多かった。
問題量も多くはないので、時間に追われる心配はないだろう。
今後もこの傾向が続くのか気になるところである。

【大問Ⅰ】小問集合

  • 時間配分:6分

(1)は計算問題。
(2)は平面図形に関する問題。図形の基本的な性質が分かっていれば易しい。
(3)も平面図形に関する問題。太線の長さから、円Oの半径を求めればよい。
(4)は基本的な通過算。
いずれも易しい問題なので、短時間で確実に正解すべきである。

【大問Ⅱ】数の性質

  • 時間配分:8~10分

余りに関する問題。
(1)は、文章にしたがって計算すればよい。
(2)では(1)の考え方を利用して考える問題。晃華らしい出題の仕方である。
テーマのはっきりした良問である。この考え方を深く理解しておくことは、非常に重要である。

【大問Ⅲ】文章題

  • 時間配分:7分

(1)は線分図を書いて考えればよい。定番問題なので、確実に正解したい。
(2)もよく見かけるタイプの問題である。十分に練習している受験生であれば、迷うことなくスラスラと解き進めることができるだろう。苦手な受験生はやや苦労するかもしれない。

【大問Ⅳ】平均に関する問題

  • 時間配分:5分

平均に関する定番問題である。この問題がスラスラ解けないようでは困る。
(1)は単に計算するだけの問題。
(2)は、定石通りにつるかめ算を利用すればよい。もちろん消去算で解いてもよいだろう。

【大問Ⅴ】規則性

  • 時間配分:8分

碁石に関する規則性の問題で、様々な規則を発見することができる。
この問題では、白の碁石と黒の碁石の個数を別々に求めようとすると考えやすい。
ななめの方向から見ると、どちらの色の個数も平方数になっていることに気付く。
例えば、4番目なら、白の碁石は3×3=9個、黒の碁石は4×4=16個である。

(1)(2)は、白の碁石と黒の碁石の個数を別々に求めれば、簡単に答えにたどり着ける。
(3)では、625=25×25ということに注目すればよい。
(4)について。1番目から順に見ていくと、白の碁石と黒の碁石の個数の差が、1,3,5,7,…となることに注目すれば解ける。もちろん隣り合う平方数の差に注目してもよいだろう。

攻略のポイント

去年に引き続き、易しい問題が多く、時間にも余裕がある問題であった。試験時間が半分近く余った受験生もいたと思われる。このため、高得点での勝負となり、1つのミスが大きな影響を与えることになった。
問題は易しいが、間違えられないという意味では厳しい入試ともいえるだろう。よく見直しをして、確実に得点していくことが大切である。
また、分かりにくい問題も時間をかけて調べれば、答えが見つけられるので、最後まであきらめない姿勢も重要であった。

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