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桐朋高等学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2022年度「桐朋高等学校の英語」
攻略のための学習方法

確実に合格を手にするための学習ポイントを何点かにわたり、以下に述べてみたい。

単語力をしっかり蓄える

難関校合格に求められる最低でも3500単語。具体的には、英検準2級以上のレベルである。特に、一つの単語で多様な意味を有する単語は要注意。例えば、figureという名詞には「人形、人物、数字、(数字の)桁、図柄、形」などの意味がある(同様な単語は他にもたくさん存在)ことなどをしっかり把握しておくこと。そうしないと、英文を正しく読むことができなくなる。また、英単語の根本的な意味を把握しておくこと。例えば、natureという単語がある。大半の受験生の皆さんは「自然」と訳するだろう。もちろん、「自然」という訳をあてはめて適切である場合もあるかもしれない。しかし、難関校の英文をその内容までしっかり押さえるためには英単語の持つ“根本的な意味(根っこの意味)”を 押さえておくことである。そこで、natureの根っこの意味とは何であろう。考えてみると「自然」とは、人間の手が入っていない状態のことであり、まさに「自然な状態」のことである。何も手を入れていない状態という意味から、natureには手を入れていないもともとの状態という意味から「本質、性質、本来、元来」などの意味を含むのである。さらにその形容詞形であるnaturalには「本質的な、本来の」という意味がある。つまり、「今ある状態をさかのぼった起源的な状態」のことを指すのであり、平易な言葉でいえば「もともとの」という意味になるのであり、他の単語で考えると‘original’という単語とほぼ同じ意味となる。このように、単語の本質的な意味を折に触れて理解し、自身の知識として蓄えていくためには、「英英辞典」を使うと効果的であろう。ぜひ挑戦して欲しい。

また、受験生の多くが英語長文に苦労する。その原因として考えられる主たるものは、「文法事項」の基礎的知識が不足していること、又はその知識が十分あったとしてもそれを実際の問題にあてはめる(=アウトプット)実戦力が足りないことが考えられる。そこで、受験生が戸惑い、かつ入試長文に頻出される文法事項の中の一つである「分詞構文」について、一緒に確認してみたい。

 

分詞構文を十分に理解すること

分詞が動詞と接続詞の両方の働きを持ち、その分詞の導く句が副詞句として用いられる場合、分詞構文という。具体的には、文頭に~ingがあり、それが動名詞として主語の働きをしていない場合には、分詞構文と考えるのである。分詞構文の代表的用法としては、ⅰ)時(~のとき)、ⅱ)譲歩(~だけれども)、ⅲ)理由(~なので)、ⅳ)様態(~のように)、条件・場合(~の場合は)などがある。

例えば、ⅰ)について以下のような分詞構文の仕組みについて理解を深めよう。
Seeing me, the dog wagged its tail.(私を見ると(=見たとき)、その犬はしっぽを振った)
という英文を考えてみると、文の前半(条件節又は従属節という)は、接続詞が省略され、主語も後半(帰結節又は主節という)の主語と同じなので省略される、というルールに従って書かれた英文である。したがって、省略された部分を補って考えると以下のようなオリジナルな英文であることを理解して欲しい。
When the dog saw me, it(=the dog)wagged its tail.
この英文が分詞構文を用いて表現すると上記のような英文になるのである。また、-ed(過去分詞)で始まる動詞で始まる分詞構文もあるので注意すること。その場合には、従属節(条件節)が受動態の場合であることも必須知識である。さらに、条件節と帰結節の主語が異なる場合も、機械的に条件節の主語を省略させるわけにはいかない。その場合には、従属節の中の主語は省略させずに残した状態(S1+~ing+~,S2+V+~)で表現するのである。これを「独立分詞構文」という。
以上、分詞構文について概観したが、興味のある受験生は高校生用の文法書で『分詞構文』の項を熟読し、実際の長文に取り組んで欲しい。

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2022年度「桐朋高等学校の英語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問1は、リスニングテスト問題<7分>。
大問2は、長文総合読解問題(説明文)<15分>。
経済活動(物の売買など)における製品名称とそれが顧客に与える影響の関係性について述べた説明文である。
大問3は、長文総合読解問題(説明文)<17分>。
人間はなぜ笑うのだろうか、という命題をテーマに、笑いが与える精神的肉体的影響について述べた説明文である。
大問4は、自由英作問題<11分>。
与えられた日本文を英文に直す完全自由英作問題が2題である。「ここから遠く離れた町」「電話をもらった」「幼なじみ」「思い出話に花が咲いた」などの英訳し難い日本語表現をどのように考え英訳するかがポイントであろう。例えば、「ここから遠く離れたまち」とはfar away from hereとなる。

【大問2】説明文に関する長文読解総合

  • 時間配分:15分

会社や製品には名前があり、その由来を持つものである。また、ビジネスの世界で名前を選び、変更することは顧客に強い影響を与えるものであることについての説明文である。

(問1)適語選択問題<1分>。
伝統的企業はその会社名を何に由来させているのかを考える。

(問2)適語選択問題<1分>。
空欄直後に、For exampleとありBMW stands for Bavarian Motor Worksと続いていることから判断する。

(問3)整序問題<2分>。
整序問題のポイントは、「どのような英文を作るか」である。本問の場合、文脈から判断して「人々が考えることに影響する」としたい。まずは、can influenceと続ける。

(問4)適語選択問題<1分>。
(4)の文頭にあるThese namesとは、直前のBest Shoesと The Shoe Companyのことである。

(問5)下線部訳問題<2分>。
thatは関係代名詞目的格であり、本文のエッセンスはthe most important factor is the emotionである。ここに関係代名詞によって単語に修飾内容が付加されていく。

(問6)適語補充問題<2分>。
本文より、NikeとReebokの社名の由来について考察する。それぞれ、the Greek goddess of victory、a large animal from Africa that runs veryを手掛かりにする。

(問7)適所選択問題<3分>。
設問の部英文は、For exampleで始まっており、words that begin with ℯ- or i-は、soundsに関連する名前であることから判断する。

(問8)文脈把握問題<2分>。
下線(7)の直後に、KFC wanted customers to think about its other products, which are not friedとある。

(問9)適語選択問題<1分>。
飛行機事故を起こした機体を保有している航空会社が社名を変更した理由は、顧客に事故のことをどうして欲しかったのかを考える。

【大問3】笑いに関する説明文の総合読解問題

  • 時間配分:17分

人はなぜ笑うのか。ほほ笑みに含まれる社会学的意味をこれまでの研究成果を踏まえて考察する英文である。結論として、ほほ笑むということが、精神と肉体両面の健康を維持することになるのである。

(問1)下線部内容把握選択問題<2分>。
下線部訳は「単に幸せを示すよりほほ笑むことにはもっとたくさんのことがある」となる。つまり、ほほ笑むということは単に自分が幸福感を感じるだけではないということである。

(問2)適語選択問題<2分>。
2-aは、前置詞としてのas「~として」が入る。
2-bは、according to ~「~によると」は基本イディオムである。
2-cは、「~の理由」を表わすreason forが適切である。
2-dは、「~を最大限に活用する」という意味のmake the best of~とする。

(問3)内容把握問題<2分>。
本文にThe results of their study showed that the women …の文を参考にまとめる。

(問4)適語選択問題<2分>。
本文から判断すると、AbelとKrugerはほほ笑みを3つのレベルに区分していたのである。つまり、no smile、partial smile、full smileの3つである。

(問5)下線部訳問題<3分>。
主語はour smiles「われわれのほほ笑み」である。このような非人間の主語のことを「無生物主語」といい、訳出としては原因や手段に訳すとうまくいく。本問も「ほほ笑みによってわれわれは…脳に信号を送り返すのである」と訳すこともできる。

(問6)文脈把握問題<3分>。
下線部(6)の理由はThis is because …に記載されている。
Gは、「ストレルは66日間にわたってアマゾン川を泳ぎ、26ポンド痩せたのである」となり、本文内容に合致する。

(問7)自由英作問題<3分>。
下線部訳は「それ(ほほ笑むこと)は精神的及び肉体的健康を維持するうえで強力な道具である」である。これに関し自分の考えを「自身の経験」を踏まえて40語程度の英語で表現する問題である。

【大問4】自由英作問題

  • 時間配分:11分

(1)「ここから遠く離れた町へ引っ越したなつかしい友だちから電話をもらった」という英作問題である。関係代名詞主格を用いて「友だち」を表現し、かつ「電話をもらった」より時制が前なので「引っ越した」は過去完了になることに注意しよう。

(2)「僕たちは幼なじみなので、思い出話に花が咲いた」という英作問題である。「幼なじみ」は「小さい頃からの友人であり、今現在も友人である」ことを考えると現在完了継続用法を使う。「思い出話に花が咲いた」とは「思い出話をとても楽しく話すことができた」と考える。

攻略のポイント

英語力のレベルとしては、高校1年生レベルを超えている。単語力も英検準2級はクリアにしてもらいたい。その上で、熟語(イディオム)も英検準2級レベルのものは確実に覚えてもらいたい文法事項としては、不定詞、関係代名詞、比較、分詞、仮定法、分詞(現在分詞・過去分詞)の形容詞的用法などの内容については、高校初級レベルの知識は確実にしておきたい。さらに、長文読解力であるが、400~500単語の長文総合問題(解答時間:15分を目標)を、3日で2題の割合で取り組んで欲しい

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