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城北中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2015年度「城北中学校の国語」
攻略のための学習方法

城北中の入試問題は、例年、「物語文」「説明的文章」「語句の独立問題」「漢字の独立問題」という構成である。
各年度の合格者平均点は、65点を超えることが多い。比較的高い方である。全体的に、取り組みやすい出題構成であり、対策も立てやすい。

読解問題の各設問では、選択式問題の数が目立つ。もちろん、書き抜き・記述問題も出題されている。それぞれの設問のレベルは、それほど難解ではない。むしろ、基礎的な設問が目立つ。基礎的な部分を確実におさえることで、合格ラインを超えることができる。

選択式問題は、五択のものが多い。極端に長い選択肢は目立たないが、選択肢の総字数だけで2000字近くなることがある。短めの読解問題の一題分の量である。当然、読みこなし切るだけで、それなりの時間がかかる。時間配分に注意したい。
ただし、選択式問題も、取り組みやすいものが多い。文章中、また選択肢の中の解答の手がかりとなる言葉を確実におさえて、得点していきたい。

記 述問題は、例年、2~3題。総字数にして、120字程度のことが多い。上位の学校の出題としては、少ない方だ。文章中の手がかりを、見つけまとめることで 対応できるものも目立つ。各文章ジャンルに特有の記述方法をおさえること。「記述を確実に得点する」という気持ちで臨んでほしい。

素材文の 長さは、6000字程度。決して、多い文字数ではない。物語文は、典型的な展開のものが多く、比較的読みやすい。説明的文章は、時に、難解な用語が出てく ることがあるが、対応が十分可能なものが多い。それぞれの文章ジャンルの基礎的な読み方をしっかりおさえておくことが重要だ。

漢字・語句は、例年、独立問題として出題される。漢字は基礎的なものから標準的なものが中心になる。日頃からコツコツ学び、確実に得点したい。語句も基礎的なものが多い。ここで大きく取りこぼしてはいけない。漢字と同じように、日頃からコツコツ学習することが大切である。

過去問演習に入る際には、以下の点に留意したい。
・50分という制限時間を意識して、すばやく解き進める癖をつける。(すべて解き終える!)
・漢字、語句問題は、すばやく終わらせる。
・選択式問題、書き抜き問題で、どうしても解答が出ない場合は、後回しにする。
・記述は、文章中の表現を活用してまとめるのが、基本。
・解き終えた答案は、必ず、中学受験専門の国語の先生に確認してもらう。
先生に添削指導をしてもらい、専門家としてのアドバイスをもらう。

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2015年度「城北中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

「随筆文」「物語文」「語句の独立問題」「漢字の書き取り」という出題構成である。語句関係の問題は素早く処理して、読解関係の問題に十分時間をかけたい。ただし、書き抜きの問題は迷うものもある。ここで時間配分を誤ると致命的である。できる問題を手がたくおさえるためにも、迷う問題は後回しにすることが大切だ。

[大問1]随筆文

  • 時間配分:

問1 空欄補充。選択式。基礎的な設問。<時間配分目安1分>
問2 言葉の意味。選択式。文脈から考えることができる。<時間配分目安1分>
問3 内容理解。選択式。「石文」という言葉から考える。<時間配分目安1分>
問4 内容理解。選択式。比較的取り組みやすい<時間配分目安1分>
問5 内容理解。選択式。「そんなこと」は、携帯の絵文字などを指す。<時間配分目安1分>
問6 具体化。書き抜き。前半部分の話題をおさえる。<時間配分目安1分>
問7 内容理解。選択式。「見過ごしていたのかもしれない」という部分が手がかり。<時間配分目安1分>
問8 内容理解。選択式。基礎的な内容。文脈から判断できる。<時間配分目安1分>
問9 内容理解。選択式。傍線⑦までの展開をおさえて、考える。<時間配分目安1分>
問10 同義語。書き抜き。異なる具体例の中から探す。<時間配分目安1分>
問11 要旨関連。記述式。50字以内。解答のポイントは三点ある。ポイントをもれなく記述したい。<時間配分目安3分>

[大問2]物語文

  • 時間配分:

問1 ことばの意味。選択式。基礎的な内容。確実に得点したい。<時間配分目安1分>
問2 内容理解。選択式。直後の一文が解答の手がかりになる。<時間配分目安1分>
問3 心情関連。選択式。場面の中に手がかりがある。<時間配分目安1分>
問4 場面理解。書き抜き。基礎的な設問。確実に得点したい<時間配分目安1分>
問5 心情理解。選択式。差がつく問題。<時間配分目安1分>
問6 場面理解。選択式。展開を正確に理解できていれば解ける<時間配分目安1分>
問7 場面理解。選択式。言葉の知識も必要。<時間配分目安1分>
問8 場面理解。選択式。設問の仕かけを見ぬく。<時間配分目安1分>
問9 場面理解。選択式。同じ場面に手がかりがある。<時間配分目安1分>
問10 心情関連。記述式。字数指定70字以内。部分点がある。<時間配分目安3分>
問11 表現理解。選択式。すべての選択肢を検証したい。<時間配分目安2分>

[大問3]語句関連

  • 時間配分:

問1 敬語。選択式。基礎的な内容。確実に得点する。<時間配分目安問1~問5で3分>
問2 熟語の構成。選択式。基礎的な内容。逆の関係のもの。
問3 四字熟語。選択式。基礎的な内容。
問4 ことわざ。選択式。基礎的な内容。
問5 対義語。短答式。ここも落とせない。

[大問4]漢字の書き取り

  • 時間配分:

1~5 漢字の書き取り。短答式。基礎的な内容が中心。<時間配分目安3分>

攻略のポイント

・合格者平均点が63点と、高い。目安として、大設問三と大設問四をすべて正解し、大設問一と大設問二の読解問題は、誤答の数を四つ以内にしたい。

・語句・漢字に5分。読解問題は、素材文を読む時間に15分程度、残りの30分が解く時間の目安。

※上記の時間配分では、それぞれの設問に時間を割り当てているため、30分を超えています。実際には、問一が解ければ問二がわかるなどということがあり、合計時間は短くなります。

・選択式問題、書き抜き問題に、手ごわいものがある。時間配分を考えて取り組まないと、大きな失敗につながる可能性がある。

・全般的に、基礎的な問題が多い。設問全体に目を通すことで、基礎的な問題は確実に得点してほしい。

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