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専修大学松戸中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2023年度「専修大学松戸中学校の国語」
攻略のための学習方法

[問題構成]

大問は3つ漢字の読み書き・文学的文章の読解・説明的文章の読解が割り当てられている。素材文は、文学的文章が約6000字、説明的文章が約4000字で計10000字ほどの文量である。

総解答数は50問ほど。おおよそ、漢字10問・文学的文章の読解20問・説明的文章の読解20問といった問題数になっている。また、読解問題の中でことばの知識や文法なども合わせて出題されている。そのうち、記述問題・書き抜き問題がそれぞれ3~4問ずつ出されている。

選択肢は5択だが、内容の相違点がはっきりしているので、無理に迷わせるような選択肢にはなっていない。

[文学的文章の読解]

素材文は学校を舞台にした話が多く、小学6年生にも理解しやすい内容になっている。選択肢問題は紛らわしく見分けづらい選択肢ではないので、読解がしっかりできていれば正解を選べる。記述問題も論述タイプではなく、文中の手掛かりをもとにまとめられるものなので本文を十分に理解していれば難しくはない。

文学的文章の読解力を養おう。

人物の整理――人数・名前・それぞれの関係などを確認する。だいたいの性格も見ておこう。性格が違えばその言動の意味するところも違ってくる。
 
場面の変化――時間・場所・人物の入出などで場面の変わり目を見つける。場面の変わり目を訊かれる問題もある。
 
心情の把握――人物の言動・表情や情景などから、気持ちを読み取る。最も問題にされる部分である。多くの文章を読んで様々な人間の考えに触れておくことがなによりの経験になる。
 
主題の理解――作者が描きたかったことは何か。人間の成長や葛藤・挫折、戦争の悲惨さなど、よく描かれるテーマがある。読書を通じて多くのテーマを見ておくことで、テーマをとらえる力もより付くことだろう。

[説明的文章の読解]

素材文は自然科学や社会科学分野の文章が多く使われている。内容によってはやや難しい用語なども含まれているので、語彙力アップを図っておきたい。
書き抜き問題があるので、キーワードや要点には目印をつけて探しやすくしておくとよい。

説明的文章の読解の基本を身に付けよう。

段落の整理――形式段落を意味段落にまとめる。意味段落の内容を小見出しのよう
       に書いてしまうとわかりやすい。
 
要点と細部――段落の中で最も重要な1文を見つける。傍線などで目立つようにしてお
こう。説明や言い換えなどは細部にあることが多い。
 
要約と要旨――要点をつなげて要約ができる。要約のなかで筆者の最も言いたいことが要旨である。つまるところ、要旨を読み取るのが一番の目的である。

[記述問題]

30~60字ほどでまとめる問題が出されている。「あなたはどう思いますか」といった論説タイプではないので、文中の重要点をまとめることで答えられる問題が多い。人物の気持ちや行動の理由、要点や筆者の意見など、探しやすいように印をつけて素早くまとめられるように、類似問題をこなしておこう。

[知識問題]

大問の最初に知識問題が置かれるパターンが続いている。文学的文章では擬声語や擬態語・熟語の組み立て・慣用句・助動詞など、説明的文章では接続詞・類義語や対義語・部首や画数・文節のつながりなどの問題が、読解問題と合わせて出題されている。文中に紛れているので、先に知識問題だけ終わらせる作戦は取りづらい。読みながら、チェックだけはしておこう。

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2023年度「専修大学松戸中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

文量は約13000字で総解答数は48問。選択肢が5択なので、それだけ読む量も増えてしまう。書き抜き・記述と書く字数も多くなるので、知識問題や選択肢問題はあまり悩まず、できる部分をどんどん進めて記述に多めに時間を残せるようにしたい。

過去問でペース配分に慣れておこう。

【大問一】漢字の読み書き

  • 難度:標準
  • 時間配分:3分
  • ★必答問題

 お(びた)  ③ 収納   げんみつ   のうたん   たび  

⑥ 群(がって)   降車  ⑧ 規則   混乱   博愛

【大問二】小説の読解

  • 難度:標準
  • 時間配分:25分
  • ★必答問題

入院中に仲良くなった明るく思いやりのある少年壮太との交流を中心に、主人公の心の動きが描かれる。

問一 1. 薬のせいで「うっかり」寝そうになる壮太。

   . 子どもたちの別れが思ったより「あっさり」していた。

   . 心に「ぽっかり」空いた穴。

   4. まだ入院が続くことに「がっかり」しながらも……。

問二 Aは「様態・推定」の意味で、ウだけ「伝聞」である。

問三 B. 採決――「○○を××する」(動作+目的語)→観劇

   C. 陽気――「あかるい気持ち」(形容+被修飾語)→早朝

問四 D. さも~のように――いかにも・まるで。

   E. 手放しで――条件・制限・批判など無しで。

問五 喉が渇いているのに飲むことを制限されている他の子の前で、自分だけ水分を採るのは申し訳なく気が引けるのである。

問六 自分としては「入院前の方が性格はよかった」と思っているので、壮太の意見に完全には同意していない。

問七 この後退院することがわかっているので、「また」という再会を期する言葉は言いづらいのだと思われる。

問八 主人公と居て楽しかった分、別れの場面に長くとどまっているのが辛かった。

問九 子どもにとって「ここでの一日がどれほど長いのか」を先生はわかっていないと感じ、「大人の感覚」で判断しないでほしいと憤慨している。

問十 この「気持ち」とは、直前で独白している「自分はあと一~二週間の入院にがっかりしているが、長く苦しい治療を続けている子もいることを考えると、自分が贅沢を言っていると思わせられる」という心の葛藤を指している。

問十一 壮太は主人公が就寝前のプレイルームでおもちゃをぶちまけて憂さ晴らししていることに気づいていたようである。自分が先に退院して主人公が残されることを考えた時に、少しでも気晴らしになればと紙飛行機を作っておいたのだと思われる。

問十二 直前で書かれている心のうちを手紙にも書いたのだと考えられる。背の小ささを気にしている壮太に、そんなことは壮太の本質と何の関係もなく、壮太は明るく皆を楽しませてくれるすばらしい人間なのだと手紙で伝えたのだろう。合わせて、「これ以上ない暑い夏が、今、始まろうとしている」という表現から、自分も退院したらまた遊ぼうといった内容も書かれていると思われる。

問十三 エ. 視点は常に主人公に設定されているが、会話文や地の文の独白などにより登場人物の気持ちが読み手によく伝わるように書かれている。

【大問三】論説文の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:22分

「時間」の認識には大人と子どもで違いがあり、時間の厚みの感覚には主体性が関係していると述べている。

問一 1. 前段落の内容を詳しく解説しているので「つまり」。

   2. 考えるための例を挙げているので「たとえば」。

   3. お母さんがいうままに、「あるいは」兄妹や友人たちにさそわれるままに……。

   4. 子どもが必ず経験しなければならない世界である。「だから」主体的に十分見せるのがいいのではないか。

   5. 主体的に十分経験すると早く卒業する。「しかし」、親が介入するとなかなか卒業できない。

問二 A. 感情――理性

   B. 危険――安全

問三 彼らも――わかっているのである。

問四 Ⅰ. もんがまえ  . 九画

問五 時間をもう少しはっきりとしたものにするために、人間は「時間を区切ること」を始めた。

問六 物は誰かが占領すれば他の子はあくまで待っていなければならない。誰かが使えば他の者は使えない。しかし時間だけは他人と取り合いしなくてもよい……などの論説から、選択肢イが最も合う。

問七 ブランコはぼんやりしていると次の子にゆずれと強制される。玩具も空いていたら誰かに貸してと言われる。時間は誰も借りに来ないが、無為にしているとどんどん過ぎて取り戻せない→選択肢エ。

問八 「幼児たちは、~大人のもつ時計によって区切られた時間とは異なる時間を生きているようだ」と、その違いをおもしろいと感じているようである。

問九 子どもは「熱中」して時間を「早く・短く」感じているのでそんなに遅れているという感覚が無く、大人に叱られても心中はピンとこないのである。

問十 「見るともなくテレビを見る」ような時間の使い方は、主体的に見ているのではないので時間の「厚み」というものが感じられないのである。

問十一 いろいろな「葛藤と対決していくこと」によってこそ主体性が得られる、とある。

問十二 ウ. 時計で測る時間にとらわれ能率ということにこだわり始めると、子どもたちの主体的な時間を奪ってしまう危険性が生じてくる……という主張と合う。

攻略のポイント

説明的文章・論理的文章の両方が出題されること、書き抜き問題・記述問題が大きなポイントになること

以上の2点を意識しながら、読解力をつけられるようできるだけ多くの文章に触れて、記述問題の字数に合わせた練習も積んでおきたい。10000字という文量にも慣れが必要である。

言語事項も一定数出題されて配点もそれなりに大きいので失点するともったいない。基本レベルでよいので全般的に頭に入れておくこと。

漢字の配点も小さくはないので、手を抜かずにしっかり覚えよう

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