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城北中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2022年度「城北中学校の社会」
攻略のための学習方法

特徴と内容

城北中の社会の入試問題は、毎年ほぼ一定のパターンで出題されている。

大問は3つ。それぞれに小問10~20問が含まれて総解答数は50~55問程度。

多くが記号選択問題で、そのうち10~15問ほどが用語・人名記述となっている。長い記述問題はこれまで出されていないので、まず心配しなくて良い。テスト時間は40分で1問に1分はかけられない。テンポよく解いていくスピードが必要とされる。
 
内容は、大問それぞれが歴史・地理・政治経済とわかりやすく区分けされており、特に歴史と地理に重点が置かれている。

歴史は日本史に限定されていて、範囲は縄文時代~近代まで、政治に関連した問題が多いが、最近は文化についての問題も出されるようになった。城北の歴史は高レベルの問題が見られるので、出来事に関わる人名・年号・関連事項もまとめてよく覚えておくとよい。資料集も活用して歴史に関わる地図なども見ておきたい。

地理については地図とグラフをよく見ておくこと。地図帳でこまめに地名を確認し、白地図で地形・気候・産業等を整理しながら、資料集で主要な統計は暗記しておく。また、地形図の読み取りも出題されているので、練習が必要である。内容は日本地理が中心ではあるが、日本地理に伴って世界地理も問われるといった問題も出されているので、一通りは勉強しておくように。

政治経済は、毎回あるテーマに沿って問題が作られる。出題範囲は広いが、中でも日本国憲法の基本事項を理解しておくとよい。特に、基本的人権と行政・立法はよく出題される傾向にあるので細かい部分まで覚えておくようにする。

テーマに沿った問題構成

上でも述べたが、地理や政治経済の問題は、あるテーマに沿った構成になっている場合が多い。
このような問題では、そのテーマに関連する事項がすぐ頭に浮かぶようにしておいた方がよい。そのためには、やはり単純な用語ばかりの暗記だけでは足りず、もう少し深い知識が要る。
面倒がらずに、関連事項も頭にいれておくこと。

城北の選択式問題の特徴

城北の問題は記号選択式が多い。
当然、中学入試の一般的な問題も出されてはいるのだが、実際に過去問に目を通してみると、かなり難しいという印象を受けるのではないだろうか。それは、その事項についての正確な知識が無いと正解出来ないように選択肢が作られているからだ。

設問の中にあまりテキストに出てこない、初めて見聞きするような話題や用語が使われている場合もある。
たとえば、「奈良時代の農民への稲もみの貸し付け」などという学校では習わないような細かい話題に触れられていたりする。

しかし、慌ててはいけない。しっかり勉強してあれば、自分の持っている知識で正誤を判断できる選択肢(つまり正解)が必ず一つはあるのだから。正解は、後で知ってみると意外に簡単だったりする。選択肢で使われている言葉のひとつひとつをしっかり読んで、正解を選ぶ手がかりとなる「一言」や「部分」に気づけるかどうかが、大きなポイントとなるのである。

時事問題にも注目

時事問題で新しい話題についてもよく出題されている。地理や政治経済、社会に大きな影響を与えた出来事などについて、ニュースで注意してみておこう重大ニュース集・時事問題集に目を通すのも有効である。

本文と問題文を合わせると字数も多い。手際の良さも要求されるテストなので、過去問でどのくらいのスピードで解けばよいのか実感として把握しておこう。なお、人名・用語は「漢字で」という条件がつくので、漢字で書けるようにしておくこと。

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2022年度「城北中学校の社会」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

総解答数は49問で例年と変わりない。選択肢問題が34問で15問が適語記入となっており、記述問題は出題されていない。単純に計算すれば1問1分ほど使えるが、全体の文字数は多めであり、選択肢中の単語ひとつひとつに注意して読まねばならないので、あまり時間に余裕は無いと思った方がよい。

40分間、ほぼ同じ形態の設問が続くことになるので、集中を切らさずに最後まで目を通せるよう、似たような形式の問題で練習しておきたい。

【大問1】地理分野

  • 難度:標準
  • 時間配分:14分
  • ★必答問題

新型コロナ感染拡大の影響や都道府県の特色などについて訊かれている。

問1 エ. 30倍以上ではなく、25倍ほどである。

問2 たまねぎであれば北海道・兵庫県が、じゃがいもであれば北海道・長崎県が、ピーマンであれば茨城県・宮崎県などが、それぞれ上位に含まれるはずである。

問3 アは石炭、イは牛肉、ウは大豆のグラフである。

問4 乳用牛の飼育頭数第2位は栃木県である。

問5 イ. 酪農地帯として有名なのは根釧台地である。

   ウ. 生乳の方が鮮度が落ちやすいので大都市近くで生産される。

   エ. サイロは牧草を保管しておく塔のような建物である。

問6 西陣織は京都の、小千谷ちぢみは新潟県の、結城つむぎは茨城県・栃木県の、それぞれ特産品である。

問7 イ. 竿灯まつりは秋田県の行事である。

問8 観光庁は国土交通省の外局である。

問9 人数では中国人が多いが、増加率では近年ベトナム人が多くなっている。

問10 ウ. 増加数は1万人には達していない。

問11 職場から離れてインターネットなどを通じて仕事をする形を、テレワーク(リモートワーク)という。

問12 アは茨城県、イは三重県、エは奈良県である。

問13 豚の飼育頭数は、鹿児島県・宮崎県・北海道の順(2021年)である。

問14 水揚げ量第一位は千葉県の銚子漁港である。

問15 果樹を図案化した、柄(果柄という)のついたリンゴのような記号である。

問16 川を中心に扇状に堆積するため扇状地と呼ばれる。

問17 ひとめぼれは宮城県、ななつぼしとゆめぴりかは北海道で多く栽培される品種である。

問18 アは気温差が大きく少雨なので盆地である甲府、ウは温暖多雨なので宮崎、エは気温の低さから根室とわかる。

【大問2】歴史分野

  • 難度:やや難
  • 時間配分:16分
  • ★必答問題

各時代の人物や出来事について。

問1 ウ. 岩宿遺跡の発見は、日本にも旧石器時代が存在したことを示すものであった。

問2 エ. 天武天皇ではなく、推古天皇の時代である。

問3 エ. 壬申の乱は天智天皇がなくなったあとの争いで、勝利した大海人皇子がのちに天武天皇として即位した。

問4 イ. 男女ともに負担したのは租で、庸と調は成年男子にのみ課された。

問5 稗田阿礼が口述で伝承したものを、太安万侶が編纂したのが古事記である。

問6 ア. 勘解由使の設置は国司交代の際のトラブルを防ぐためであった。

   イ. 期間が逆で、6年から12年に延ばした。

   ウ. 奈良時代・聖武天皇のころである。

問7 『土佐日記』は紀貫之が女性である体でかな文字を用いて記した日記文学である。

問8 平将門の乱(939~40年)・平等院鳳凰堂(1053年)・保元の乱(1156年)の順。

問9 御成敗式目は律令とはことなる武家法であり、皇族・公家や農民には適用されなかった。

問10 ア. 執権ではなく、管領である。

   イ. 大和の国ではなく、山城の国である。

   ウ. 寝殿造りは平安時代の建築様式である。

問11 アとウは武家諸法度の内容。エは室町時代に村のさまざまな決まりが話し合われた寄合についての記述である。

問12 イ. 時代によっては通行税が徴収された時期もあったが、江戸時代には通行税が徴収されることはほとんどなかった。

問13 加賀は現在の石川県。

問14 ラクスマンの来航(1792年)・モリソン号事件(1837年)・アヘン戦争(1840年)の順。

問15 ア. 廃藩置県では以前の藩主に代えて中央から役人が派遣された。

   ウ. 地租改正ではなく、農地改革についての説明である。

エ. 板垣退助や西郷隆盛は欧州に行っていない。

問16 富岡製糸場は殖産興業の一環として、フランスの技術を導入して造られた。

問17 ア. 参考にしたのはプロシア(ドイツ)の憲法である。

問18 『学問のすゝめ』の著者でもある福沢諭吉。

問19 国際連盟の発足(1920年)・関東大震災(1923年)・普通選挙法(1925年)の順。

問20 ア. 犬養首相暗殺は五・一五事件である。

   イ. 日中戦争の方が先に起こっている。

   エ. 日独伊三国同盟は近衛文麿内閣の時である。

【大問3】政治経済分野

  • 難度:標準
  • 時間配分:10分

日本の司法制度についての問題。

問1 (あ) 家庭  (い) 番人

問2 ⅰ. (う) 司法  (え) 良心

   ⅱ. 国民審査は衆議院議員選挙の際に同時に行われる。用紙に記入して罷免したい裁判官に印をつける形だが、過去に国民審査で罷免された裁判官は一人もいない。

問3 ア. 自動的に廃止にはならず、国会で審議される。

   イ. 違憲立法審査権はすべての裁判所・すべての裁判官が有している。

   エ. 裁判員裁判では、違憲審査についての裁判は行われない。

問4 犯罪者を扱う裁判は刑事裁判、個人や企業間の争いを扱うのは民事裁判である。

問5 エ. 自白だけでは有罪は認められず、公正に取得された明白な証拠が必要とされる。

問6 ⅰ. 三回裁判を受けられる、三審制度。 

   ⅱ. 第一審から第二審を控訴、第二審から第三審を上告という。

問7 裁判員裁判の評決は、少なくとも一人の裁判官を含んだ過半数の賛成で下されるので、①と②の場合が有罪となる。

攻略のポイント

基本的な問題が多く難問奇問は出題されないが、選択肢の内容が細かいことまで書かれていて、生半可な知識で選ぶと迷ってミスしやすくなっている。見慣れない用語や話題も含まれる場合があり、ここで焦ってしまう人も多いだろう。選択問題だからと気軽に受け止めてはいけない。合格者平均点は7割前後なので、12~13問のミスは許される。迷いそうな問題は後回しでとにかく最後まで目を通すこと。

 まずは選択肢を正確に読むこと。正解の手がかりが「ほんの一言」や「ある一部分」にある場合が多いので見落としてはいけない。落ち着いて一語一句に集中して考える。

 選択肢の中に初見の情報が出てきたとしても、どこかにある数少ないヒントを見逃さなければ、正解できる。そのためには重要語句を一通り覚えたくらいでは力不足である。テキスト・地図帳・白地図を活用し、周辺事項も含めて知っておかなければならない。極端に難しい勉強が必要な試験ではない。学校や塾での学習に、しっかり丁寧に取り組む「真面目」な姿勢が求められている。

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