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芝浦工業大学柏中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2018年度「芝浦工業大学柏中学校の国語」
攻略のための学習方法

問題構成

大問3つに、漢字の知識・小説の読解・論説文の読解がそれぞれ割り当てられている。
小説6000字前後・論説文2500字前後の計8000~9000字ほどの文量で、総解答数は30問ほど。
設問は選択肢・文の並べかえ・内容補充・記述など。特に記述は、自分なりの例を挙げて主題や要旨のポイントを考えさせる問題が出されており、やや難しい。

漢字の知識

漢字の書き取りと、読みと部首の組み合わせで漢字を考えさせる問題が、ここ数年よく出されている。過去問でこのパターンによく慣れておこう。

 小説の読解

ここ数年は宮沢賢治の作品がよく用いられている。
内容理解の選択肢問題と、文章の一部を並べ替える文脈の問題、記述問題が出されている。ことばの知識の問題も数問含まれている。
記述問題は自分の言葉で答える問題や、その答えを選んだ根拠を示す問題などが見られ、論説記述に近い内容になっている。ともあれ、本文の読解が十分にできていることが前提であるので、まずは文学的文章の読解の実力をつけよう。

・人物の整理
人数・名前・それぞれの関係などを確認する。だいたいの性格も見ておこう。性格が違えばその言動の意味するところも違ってくる。

・場面の変化
時間・場所・人物の入出などで場面の変わり目を見つける。場面の変わり目を訊かれる問題もある。

・心情の把握
人物の言動・表情や情景などから、気持ちを読み取る。最も問題にされる部分である。多くの文章を読んで様々な人間の考えに触れておくことがなによりの経験になる。

・主題の理解
作者が描きたかったことは何か。人間の成長や葛藤・挫折、戦争の悲惨さなど、よく描かれるテーマがある。読書を通じて多くのテーマを見ておくことで、テーマをとらえる力もより付くことだろう。 

論説文の読解

例年、文量は2500字ほどと少なめで段落番号も振ってあるので読みやすくなっている。社会科学・人文科学の文章が多い。
論理的文章なので、接続詞の問題・抜き出した文を適切な箇所に戻す問題が毎年出されている。
記述問題は、自分なりの例を一つ出させて、それをもとに要旨を説明させるという問題がよく出されている。文章の要点・要旨をしっかり読み取ることが重要なので、読解のポイントをつかんでおこう。

・段落の整理                                            
形式段落→意味段落へのまとめ。意味段落の内容を短くタイトルにしてつけてしまえば、段落のつながりや論理の流れがわかりやすくなる。

・要点
各段落の最初と最後に特に注意しながら、要点をチェック。自分のやりやすい方法で良いので、傍線を引くなどしてすぐ探せるようにしておくことはやはり有効である。別の言葉で言い換えた部分と線で結んでおくなどするのも良い。

・要旨                                               
要点をまとめれば全体の要約ができる。その中で筆者の最も言いたいことが要旨である。特に記述問題は要点・要旨から字数に合わせて抽出し、まとめて答えとなる場合が多い。説明的文章の読解は結局は要旨の把握が求められている。 

試験の特徴

本校の試験の特徴的な部分によく慣れておくことが重要である。漢字の部首を絡めた問題や、先に述べた記述問題なども本校の個性ともいえるパターンとなっている。
また、論説文の読解では、文中の漢字の誤用を見つけさせる問題が例年出されている。後で気づくとまた読み直すはめになるので、まずこの問題があるかどうかを確認し、一回目の読みで探しながら進めるのがよい。
今後もこのパターンが変わらないとすれば過去問で慣れておくことが肝要となるので、できるだけ多くの過去問を入手して十分に練習しておかれたい。

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2018年度「芝浦工業大学柏中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

総解答数は32問。選択肢の問題は標準的だが、漢字や記述問題には特有の形がありやや時間を取られる部分かもしれない。素材文も計8000字ほどと少なくはないので、速読を鍛えて記述に時間を残せるようにしたい。設問を先に確認するべき問題があるので注意。

【大問1】漢字の書き取り・部首の組み合わせ

  • 難度:標準
  • 時間配分:4分

問一 必至――必ずそうなること。避けられないこと。「必死」との書き分けでよく出される。

   供える。「備える(具える)」との書き分けで問題になる。

問二 「木」へんに「古」で「枯」。

   「言」へんに「青」で「請」。

   「さんずい」に「同」で「洞」。

   「確」を思い浮かべればよい。

<時間配分目安:4分>

【大問2】小説の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:19分
  • ★必答問題

人間の押さえきれない欲望・嗜好が描かれるちょっと不思議な物語。

問一 まず、直前の「ほそ長い沼」の説明がある。次に「その中に」と受けるが来て、とつながる。最後
   にを置いて、直後の文にうまくつながる。

問二 ハサミなどは「一丁・二丁」と数える。机・椅子は「脚」で数える。

問三 チョウザメが出たというのが嘘だったがどうかが確定的ではないのでbが誤り。理由としては、「評判」
   があったことが挙げられる。リチキ一人の発言だけなら「評判」は立たない。だれかほかの人も見た可能
   性がある。

問四 毒で殺すという方法はいわば大量殺りくであり、残忍であるし魚の乱獲にもなる点があまりに乱暴であ
   る。

問五 死に方を表した言葉なのでの「美しく」とかの「いい状況」などは合わない。的確な表現であるとい
   う、言葉としての機能を褒めたが適切であろう。

問七 着任後に熱心にパトロールしたりと、仕事ぶりは真面目である。また、犯人が捕まらない状況を「名誉に
   関わる」とも言っている。結果、自分が罰せられることになっても署長としての責務を果たしているので
   ある。

問八 警察署長という職にありながら、自らの楽しみを捨てられずに犯罪を犯し、結果として処刑されてしま
   う。自ら罪を名乗り出てもいる。そこまで欲望に忠実に生きられる性格に、極端に言えば「潔さ」のよう
   なものを感じ取れないだろうか。人間の「業」を描いた物語と捉えられ、は考えられる意見で
   ある。は的外れ。

<時間配分目安:19分>

【大問3】論説文の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:22分
  • ★必答問題

世界の多様な文学を「世界文学」として読む意義を論じている。

問一 この問題は本文を読む前に確認し、読解しながら探すと効率が良い。10段落・解結→解決。

問三 「世界文学」として読まれると、国内で読まれるときの「発祥地の文脈」だけの評価とは異なり、「人種
   や文化、言葉の壁を超えて共有されるテーマや問題意識」と結びつけて価値が見極められるので、アの内
   容が合っている。

問五 認識や価値は相対的なものであるとする考え。相手の考えが自分と違っていても「そういうものだ」と
   「介入しない」。

問七 アッピアの意見について書いてある14段落~19段落の内容がの意見と合う。

問八 「グローバル化による衝突」と言っているので、民族・宗教の違いによるテロや紛争などの例が考えら
   れる。

    アッピアは「発祥地の文脈」と「広く共有できる問題意識」の橋渡しをすることが「世界文学」 
   の意義であると述べている。「一つの文学作品を共有すること」で「価値観は共有できないが、一緒に話
   をしていかなければならない世界の人々」と「価値観を語る言葉を共有できる」のではないか、と考えて
   いるのである。

<時間配分目安:22分>

攻略のポイント

ここ数年は試験の形式がほぼ一定である。漢字の部首を絡めた問題や、記述問題の一定のパターンが今後も続くと考えれば、過去問で徹底的に研究し、慣れておくことがなによりの攻略法となる。過去にさかのぼって何年かごとの傾向の変化を見ておくことも大事なこととなる。

形式だけでなく問題の難易度自体もやや難しい場合があるので、読解の実力を十分につけておくことも当然のことながら大事である。地力をつけると同時に、他校とは異なるパターンの問題に十分慣れること。本校の試験対策で意識しておいてほしいところである。

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