駒場東邦中学校

中学受験専門プロ家庭教師が語る

駒場東邦中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

駒場東邦中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
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受験の攻略ポイント

東京の男子最難関校の1つ。どの科目も、標準的な問題が解けるということは最低条件として、それらを土台とした高レベルの「思考力」と、それらの知識を正確に記述する「表現力」をみがいておこう。

算数 数論と図形の分野は出題頻度が高く、逆に特殊算はあまり出題されない。相応の対策が必須。
国語 「小説」大問1題という出題形式で一貫。「配点」の3~4割を占める「説明記述設問」の対策は必須。
社会 本校らしい「一筋縄ではいかない問題」の対策として、「多角的思考」を身につけることが重要。
理科 「実験観察問題」は、なぜその答えになるのか、理解を進めつつ勉強をしてきたかどうかがポイント。

社会の攻略ポイント *

  • 試験時間: 40分
  • 満点: 80点

「地理」「歴史」「公民」「時事」と全ての単元から出題される。そして、単元とは無関係な出題もある。大問1題が本校の基本スタイル。「ひとつのテーマについてのリード文(会話文)」に関連してさまざまな出題がある「総合形式問題」(2020年度は「リード文」)。単元別の配点比率は年度によって異なるが、これまで基本的には「地理」と「歴史」がメインだった。しかし、本年度は「歴史」と「公民」がともに3割強で並び、「地理」は2割弱(新傾向か? 要注意)。小問数は10程度で解答数が20強(本年度は小問が9で解答数は22)。解答形式は「選択肢」(「不適切」「組み合わせ」などあり)、「事項等記述」(「漢字」等の指定あり)、「説明記述」(例年10題弱、近年はやや減少傾向で本年度は7題)。「地図」「地形図」「統計資料」「歴史史料」「図版」「絵図」「写真」などからの出題が例年ある。他校ではあまり類を見ない問題もあるので要注意だ。特に「統計資料の読み取り」では難易度の高いものがある。また、本年度、本校の「社会」としては初めて新たな大学入試制度で重視される「思考力・判断力・表現力」を意識したとも考えられる出題があった。来年度以降に向けても要注目だ。いずれにしても、「思考力・処理能力の高さ」と同時に「スピード」も求められる。80点満点。試験時間は40分。

2020年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「総合」(「地理」「歴史」「公民」「時事」、「考察問題」初出) やや難 40分

算数の攻略ポイント *

  • 試験時間: 60分
  • 満点: 120点

駒場東邦といえば、数論と図形。
これは2大テーマといってよい。それほどこれらの分野は出題頻度が高く重要である。
逆に、いわゆる特殊算はあまり出題されていない。
また、理由を説明させる問題や、作図をさせる問題が出題される場合があるのも本校の特徴である。

2020年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】小問集合 標準 14分
【大問2】数の性質と規則性 標準 4分
【大問3】速さ やや難 15分
【大問4】推理と論理 27分

国語の攻略ポイント *

  • 試験時間: 60分
  • 満点: 120点

「小説」の大問1題という出題形式で一貫している(2020年度も同様)。
小問数は12~15問程度(本年度は13問)。その中で「漢字の書きとり」(例年全15問)、「総合的知識問題(国語常識含む)」も出題される。
文章量もほぼ一定で7000~10000字ほど(本年度は約9100字。昨年度は約7800字と一気に減少したが、再び増加へ転じた)。「設問内容」は、「選択肢」(「不適切」「複数解答」などあり)、「抜き出し」、「空所補充記述」、「語句記述」、「説明記述」等と多彩だ。本年度は「選択肢」(「不適切」「複数解答」あり)、「抜き出し」、「説明記述」。そうした中で本校の合否を左右するのはやはり、例年「配点」の3~4割超を占める「説明記述設問」(本年度は5問で全配点の37.5%)。しかも、「字数制限」が厳しいことが大きな特色だ。「20字~140字程度」まで、毎年さまざまな「字数指定」がある(本年度は「30字~120字」)。そのような範囲内で、「必要な要素」をいかに「過不足なく」まとめていけるかが勝負となる。本校の入試担当者も「記述は丁寧に採点している」と明言しているので、「細部」までのこだわりが求められていることを肝に銘じておくこと。120点満点。試験時間は60分。

2020年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】「小説の読解」(「漢字の書きとり」と「選択肢」「抜き出し」「説明記述」) 標準 60分

理科の攻略ポイント *

  • 試験時間: 40分
  • 満点: 80点

大問2〜5がそれぞれ化学、生物、地学、物理に対応し、【大問1】は全分野にわたる小問集合である。設問の量と難度に比して試験時間が短いので、まず大問1が極力短時間で突破できるか否かが例年ポイントとなるが、本年度は定番の出題に類する設問が多く、時間的な面での余裕は確保しやすいと思う。ただ、生物の生態と季節との関係は落とし穴になりがちな知識であるほか、不用意に答えると間違えかねない設問もあり、ここで正答率が稼げたかどうかは大きい。また、実力差が最も反映されると考えられるのが地学である。しっかりとした理解力や思考力が求められるため、合否を分けるポイントとなる。全般に、計算や思考を要する問題の比重は従来よりも小さくなっているので、時間内で確実に答えられる問題を1つでも多く確保する戦略の徹底も重要である。

2020年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】小問集合 標準 6分
【大問2】二酸化炭素の性質 やや難 9分
【大問3】骨格 標準 7分
【大問4】月食 11分
【大問5】密度 標準 7分

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家庭学習をあまりやらない息子にとって、先生との2時間の勉強時間はわからなかったことのフォローや、新しい気付きの時間として大変有意義な時間であったと思います。1年半、本当にありがとうございました。

K君の保護者様

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学校概要

学校 駒場東邦中学校
偏差値 2020予測偏差値63(四谷大塚80%)・58(サピックス80%)
併願校 1月入試では渋谷教育学園幕張中市川中、2月は筑波大駒場中聖光学院中海城中浅野中栄光学園中早稲田中・が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低60%はクリアしよう。出身塾別で見ると、サピックスが多く、日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーが続いている。
進学実績 東大東工大一橋大を始めとした国立大に50%、早稲田大慶應義塾大上智大に100%以上、MARCHに30%が合格している。また、毎年卒業生の5割程度が上記大学の進学を目指して大学進学浪人を選択している。
その他 高校での募集を行わない完全中高一貫校。首都圏トップクラスの進学校で、東邦大学への推薦制度があるが、卒業生のほぼ全員が有名国私立大学へ進学している。
基本情報 所在地 〒154-0001東京都世田谷区池尻4-5-1
最寄駅 京王井の頭線「駒場東大前駅」徒歩10分・東急田園都市線「池尻大橋駅」徒歩10分
連絡先 ℡:03-3466-8221
沿革 昭和32年開校。
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