筑波大学附属駒場中学校

中学受験専門プロ家庭教師が語る

筑波大学附属駒場中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

筑波大学附属駒場中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
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受験の攻略ポイント

首都圏の男子最難関校。男子校の最難関だけあって、どの科目も、中学受験の全分野を満遍なく学習することが求められる。それも生半可な学習ではなく、中学受験に必要な全ての学習を、深く細部までやり切るくらいの気持ちで臨みたい。

算数 頻出分野にこだわるのはおすすめしない。どの分野に関しても最高レベルの実力をつけておくことが望ましい。
国語 短時間で回答する「処理能力」に加え、高度な「読解力」と高度な「記述力」の両方が求められている。
社会 まずは「設問」を正確に読み解く「読解力」が求められる。「時事問題の対策」も必須。
理科 4分野全てから出題される。小学生の理科単元の基礎知識を通じて、物事をしっかりと考える力が問われる。

算数の攻略ポイント

  • 試験時間:40分
  • 満点:100点

本校では、数の性質、規則性、場合の数、平面図形がよく出題されている。ただし、分野を融合したような問題も少なくない。最難関校を目指すからには、必要以上に分野にこだわるのはおすすめしない。どの分野でも最高レベルの実力をつけておきたい。

2017年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】数の性質 標準 5分
【大問2】場合の数 やや難 9分
【大問3】規則性 15分
【大問4】平面図形 11分

国語の攻略ポイント *

  • 試験時間:40分
  • 満点:100点

大問4題という出題形式がほぼ定着している(2018年度も同。近年では2015年度のみ3問だった)。「小説」(あるいは「随筆」。本年度は「小説」)、「論説文」(あるいは「説明文」。本年度は「論説文」)、「韻文(詩・短歌・俳句)」、「漢字問題」(知識的要素あり)が定番。解答数は10程度(本年度は11)。文章量は4000~5000字ほど(本年度は約3700字)。「解答形式」は、原則的に全て「記述式」。「漢字・語句記述」(本年度は1問)、「説明記述」(本年度は「字数指定なし」のみ10問)など。本校の最大の特徴は、「韻文」が必出だということだ。少ない情報から、さまざまなことを読み取る必要があり、十分な備えが必要となる。そして、「説明記述」では「必要要素」を捉えづらいものがあり、「文脈」からの的確な読解力が求められる。どちらも、本校に特化した対策が必須となる。さらに、「試験時間」が他校ではあまり例のない「40分」という短さだ。したがって、「時間勝負」になることも覚悟しておきたい。100点満点。

2018年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】「小説の読解」(「説明記述」のみ4問) 標準 18分
【大問二】「論説文の読解」(「説明記述」のみ3題) 標準 12分
【大問三】「漢字の書きとり」(「ことわざ」の「漢字記述」) 1分
【大問四】「詩の読解」(「説明記述」のみ3問) やや難 9分

社会の攻略ポイント *

  • 試験時間:40分
  • 満点:100点

「地理」「歴史」「公民」「時事」、全ての単元から出題される。大問数は例年3題(2018年度も同)。各大問は基本的には各単元対応だが、一部他の単元が混在する(本年度も同)。全解答数は近年減少気味で、本年度は昨年度よりも減って22。単元別の配点比率は、「地理」「歴史」メインで(本年度はともに3割台半ば)、次いで「公民」(本年度は3割)、「時事」(本年度は単独での出題はなし)。設問では、「リード文」に関するさまざまな「地図」「地形図」「統計資料」「史料」「年表」「写真」などからの各単元に応じた「小問」が並ぶ(本年度は昨年度までとはすっかり様変わりして、「地図」などは一切なし。新傾向か? 要注意だ)。解答形式は、「選択肢」「事項記述」「年代整序」等(基本的に「説明記述」は出題されない)。最大の特徴は「選択肢設問」の複雑さだ。「選ぶ記号」が「一つ」「二つ」「すべて」と混在しており、判別基準も一筋縄ではいかない。「適切」「不適切」も紛らわしく、よほど慎重に考えないと得点できない(ほとんどが「完全解答」なのでなおさら)。また、「リード文」は長いものでは3000字にも及び、全てが「手がかり」「ヒント」になっていて読み飛ばすことができないという厄介さもある。いずれにしても、「スピード処理能力」も含めて万全な「対策」が必要となる。100点満点。試験時間は40分。

2018年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「地理」(各種「選択肢」および「事項記述」) 標準 14分
【大問2】「歴史」(各種「選択肢」および「都道府県名記述」) 標準 15分
【大問3】「公民」(一部「時事的要素」あり。各種「選択肢」のみ) 11分

理科の攻略ポイント *

  • 試験時間:40分
  • 満点:100点

理科の4分野(物理、化学、生物、地学)のすべてから出題される。
小学生の理科単元の基礎知識を通じて、物事をしっかりと考える力が問われている。やみくもな暗記は求められておらず、ある程度の知識を習得したら、知識の活用に重点を置きたい。

2018年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】物理(てこ) 9分
【大問2】物理(電気回路) 標準 8分
【大問3】化学(ものの溶け方) 標準 4分
【大問4】化学(ものの燃え方) 標準 4分
【大問5】地学(地層) 標準 6分
【大問6】生物(生殖) 3分
【大問7】生物(植物) 6分

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どのようなタイプの子供が伸びるのか、家庭でのサポートで親が気を付けるべき事は何か。勉強のサポートの仕方から親子の関係性など…ぜひ参考にしてください。

学校概要

学校 筑波大学附属駒場中学校
偏差値 2018予測偏差値72(四谷大塚80%)・70(サピックス80%)
併願校 1月入試では渋谷教育学園幕張中、2月は開成中麻布中渋谷教育学園渋谷中聖光学院中海城中駒場東邦中が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低70%はクリアしよう。出身塾別で見ると、サピックスが多く、四谷大塚・早稲田アカデミー・日能研が続いている。
進学実績 東大東工大一橋大を始めとした国立大に8割以上、早稲田大慶應義塾大上智大に9割、MARCHに1割が合格している。
その他 首都圏男子の最難関校のひとつ。自由でのびのびとした校風で「駒場の自由」と評されている。筑波大学への特別な内部進学枠などはない。
基本情報 所在地 〒154-0001東京都世田谷区池尻4-7-1
最寄駅 京王井の頭線「駒場東大前駅」徒歩7分・東急田園都市線「池尻大橋駅」徒歩15分
連絡先 ℡:03-3411-8521
沿革 昭和22年創立。
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