横浜共立学園中学校

中学受験専門プロ家庭教師が語る

横浜共立学園中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

横浜共立学園中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、A方式

受験の攻略ポイント

神奈川県の女子難関校。どの科目も、標準的な問題を難なく解けるようになるとともに、各科目それぞれ、横浜協立学園の傾向に合わせた対策を十分にとっておこう。

算数 難問が少なく典型的な問題が中心であるが、試験時間はやや短いため、素早く正確な「処理能力」が求められる。
国語 「説明記述問題」は、まとめ方に「要領」が必要なものが多いため、対策が必須。
社会 時間と解答数を考え合わせると、相当な「スピード」と「処理能力」の高さが求められる。
理科 細かい知識より思考力を重点的に評価しようとする傾向のため、物事に筋道を立てて考える習慣を養っておく必要あり。

算数の攻略ポイント *

  • 試験時間: 45分
  • 満点: 100点

本校では、平面図形、立体図形、割合、速さに関する問題がよく出題される。大型問題での出題分野に偏りが見られるので、これらの分野はシッカリ押さえておきたい。ただし、B方式の出題傾向・レベルは、A方式とは異なるので注意が必要である。

2019年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算と一行問題 標準 13分
【大問2】仕事算 標準 5分
【大問3】速さ 標準 11分
【大問4】図形の移動 標準 7分
【大問5】立体図形 標準 9分

国語の攻略ポイント *

  • 試験時間: 45分
  • 満点: 100点

※本校は例年、2回の試験が実施されているが、ここは全て「A方式」についての説明。
「小説」(あるいは「随筆」)、「論説文」(あるいは「説明文」)、「漢字問題」、各1題の大問3題という出題形式が定着している(2019年度も同)。解答数は35前後(本年度は昨年度と同じで34。)。文章量は5000~6000字程度(本年度は昨年度よりは一気に増加して約6100字)。「解答形式」は、「選択肢」「空所補充」「抜き出し」、「事項記述」(昨年度久々に出題されたが、本年度は未出)、「説明記述」(例年5~7問程度。本年度は5問、「創作記述」あり)、「総合的知識問題」など。本校の特徴は、「説明記述問題」にある。「記述すべき内容」がつかめても、いざまとめようとするとうまくいかない。まとめ方に「要領」が必要なものが多いのだ。尚、一昨年度、「抜き出し問題」が唐突に10問も出題され、「すわ、新傾向か?」と注目されたが、昨年度から落ち着きを取り戻し、本年度は5問(が、油断はできない)。そして、他校に比べて「時間」が短いことにも要注意(「50分」の学校が多い)。いずれにしても、本校に備えた「万全の対策」が必要になる。100点満点。試験時間は多くの学校より短い45分。

2019年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】「漢字の読み書き」(「読み」3問・「書き取り」5問) やや難 2分
【大問二】「小説の読解」(「創作説明記述」「抜き出し」あり) やや難 22分
【大問三】「論説文の読解」(「説明記述」「総合的知識問題」あり) 標準 21分

社会の攻略ポイント

  • 試験時間: 40分
  • 満点: 100点

※本校は例年、2回の試験が実施されているが、ここは全て「A方式」についての説明。

「地理」「歴史」「公民」の3単元、そして「時事」からも出題される。大問は例年4題(2018年度も同)。「3単元各対応」3題と「単元融合型総合形式」1題(本年度も同)。全解答数は50程度(本年度は48)。

単元別配点比率では、「歴史」が主流(本年度は4割)で、以下、「地理」「公民」がほぼ同じで(本年度はともに3割弱)、「時事」はわずかだ。設問では、「リード文」や「単一テーマ」についての「説明文」、それに関する様々な「地図」「地形図」「統計資料」「写真」「図版」などからの各単元に対応した「小問」が並ぶ(本年度は「統計資料」「写真」がなかったが、、2年間出題なしの「地形図」が復活)。

解答形式は、「選択肢」(「不適切」「組み合わせ」「複数完全解答」あり)、「事項(人名)記述」(「漢字指定」あり)、「年代整序」、「説明記述」(例年数問程度。本年度は4問)などだ。

最大の特徴は、「平易な問題」の中に突然「超難問」が現れること(本年度は特に「歴史」)。「設問」にも一筋縄ではいかない「クセ」があり、一瞬、気が動転してしまう可能性がある。時間と解答数を考え合わせると、相当な「スピード」と「処理能力」の高さが求められる。

100点満点。試験時間は40分。

2018年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「総合」(「地理」「歴史」「公民」。「説明記述」あり) 標準 11分
【大問2】「地理」(「地形図」「県名記述」」あり) やや難 8分
【大問3】「公民」(「時事」3問あり) やや難 8分
【大問4】「歴史」(「人名記述」「複数完全解答」あり) 13分

理科の攻略ポイント *

  • 試験時間: 40分
  • 満点: 100点

大問1は各分野からの○×式問題、大問2~5では物理・化学・生物・地学の4分野から出題された。今年度の大問は、化学分野では「水の三態変化」、物理分野では「輪軸の働きと自転車のしくみ」、生物分野では「植物の育ち方」、地学分野では「星の動き」がテーマであった。例年各分野からまんべんなく出題されており、特定の分野だけにこだわることなく、すべての単元をしっかり学習することが大切である。

2019年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】小問集合 6分
【大問2】化学 水の三態変化 標準 8分
【大問3】生物 植物の成長 やや難 8分
【大問4】地学 星の動き 標準 8分
【大問5】物理 輪軸のつり合い・自転車のしくみ やや難 10分

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学校概要

学校 横浜共立学園中学校
偏差値 2019予測偏差値57(四谷大塚80%)・56(サピックス80%)
併願校 慶應義塾湘南藤沢中渋谷教育学園渋谷中洗足学園中が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低65%はクリアしよう。出身塾別で見ると、日能研が多く、四谷大塚・サピックス・早稲田アカデミーが続いている。
進学実績 横浜国立大・横浜市立大・東大を始めとした国立大に10%、早稲田大慶應義塾大上智大に90%以上、MARCHに110%が合格している。
その他 高校での募集を行わない完全中高一貫校。神奈川の女子御三家のひとつ。キリスト教に基づく教育方針となっている。
基本情報 所在地 〒231-8662 神奈川県横浜市中区山手町212
最寄駅 JR「石川町駅」徒歩10分・JR「保土ヶ谷駅」「桜木町駅」よりバス地蔵坂上1分
連絡先 045-641-3785
沿革 明治4年開校。
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