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法政大学中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2020年度「法政大学中学校の社会」
攻略のための学習方法

問題構成

大問3つに、地理・歴史・政治経済の各分野が割り当てられる形式が続いている。
問題数は地理・歴史が各12~15問ほど、政治経済が5問ほどと地理・歴史が多めの配分になっている。
設問は記号選択・適語記入を中心に、各分野で計4~6問の記述問題が出されている。地図や統計・グラフなどの資料もよく用いられている。

地理分野

地図や統計などの資料が示され、それをもとに日本各地の地形・地名や産業・貿易、気候などについて訊かれている。この分野の記述問題は、示された資料から読み取れることをもとに考えさせるものが多い。農産物の出荷と気温の関係(2019年度)や貿易摩擦と海外進出(2020年度)などの出題があった。いずれも統計やグラフなどの資料を読み取って答える問題になっている。
各種資料の多用と記述問題の特徴を考慮して、資料の読み取りに習熟しておくことが重要であるといえよう。単に数字を暗記するだけでなく、そうなる理由やその後の影響なども考えるようにしよう。

歴史分野

リード文や資料文を読んで、下線部や関連する事項について答えていく形である。日清戦争・日露戦争(2019年度)や縄文時代~弥生時代の外交について(2020年度)など、ある一定の範囲の時代について訊く問題が多くなっている。出来事・人物などについての質問が多い。ここ数年は文化についてや、時代順の並べかえなどの問題は出されていない。
この分野の記述問題も、示された資料をもとに考えられることを説明するようになっている。自分が覚えた事柄についてその仕組みや原因などを1~2行で説明できるくらいの知識は持っておこう。

政治経済分野

一般的な日本国憲法や政治の仕組みについての問題はここ数年出されていない。経済連携協定のメリットとデメリット(2019年度)消費税率の引き上げ(2020年度)など、国際社会や現代社会での問題点などを中心に訊かれる場合が多いようである。だからといって憲法や政治のしくみを無視するわけにはいかない。あくまで社会科学習の基本として、覚えておく必要はある。そのうえで、本校の試験の特徴を踏まえて、現代社会・国際関係について、特に近年起こった重要な出来事については時事問題集・重大ニュース集などで詳しくなっておかなければならない。
ここでも資料を読み取って答える記述問題が出されているので、地理・歴史分野ともども、「資料から考える」練習を積んでおこう。

まとめ

問題の難易度としては基本事項の問題が多いので、テキストの丁寧な学習がまず第一である。合格者平均点も7割5分~8割近くにもなり、高止まりの傾向である。基本事項の問題には確実に答えていくこと、さらに記述問題で得点を積み増すことで、合格点到達を狙いたい。

 

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2020年度「法政大学中学校の社会」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

総解答数32問で、地理分野14問・歴史分野12問・政治経済分野6問という内訳になっている。1~2行ほどの記述問題が計7問出題されている。問題量はさほど多くはないが、資料が多いので読み取りに手間取らないよう、手早く見られるように練習しておこう。

【大問1】地理分野

  • 難度:標準
  • 時間配分:13分
  • ★必答問題

日本と世界の貿易についての問題。
(1) 1980年で自動車・テレビで1位・2位となっているのは日本とアメリカ。2016年では「世界の工場」と呼ばれる中国が各分野でトップを独占している。DとEについては2016年で鉄鋼・自動車で上位に入っているEが近年工業生産の伸びが大きいインド、Dが韓国となる。
(2) 進出先として過半を占めるFには中国・東南アジアなどが含まれていると考えられる。
(3) ① 日本の工業の発展は繊維などの軽工業から、鉄鋼・自動車などの重工業や石油などを原料とする化学工業へと移り変わってきた。
   ② 日本から輸出するのではなく、相手国に工場を建設して現地で労働力を調達し雇用を作り出す形(現地生産)に変えた。
   ③ 土地が安く大規模な工場を建設できる・安い人件費で多くの労働者を雇用できる、などの利点がある。
   ④・⑤ 国内での製造が減り海外から安い製品が輸入されることになり、その産業が衰退してしまう「産業の空洞化」が起こる。

【大問2】歴史分野

  • 難度:やや難
  • 時間配分:12分
  • ★必答問題

縄文時代~弥生時代のころの朝鮮・中国との関係について主に訊かれている。
(1) 弥生時代には米の貯蔵に適した高床倉庫が作られ、鉄器・青銅器などが伝えられた。邪馬台国の女王・卑弥呼は卜術を使う巫女であったと考えられている。
(2) 「漢委奴国王」と刻まれた金印が福岡県・志賀島で発見された。
(3) 史料には、厳格な身分制度が敷かれている階級社会であったことが示されている。
(5) ①は日本と親交が深かったとあるので百済、日本に攻め込まれた②が新羅、新羅が救援を求めた③が高句麗である。
(6) 銅鏡や勾玉は大王や豪族が所有できる権力の証であったため、彼らの墓である古墳に埋葬された。後期の古墳には刀剣などの武器が多く埋葬されるようになった。
(7) 鉄は青銅よりも硬く丈夫なので、農器具や武器の材料として求められた。

【大問3】政治経済分野

  • 難度:標準
  • 時間配分:10分

消費税についての問題。
(1) A. 最初の消費税は3%だった。
(2) ① 飲食料品・持ち帰りの食品類・新聞代などが軽減税率の対象となっている。
    低所得者にとっては、食料品などの生活必需品の消費税の負担が所得に対して          大きくなってしまうので、このような品目は8%のまま据え置かれている。
(3) 国税では所得税や法人税、地方税では市町村税や固定資産税などが直接税である。
(4) 他の分野の支出と比べて社会保障関係費の増え方が著しい。高齢化により年金給付や医療費などの支出が大きく増えているためである。今後は少子化や人口減の問題もあり、所得税などの税収入が減っていくことも予想される。

攻略のポイント

統計・グラフの読み取りに習熟しておくこと。地理分野で特に多く使われる各種資料を素早く正確に読めれば有利である。内容はある1範囲について訊くパターンが多いので、どの範囲・項目を出されても困らないように、抜けが無いように学習しておこう。
記述問題でも資料やデータが用いられるが、そこから読み取れることを素直に答えればよい問題なので、構えずに取り組んでもらいたい。字数もそれほど多くないので、負担に感じる必要はない。

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