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法政大学中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2019年度「法政大学中学校の社会」
攻略のための学習方法

問題構成

大問3つに、地理・歴史・政治経済の各分野が割り当てられる形式が続いている。
問題数は地理・歴史が各12~15問ほど、政治経済が5問ほどと地理・歴史が多めの配分になっている。
設問は記号選択・適語記入を中心に、各分野で計4~6問の記述問題が出されている。地図や統計・グラフなどの資料もよく用いられている。

地理分野

地図や統計などの資料が示され、それをもとに日本各地の地形・地名や産業・貿易、気候などについて訊かれている。この分野の記述問題は、示された資料から読み取れることをもとに考えさせるものが多い。中国経済の特徴(2018年度)や農産物の出荷と気温の関係(2019年度)などの出題があった。いずれも統計やグラフなどの資料を読み取って答える問題になっている。
各種資料の多用と記述問題の特徴を考慮して、資料の読み取りに習熟しておくことが重要であるといえよう。単に数字を暗記するだけでなく、そうなる理由やその後の影響なども考えるようにしよう。

歴史分野

リード文や資料文を読んで、下線部や関連する事項について答えていく形である。明治初期(2018年度)や日清戦争・日露戦争(2019年度)など、ある一定の範囲の時代について訊く問題が多くなっている。出来事・人物などについての質問が多い。ここ数年は文化についてや、時代順の並べかえなどの問題は出されていない。
この分野の記述問題も、示された資料をもとに考えられることを説明するようになっている。自分が覚えた事柄についてその仕組みや原因などを1~2行で説明できるくらいの知識は持っておこう。

政治経済分野

一般的な日本国憲法や政治の仕組みについての問題はここ数年出されていない。労働に関する問題(2018年度)や経済連携協定のメリットとデメリット(2019年度)など、国際社会や現代社会での問題点などを中心に訊かれる場合が多いようである。だからといって憲法や政治のしくみを無視するわけにはいかない。あくまで社会科学習の基本として、覚えておく必要はある。そのうえで、本校の試験の特徴を踏まえて、現代社会・国際関係について、特に近年起こった重要な出来事については時事問題集・重大ニュース集などで詳しくなっておかなければならない。
ここでも資料を読み取って答える記述問題が出されているので、地理・歴史分野ともども、「資料から考える」練習を積んでおこう。

まとめ

問題の難易度としては基本事項の問題が多いので、テキストの丁寧な学習がまず第一である。合格者平均点も7割5分~8割近にもなり、高止まりの傾向である。基本事項の問題には確実に答えていくこと、さらに記述問題で得点を積み増すことで、合格点到達を狙いたい。

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2019年度「法政大学中学校の社会」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

総解答数30問で、地理分野13問・歴史分野11問・政治経済分野6問という内訳になっている。1~2行ほどの記述問題が計5問出題されている。問題量はさほど多くはないが、資料が多いので読み取りに手間取らないよう、手早く見られるように練習しておこう。

【大問1】地理分野

  • 難度:標準
  • 時間配分:15
  • ★必答問題

野菜や果物の各県の出荷量について。
(1)・(2) A. アが圧倒的に多く茨城県が2位であることから、レタス。1位は長野県、3位は群馬県。
   . 3位・4位に山形県・岡山県が入っているので、ぶどう。1位は山梨県、2位は長野県。
   C. 1位が山梨県・2位が福島県・3位が長野県で、もも。
   . 1位が群馬県・2位が愛知県で、キャベツ。
(3) ① 長野県は冷涼で他県が暑い時期にも出荷できることから、Y。
    レタスは涼しい気候に向いた作物なので、冬場には平地の茨城県などから、夏場には冷涼な長野県などから多く出荷される。
    露地栽培よりも出荷を遅らせる「抑制栽培」。
(4) ① 川が平らな土地に流れ出た部分で土砂が扇形に堆積する「扇状地」。
    P地点が740mほどで一番高く、Q方向には500~600mほどの尾根が2つあるので、3のようになる。
    果樹園が多いのは扇状地が水はけのよい地質で果物の栽培に適しているからである。

【大問2】歴史分野

  • 難度:やや難
  • 時間配分:13
  • ★必答問題

日清戦争~日露戦争のころの出来事について訊かれている。
(1) (ア)・(イ) (ロシア)・フランス・ドイツによる三国干渉
   (ウ)  イギリスはロシアの東アジア進出を警戒して、日本の後押しをしている。
(2) ② 極東進出を狙っていたロシアは冬でも使える不凍港が必要だったため、遼東半島を日本に奪われて南満州への海路を閉ざされることを恐れた。
(3) イギリスは中国にもっていた利権を失うことを恐れ、日本を後押しして南下するロシアに対抗しようとした。日本もまだ国力が弱かったため。イギリスの協力が必要だと考えた。
(4) 日露戦争で兵役にとられた弟を心配した歌人・与謝野晶子の詩。戦争で殺し合うことの愚を訴えている。
(5) ① イは日清戦争の下関条約の結果である。
    ポーツマス条約で朝鮮半島における優越権を認められ、韓国併合を経て植民地化をおし進めた。

【大問3】政治経済分野

  • 難度:標準
  • 時間配分:7

貿易をめぐる問題について。
(1) 主に国内の産業を保護するために、輸入品に税金をかけて価格を上げ価格競争力を下げる狙いで関税をかける。
(2) 商業ルールが先進国ほど徹底されていない国では、他国のアイデアを盗んだり外見だけ似せた品質の低い物を作ったりなど、知的財産権を無視したような製品が売られており権利者の利益を損なっている。
(3) 世界貿易機関=WTO
(4) ① イ. アメリカの行動のまさに逆である。
    自動車など品質が高く国際的に評価されている製品は関税がなくなれば世界的に輸出増が見込める。逆に農産物などは海外から安い作物が多く輸入されることが予想され、国内の農家には不利となる。

攻略のポイント

統計・グラフの読み取りに習熟しておくこと。地理分野で特に多く使われる各種資料を素早く正確に読めれば有利である。内容はある1範囲について訊くパターンが多いので、どの範囲・項目を出されても困らないように、抜けが無いように学習しておこう。
記述問題でも資料やデータが用いられるが、そこから読み取れることを素直に答えればよい問題なので、構えずに取り組んでもらいたい。字数もそれほど多くないので、負担に感じる必要はない。

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