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西武学園文理中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2025年度「西武学園文理中学校の算数」
攻略のための学習方法

[基本的な前半と手強い後半]

西武文理中学の算数は、かつてははじめから難問が並ぶという、今でいう「栄東(東大選抜)」のような水準の問題だった(西武文理は客観式の解答用紙だったが)。時間の経過とともに以前ほどの難問レベルは影を潜めたものの、テストの前半を占める「基礎~中程度」の問題と後半の難問を含む問題では多少難易度に幅があるようだ。通常テストというのはそのように出来ていることが多いが、西武文理はそのギャップがいささか大きく、合格を第一義に考えるのであれば、前半の問題をそつなく正解し、他科目での落ち込みをなくせばその希望は果たせるだろう。ただ、なんとか算数で点数を稼ぎたいと言うことになると、後半の問題群も無視することは出来ず、いくらかでも正解して得点を重ねておきたいところだ。

[まずは前半攻略を]

この時期、受験勉強をしっかりと積み重ねてきていれば【大問1の計算問題から【大問3】【大問4くらいまでは高い確率で正解できているものと思われる(2018年度【大問3(3)は難問)。
ここまでで問われているのは、どの分野に関してもまんべんなく解くことが出来るという基本的な力の確認であって、受験生それぞれのカリキュラムに沿ったまとめのテキスト、たとえば「四科のまとめ」のような典型題を総ざらい出来るテキストを一通りやり終えて自分のものにしておければ大丈夫だろう。これは受験生としては義務に近いノルマであって、誰もが仕上げた上で受験に臨むと思われる。
分野で注意したいのは「平面図形」で、5年生あたりで習う「角度」「面積」など、受験時代の前半に習う単元もきっちり出来るようにしておきたい。

[後半の難問はねばり強く]

2020年度だと【大問5】【大問6】、2018年度は【大問5】【大問6】、2017年度であればやはり【大問5】【大問6】は基本レベルを超えた、応用力を必要とする「やや難」レベルの難問と言えよう。さらに、2018年【大問3】(3)、2017年【大問4】(1)も後半の大問に匹敵する難度を持っている。
これらの問題を克服し、算数で80点以上の点数をとる戦略は生徒それぞれの判断に任せて良いと思う。
算数が得意な生徒には、解いていけないというほどの高難度ではないし、東京の学校を第一志望としている生徒にとっては格好の練習材料となるだろう。入試問題集を集めたものや塾などの応用問題集を解くことで全問とはいかずともねばり強く条件を整理できれば正解にたどり着くことが出来るだろう。
算数で無理をして点数を取らなくても良い生徒の場合、4科目のバランスがよい、または、算数が少し苦手である、という場合はあまり深追いしない方が良いだろう。【大問4】までをきっちりと解いて、あとは見直しにあてるというのも合格するための戦術であり何も恥じることはない。
テスト攻略に対するそれぞれの意識は違ってはいても最後まで努力を続けてとれる問題を増やすと言うことには変わりはない。悔いのないよう受験勉強を完遂しよう。

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2025年度「西武学園文理中学校の算数」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

テスト時間は50分で大問数は5、小問数は19、問題数に対して十分な時間があると思われる。まずは、前半の計算と独立小問をミスのないよう落ち着いて取り組むことを心がけて欲しい。大問の中には式や考え方を記述する欄が設けられている問題も見られる。日頃から、式・図・考え方を残す練習を行って欲しい

【大問1】計算問題・速さの計算

  • 難度:
  • 時間配分:8分
  • ★必答問題

(1)整数の計算

(2)整数・分数・小数の混合計算

(3)百の位・十の位・一の位に1、4、9がそれぞれ2回ずつ出てくることから、与式  =(1+4+9)×111×2÷6=518となる。

(4)漢数字を数字に直し、分数で表した上で約分すること。

(5)速さの計算。6×3÷15より、1.2時間。

計算問題が4題。速さに関する基本問題が1題。昨年は濃さの計算が含まれていた。慌てることなく、ミスのないスタートをしたい。本校の算数の出題では、計算問題の占める割合が高い。毎日5題~10題の計算練習を行って欲しい。単位の計算問題の練習も取り入れること。

【大問2】小問集合(約束記号、推理、割合の文章題、平面図形、立体図形)

  • 難度:標準
  • 時間配分:10分
  • ★必答問題

(1)約束記号 [8.15]=8なので、[□]=6である。□として最大の数は、6.99。

(2)推理 A、B,Dがうそをついているとすると矛盾が生じることから、うそをついているのはCとわかる。

(3)割合の文章題 2024年の男子の入学者数は、75×1.4×1.4より、147人。2024年の女子の入学者数は、219-147より、72人。2022年の女子の入学者数は、72÷1.2÷1.2より、50人。

(4)平面図形 五角形の内角の和が540度であることを利用。 

(5)立体図形 面AEFBの面積が上から、3:1:2に分かれるので、体積も3:1:2に分かれる。

約束記号・推理・割合の文章題・平面図形・立体図形、以上5単元による小問集合。(2)の推理以外は、標準レベルの問題であり、しっかり正答したい。

【大問3】速さと比

  • 難度:標準
  • 時間配分:12分
  • ★必答問題

(1)Aさんが忘れ物に気付くまでの時間と学校に着くまでの時間は、速さの逆比になるので、3:2となる。3時10分に学校に着いたので、10×3/5=6より、忘れ物に気付いた時刻は15時6分。

(2)Bさんは家から公園の半分の地点まで、分速50mで9分歩いたので、その道のりは450m。そこから公園までの450mを6分で歩いたので、450÷6=分速75m。時速に変換すると、時速4.5km。

(3)Aさんは学校から家まで時速4.5kmで25分歩いたので、学校から家までの道のりは、4500×5/12より1875m。学校からBさんの家まで時速3kmで12分かかったので、道のりは、3×1/5より600m。学校からBさんの家を通って公園までの道のりは、600+900より1500m。従って、1875:600+900より、5:4となる。

速さと比についての出題。書かれてある内容がやや複雑なので、その整理と理解が大きなポイントとなる。一つ一つの処理そのものに難度の高い部分はない。(1)における「道のりが同じとき、速さの比とかかった時間の比は逆比になる」という考え方は、速さの問題を解くときに非常に大きなポイントである。しっかり身につけて欲しい。

【大問4】速さ・平均

  • 難度:標準
  • 時間配分:8分
  • ★必答問題

(1) 1マイル=1.6kmなので、1kmは、1÷1.6より、0.625マイル。

(2) 記述問題。時速166.4km=時速104km。6球目~10球目の合計は、104×5よ520マイル。520-(90+110+95+120)より、10球目は105マイル。

(3) 1球目~5球目の合計は、520×0.9より、468マイル。468-(88+91+93+96)より、3球目は100マイル。

速さおよび平均に関する問題。マイルとkmの変換については、問題に書かれており、(1)はその変換に関する問題。ここで間違えると(2)以降に影響が及ぶので、確実な計算が求められる。(2)(3)は「合計÷個数=平均」という基本的な計算が身につていれば正答可能。

【大問5】立体図形

  • 難度:標準
  • 時間配分:12分
  • ★必答問題

(1)容器の厚さが1㎝であることを考慮して計算すると、4×4×11より、176mL。

(2)容器①を置いたときに容器②の水の入る部分の体積は、(7×7-6×6)×7より、91mL。従って、(176+91)÷100より、2.67分。

(3)容器③に水が入る時間は、6-2.67より3.33分。容器③の水が入る部分の底面積は12×16-9×9より、111㎠。従って、3.33×100÷111より、容器③の水が入る部分の体積は3㎝。板の厚さを加えると、容器③の高さは4㎝。板の厚さを加えることに注意が必要。

立体図形の出題。容器の厚さと、容器と容器のすき間の容積を考えることがポイント。落ち着いて考えることができれば、求めるための計算の難度は高くない。問題文と図の読み取りをていねいに行おう。

攻略のポイント

テスト時間は50分で100点満点。7割以上の正答を目指してほしい。
過去のテストの傾向を見ると、年度によっては、やや難度の高い問題が含まれていることがある。本年度も大問2(2)および大問3以降の各大問の後半に、思考力が必要なやや難度の高い出題であったが、それ以外は比較的考えやすいオーソドックスな内容が中心であった。特に、前半の計算問題と独立小問には平易な問題が多く、これを落とさずにしっかりと解けるかどうかが合否を分ける鍵となる。
本番で、合格点はクリアしたい生徒は、塾のテキストや基本~標準的な問題を集めた問題集を仕上げること。また、算数で点数を大きくかせぎたい生徒は多少難度の高い問題が含まれた問題集まできっちりと解きこなして100点を目指してみよう。出題の中には記述を指定している問題も含まれているので、日頃から式や図・考え方をノートに残す習慣を身につけよう。

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