（１）イロハモミジの種子の絵を選択する問題。風に飛ばされやすいように羽のようなつくりになっていることが特徴。

（２）①記述問題。25℃では発芽しているが5℃では発芽していない。光は発芽に関係していない。

 　 ②記述問題。5℃から25℃への変化は、冬から春への季節変化を再現している。

 　 ③20字以内指定の記述問題。実験結果から、最後に光合成に必要な光を当てたものだけ発芽している。

 　 ④光発芽種子に関する選択問題。

 　 ⑤光合成で作られたでんぷんを確認するために用いる薬品は「ヨウ素液」。

（３）150個の種子から9個で発芽したので、9÷150　より、6％。

（４）硬実種子の利点についての選択問題。

（５）グラフの数値を読み取った上で、問題文の指示通り、「葉の面積の増加量×草だけの増加量」を計算して比較すればよい。

植物の発芽と成長に関する出題。知識、グラフの読み取り、記述、計算といろいろな力が試される内容になっている。

（１）    さそり座の1等星は「アンタレス」。

（２）　地球が反時計回りに自転することにより、太陽は東から上り西に沈むよう　に見える。これを太陽の「日周」運動と呼ぶ。

（３）　南中時刻が8分遅いことから東経が2度小さな138度、南中高度が1度高いことから、北緯が1度小さな35度。

（４）　太陽の像が動いてしまう原因は、地球の自転。

（５）　記述問題。太陽の黒点は周りよりも温度が低い部分。

（６）　10cm÷4㎜＝25なので、140万÷25　より、56000km。

（７）　記述問題。表とグラフを読み取ると、太陽の黒点の数は約10年周期で増減を繰り返している。

（８）　時事的な内容を含む問題で、太陽フレアによる我々の生活への影響を選択する問題。太陽フレアにより、電気や磁気に関する事象に影響があり得ると言われている。停電・GPSへの影響・オーロラの3つが関連する。

星・太陽などの天体に関する出題。計算問題や記述問題、時事問題も含まれる。天体の見かけ上の動きを地球の動きと関連づけて考えることができるかが大きなポイント。

（１）　A：「光合成で増加」より酸素 B：「空気中に最も多い」より窒素 C：「はく息の中に多い」より二酸化炭素   D：「虫さされの薬に含まれる」よりアンモニア E：「マグネシウムが溶ける」より塩化水素

（２）　酸素の発生に必要な薬品は二酸化マンガンと過酸化水素水。

（３）　窒素は水にほとんど溶けないので水上置換法で集める。

（４）　記述問題。石灰水に二酸化炭素を通すと白く濁る。

（５）　アンモニア水はアルカリ性なので、赤色リトマス紙が青く変化する。

（６）　計算問題。金属がすべてマグネシウムとすると2.0Lの水素が発生する。2.4Lの水素が発生したことから、差の0.4Lはアルミニウムが混ざっていることによると考えればよい。

（７）　ⅰ）酸性・アルカリ性・中性を判別するにはBTB液を用いる

　  　ⅱ）記述問題。アンモニアと塩化水素は水によく溶ける。酸素と窒素はほとんど溶けない。二酸化炭素は少し溶ける。

　　  ⅲ）記述問題。酸素と窒素を見分ける実験を考えればよい。火のついた線香を入れて炎を上げて燃える方が酸素。

気体の性質と発生に関する出題。中学入試に頻繁に登場する気体の基本的な性質や発生方法および指示薬の色の変化が理解できているかが問われている。

（１）　資源が無くなる心配のないエネルギーを「再生可能エネルギー」と呼ぶ。

（２）　記述問題。夕方になると太陽光の当たる角度が小さくなる。

（３）　記述問題。火力発電によって発生する二酸化炭素は温室効果ガスとよばれ、地球温暖化の原因である。

（４）　「コンピューター」を常に使用することが電力不足につながる。

（５）　電流の単位は「アンペア」。

（６）　（a）回路図を完成させる問題。電流計は回路に直列につなぐ。

　　   （b）抵抗の大きさと電流の関係を調べるので、乾電池の数が同じ回路で比較する必要がある。

　　   （c）電圧と電流の関係を調べるためには、豆電球の数が同じ回路で比較すればよい。

　　   （d）グラフを作成する問題。電圧と電流は比例の関係がある。

（７）　4つの回路における豆電球の明るさを比較する問題。3番目の図では、電気抵抗が1.5になる。4番目の図ではショートされているために（ク）には電流が流れないことに注意。

前半はエネルギーに関する出題。時事的な内容も含まれるが、常識的なものであり正答したい。後半は電気回路についての出題で標準的な内容。