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公文国際学園中等部 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2014年度「公文国際学園中等部の英語」
攻略のための学習方法

[語彙・イディオム]
英検2級用の単熟語集を繰り返そう。
短文空所補充は空所だけでなく、英文そのものにも難しい単語が含まれているため、単語力がないと選択肢の英単語だけが分かっていても答えを絞り切れない。
【大問1】の短文空所補充問題だけで配点が「30点」あるため、なんとか克服したい。
ある単語の派生語・反意語や、綴りを混同しやすいものなどを自分でまとめ直すのも効果的だ。
また、単語集・熟語集を眺めているだけでは、なかなか覚えられないため、覚えにくいものは音読をしながら、手を動かして何度も書いてみるとよい。
また、英検2級用の単熟語集には音源が付いているものを使用しよう。さらに耳から入ってくることで記憶の定着度が高まる。

[語句整序問題]
5つの語句の並びかえであるので、それほど語数が多いわけではないが、基本的な構文を覚えていれば解けるという作り方もされていない。
英文の基本的な骨組みをどう組むか、という視点を身につけてよう。
具体的には、頭から英文を作るのではなく、まずは動詞を中心に英文の基本的な骨組みから組み上げていくというプロセスを身につける必要がある。
他動詞の目的語を取る性質や、節と節を結びつけるためには接続詞が必要だという、英語の原理・原則を大切にした勉強が出来ていれば、正答を導くだけでなく、かなりの短時間で解き終えることが出来るだろう。

[長文読解問題]
短時間で4つの英文を読みきらなくてはならないため、かなりの速読力を身につける必要がある。
問われている問題の多くが内容把握であるため、いかに早く正確に、回答に必要な範囲での丁寧さをもって読めるかがポイントとなる。
速読能力を高めるための大きな方針としては、英文を前から句ごとに内容を取っていく読み方(スラッシュリーディング)を身に付けることが必須だ。
このためには、音読学習を勉強の中に取り入れることが効果的といえる。声に出して読む場合、前から内容を取らざるを得ないからだ。
その際には、各文の内容のつながりをしっかり意識するようにしよう。そして、パラグラフごとに一言で大意をまとめる訓練をすることで、読んでいる途中で話の流れを見失わずに無駄な2度読みを排することができるようになる。
また、ニュース記事の読み取りは、いかに効率的に情報検索が出来るかにかかっている。
漫然と読み進めるのではなく、設問から根拠文を探しやすいようにするため、本文を読む際には、「いつ・誰が・何を」といった内容にあとから検索しやすいようマークするなど、設問処理に直結した読み方を確立することが重要だ。
読解の素材に関しては、英検2級教材を使用するだけでなく、出典ともなっている「Time for kids」など、子供向けの英語ジャーナル、新聞を利用すると、触れられる英文量を増やせる。

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2014年度「公文国際学園中等部の英語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

知識問題を素早く解き、4つの読解問題にどれだけ時間をあてられるかが高得点の鍵だ。
また、読解問題の設問については、処理に時間がかかるものとそうでないものが混在している。
設問ごとの時間配分の見極めが重要だ。

【大問Ⅰ】短文空所補充問題

  • 時間配分:10分

語彙・イディオム・語法を問う問題が15題。いずれも英検2級レベルであり、高い語彙力が要求される。
さらに、読解時間をまわすために素早く解き終えるだけの知識の精度の高さも必要だ。

【大問Ⅱ】語句整序問題

  • 時間配分:6分

5つの語句の整序問題が4題。
基本構文を吐き出せば済むという問題ではなく、英語の基本構造から組み上げる力がないと、正解にたどり着くまでに時間がかかりすぎてしまうだろう。
動詞を中心とした文の骨組みをどう作るかを意識した勉強をしよう。

【大問Ⅲ(A)】長文読解問題

  • 時間配分:12分

物語文が素材となっている。細部まで読み取ろうとするとかなり難しい英文である。もっとも、設問を解く範囲であれば、大きな話の流れがわかっていれば、あとは設問の前後をやや丁寧に読むことで正解を導きうる。代名詞の内容を補う問題と和訳問題が記述問題でありやや時間がかかるので、その他の選択式の問題を素早く解いておきたい。

【大問Ⅲ(B)】長文読解問題

  • 時間配分:12分

説明文。雑誌記事が素材となっている。
英文自体は比較的読みやすいが、空所補充・語句整序問題に要求される単語・文法のレベルが高い。
また、英文全体からの内容一致問題があるため、効率的な処理手順を確立しておかないと処理に時間がかかりすぎてしまうだろう。
事後的な情報検索を考えて、本文に適宜マークなどを付けていくと効率が良いだろう。

【大問Ⅳ(A)】長文読解問題

  • 時間配分:10分

説明文。科学ニュース記事が素材となっている。
【大問4】に関しては、[A]・[B]ともに設問リード文が与えられている。
前もって読んでおくことで、本文を検索するというイメージで読むことで効率的に問題処理が出来るだろう。

【大問Ⅵ(B)】長文読解問題

  • 時間配分:10分

説明文。こちらも雑誌記事が問題となっている。
[A]と同様、まずは設問リード文を読解してから本文を読むことで、答えの根拠となる部分が見つけやすくなるだろう。
英文が長いため、話の筋を見失わないように、パラグラフごとにどのような話だったのかを確認しながら読み進めると、無駄な2度読みを排することが出来るだろう。

攻略ポイント

高校卒業レベルである英検2級を想定した問題であるため、知識面のレベルがかなり高い。
語彙・イディオム・文法をどれだけ高められるかが最大のポイントだ。
読解に関しては量が多いが、知識面のレベルが上がれば自ずと正答率が上がってくる。
ただ、限られた時間内に処理することまで考慮すると、英文を前から読み下すという「速読」の力を身につける必要があるだろう。
そして、読解問題ごとに設問処理の特徴をおさえることで、より効率的に点数を重ねることが出来る。

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