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国府台女子学院中学部 国語入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2019年度「国府台女子学院中学部の国語」攻略のための学習方法

[問題構成の特徴]

大問は2つ。【大問1】はことばの知識、【大問2】は長文読解1題という形がここ数年続いている。総解答数は30~40問ほど。使われる素材文は年度により文学的文章の場合と説明的文章の場合とがある。文学的文章は5000字ほど(2017年度)、説明的文章は2500字・4000字ほど(2018・2019年度)の文量であった。
ことばの知識だけで4割ほどの配点がある点が大きな特徴となっている。

[ことばの知識]

大問1つを使って、ことばの知識が詳しく訊かれるのは他校にはあまりない特徴である。
漢字・ことわざ・慣用句・熟語・敬語・外来語など、ひととおりすべての内容が問われている。
また、漢字は読解問題の中でも出題される場合がある。さらに、指定された語句を使っての短文作文も毎年出されている。言語事項重視の姿勢がはっきり表れている問題である。

内容もなかなかに難しい。曲学阿世・大同団結(2017年度)などのあまりなじみのない四字熟語が出されたり、意表に出る(2018年度)などめったに使われない表現も見られたりと、言語事項だからと言って通り一遍の楽な問題にはなっていない。
また、いくつかの正解を合わせて1つの得点となる問題も多く、正確な知識が求められる。地道に努力すれば得点できる分野なので、こつこつ勉強を重ねて得点を積み上げたい。中級程度の言語事項の教材をしっかり仕上げて、8~9割の正解を目指そう。
また、短文の作文は指定された語句の意味を知らなければ手もつけられないので、十分に語彙を増やした上で、20~30字で短文を作る練習をしておこう。

[長文読解]

年度により、小説などの年と論説文などの年があり、どちらにも対応しておく必要がある。
文量はさほど多くないので、時間は足りるだろう。
設問は書き抜きと記号選択だが、2019年度では短いが自分で考えて書く1行程度の記述が出された。選択肢も紛らわしいものではなく、しっかり読解できていれば正解を選べるだろう。基本的な読解力を養おう。
小説であれば、登場人物の整理・場面分け・心情の把握・主題の読み取りなど。
論説文であれば、形式段落と意味段落の整理・要点と細部の区別・要旨と要約など。
長文読解の技術を磨いて、文学的文章・説明的文章のどちらが出されても苦手意識を持たずに取り組めるよう、十分な準備をしておかれたい。

[まとめ]

ここ数年の試験は一定の形式が続いている。なるべく多くの過去問に取り組んで、時間配分なども含めて、問題の配置や難易度、特徴のある出題分野などに十分に慣れておこう。
特に言語事項はしっかり得点できれば大きなアドバンテージになるので、十分な時間をかけて頭に入れておかれたい。

2019年度「国府台女子学院中学部の国語」特徴と時間配分と攻略ポイント

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】ことばの知識 標準 15分
【大問2】論説文の読解 やや難 35分

特徴と時間配分

今年度の素材文は論説文で4000字ほどであった。ことばの知識がしっかり出題されているのは例年通りである。
特別に時間のかかる問題は見られないので、前半の知識問題を素早くこなせば、読解問題に余裕をもって取り組める。

【大問1】ことばの知識

問一 ① 去来――去る・来る。行ったり来たり。
    沿道――道に沿った部分。
    査定――調査して決定すること。
    「ぞうさ」――手間や費用のかかること。「つくること・つくったもののこと」という意味で「ぞうさく」とも読む。
    「ようじょう」――健康に気をつけて暮らすこと。

問二 ウだけ「好+景気」。他は「○○+×」の形。

問三 不評――好評。

問四 意見・見解――物事に対する考え。

問六 「とんだ」災難→「だんまり」をきめこむ

問七 「せる・させる」は使役の助動詞。「向かう」は五段活用の動詞なので、「せる」が接続して「向かわ・せる」になる。

問八 ウだけ、沿う(動詞)+ない(助動詞)。他は、もともと1語の形容詞。

問九 「なみなみならぬ」と否定をともなって「ふつうではない」という意味で使う。

問十 「くろうとはだし」は「素人なのに、専門家が裸足で逃げ出すくらい実力がある」という意味。

問十二 祝辞・固辞・辞するなど、いろいろな意味で使う。

問十三 状態の変化がはっきり感じられること。季節や年齢の変化を表現する時などによく使われる。

【大問2】論説文の読解

日本社会に閉塞感・息苦しさをもたらしている「3つの分断の罠」について説明している。

問二 火の車――家計などの経済状態が苦しいこと。
   拍車をかける――物事の進みを早めること。

問三 「人間を信頼しない社会」「いやな社会」「閉塞感、息苦しさ」の原因は「3つの分断の罠」であると直後で述べている。

問四 一部の金持ちが増えると平均値は上がるので、中間層が沈んでいる実態が見えにくくなってしまう。「見かけ」と「実態」が一致しないので「ややこしい」のであるから、エが選べる。

問五 傍線は「自己責任の罠」について説明している部分にある。そのまとめとして「自己責任が求められる世の中」があり、「世の中→社会」と考えれば内容・字数が合う。

問六 「この」とあるので直前にあるはずである。全段落の冒頭の1文が見つかる。

問七 Bの政策は中高年・お年寄り(子育てと直接の関係が無い世代)が反対する内容であるから、「少子化」が選べる。

問九 「必要ギャップの罠」とは「年齢に応じて必要なものは違う」「そのギャップが民主主義を弱らせる」「世代間の対立を生む」というものであると書かれている。その内容に合う3つ=ウ・エ・オを選べばよい。

問十 Cの意見は筆者が批判している「自己責任の罠」に一致するので×。

問十一 1. 「再分配の罠」の内容を踏まえて、とヒントが示されている。「中間層」の不満が「下層」に向かうということであるから、ダンスにおける「中間層」とは、「特別に上手くも下手でもない人」ということになる。
    2. ダンスの「中間層」は少し全体で練習すれば、あとは自分だけで練習できる程度の実力がある。「下層」に合わせて不必要な練習に付き合わされるのが嫌だというのが一番の理由であろう。のような前向きな理由ではない。
    . 以上、の考察から、全体練習は必要最小限にとどめるのが良いと思われるので、が選べる。

攻略のポイント

ことばの知識については、専用の教材をしっかりこなしておくべきだろう。敬語・外来語なども出されているので油断できない。配点の大きさから、ここで点を稼いでおかないと損である。短文作文も練習を。
読解問題は文学・説明どちらのタイプの文章でも読めるように抜かりなく用意しておく。説明的文章のほうがやや難しい印象を受ける。ぜひ論理的文章を得意になっておいていただきたい。
漢字も熟字訓などがよく出されているので、間違いやすい漢字には特に注意して、語彙を増やしておこう。

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