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鷗友学園女子中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2021年度「鷗友学園女子中学校の理科」
攻略のための学習方法

鴎友学園女子中学校理科の満点は100点、合格者平均点は例年7割程度である。幅広い知識を必要とする問題が多く、高い思考力を求められる問題も含まれる。問題の形式としては、実験や観察に関する説明を読んだ上で答える問題が中心であり、計算問題や記述問題も含まれる。

合格に向けての学習法としては、まずは各分野の基本知識をまんべんなく身につけることが必須である。その上で、過去問やレベルの高いものも含めた問題演習をしっかり行うことが求められる。

本校の理科の入試問題では、ここ何年かはカラーの写真や図が用いられている。過去問演習を行う際には、実際の(カラー版の)問題を入手して(鴎友学園のホームページからもプリントアウトできます)演習を行って欲しい。

 <分野毎の学習法>

生物分野 本年度はアゲハチョウに関する出題であった。ここ数年では、花のつくりと受粉、食物連鎖、昆虫、生物の誕生、光合成、池に住む生物、人のからだの働きなど幅広い単元から出題されている。植物や動物の写真がカラーで提示されることも想定される。今回もアゲハチョウの写真を選択する問題があった。その対策として、植物や動物の学習を行う上では、花の色・動物や昆虫の姿をカラー写真で確認して欲しい。そのためには、図鑑や資料集などを有効に活用しよう

地学分野 本年度は流れる水の働きに関する出題で、思考力を必要とする問題も見られた。ここ数年では、天体、地震、気象、岩石や地層に関しての出題が見られた。天体に関する出題がやや多い。この分野を学習する上では、月・太陽・星の動きを「なぜそのように動いて見えるのか?」の理屈を理解した上で覚えて頂きたい。星や月の動きに関する計算問題も十分に練習しておきたい。地層や岩石の学習では、資料集などで各岩石の色等の違いも確認して欲しい。地層のボーリング調査に関する問題の演習もしっかり行って欲しい

物理分野 本年はばねの伸びに関する出題で、マジックハンドをテーマにしたユニークな出題も見られた。ここ数年を見ても、力のつり合いに関する出題が多く、音・光・電気に関する出題も見られる。この分野の学習としてまずは、最も出題される可能性の高いてこのつり合い、滑車・輪軸・浮力・ばねなどの基本的な計算をしっかり練習して欲しい。電気・光などについても基本的性質を理解した上で問題演習を行って頂きたい。単なる頭の中だけでの丸覚えだけでなく、実際の演習をしっかり行うことが大切である。

化学分野 本年度は中和反応に関する出題であった。ここ数年では水溶液の性質、化学変化、熱量などに関する出題が多い。この分野の学習としては、気体や水溶液の性質など知識事項を覚えることはもちろんのこと、計算を含む問題演習を数多く行うことが大切である。溶解度、水溶液と金属の反応、中和、燃焼などに関しては、塾のテキストや問題集を使ってしっかり練習しよう

秋以降に実施される模試は、合格可能性の判定だけに注目するのではなく、苦手単元を見極めるチャンスとして考えて頂きたい。特に間違えの多かった単元においては、その問題だけの解きなおしではなく、これまで使ってきたテキストや問題集を活用して「基本」の洗い直しをすることも必要である。模試の結果の分析やその後の対策については、家庭教師を有効に活用して欲しい。

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2021年度「鷗友学園女子中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問数は4題、小問数は30題で100点満点、試験時間は45分であった。2020年度入試から、各教科ともに試験時間が50分から45分に短縮されているので、注意が必要である。適語を答える問題、記号選択問題の他に、計算問題・記述問題・グラフを描く問題も含まれている。作図用の定規は配布される。また、大きな特徴として問題の中の図や写真がカラー印刷されている。時間は45分あるが、計算問題や思考力を必要とする問題も多いので、できる問題から素早く処理することも必要である。算数・国語同様に100点満点なので、理科の出来が合否を大きく左右する。合格に向けてしっかり準備して欲しい。

【大問1】生物 アゲハチョウ

  • 難度:標準
  • 時間配分:10分
  • ★必答問題

問1 写真の中からアゲハチョウの成虫を選択する問題。

問2 昆虫の特徴として、頭部・胸部・腹部の3つに分かれている、胸部から足が6本出ているなどがあげられる。

問3 アゲハチョウの卵の絵を選択する問題。モンシロチョウの卵と違い、丸い形状をしている。

問4 アゲハチョウの幼虫の食草はミカン科の植物の葉である。

問5 卵→幼虫→さなぎ→成虫と成長することを完全変態という。

問6 アゲハチョウの幼虫の成長の様子を表したグラフを選択する問題。

問7 記述問題。アゲハチョウの幼虫は、4令までは鳥の糞に似た色を、大きくなった5令では、敵に見つからないように葉と同じ緑色になる。

問8・問9 実験の結果から、真っ暗な室内またはザラザラした紙やすりの上では茶色のサナギになることがわかる。

10 記述問題で思考力を必要とする問題。植物の蒸散による湿度の変化が実験結果に影響を与えたと推測できる。

アゲハチョウをテーマにした出題。問6まではアゲハチョウや昆虫全般についての知識問題であり、ここまでは確実に正答したい。間違いが多い場合は知識不足と言えるので、テキストに戻って知識の整理を行うこと。

【大問2】物理 ばね

  • 難度:やや難
  • 時間配分:12分

問1 ボールペン内部は押しばね、自転車スタンドについているのは引きばね。

問2 20gのおもりをつるした時に3cm伸びているので、35gのおもりをつるすと、3×35÷20 より、5.25cm伸びる。

問3 天井につるしても、端をかべに取り付けても伸び方は同じ。1本のばねが3cm伸びるので、2本では6cm伸びる。

問4 両方に20gのおもりをつるした時の伸びは、片方に20gのおもりをつるし、片方をかべに取り付けた時と同じ伸びになる。

問5 問5以降はマジックハンドにおけるばねの役割に関する出題。図は手を握ってアームが閉じている状態。手を離したときにばねが伸びるものが押しばね。手を離したときにばねが縮む方が引きばね。

問6 4cm押す(引く)のに6000g必要なので、1cmでは1500g必要。

問7 問6より、1cm引くのに1500gになるようにばねを選択すればよい。

3000gで1cm伸びるばねを2本。1500gでは1本あたり0.5cm伸びるので、2本で1cm伸びる。

4500gで1cm伸びるばねを3本。1500gでは1本あたり1/3cm伸びるので、3本で1cm伸びる。

問1から問4まではオーソドックスなばねの伸びに関する出題。確実に正答したい。

問5以降はマジックハンドをテーマにしたユニークな内容になっており、問題の解釈がやや難しい。

【大問3】化学 中和反応

  • 難度:標準
  • 時間配分:13分
  • ★必答問題

問1 濃さの計算問題。4÷20×100 より20%。

問2 増えた重さが0.325g。これが炭酸ナトリウムに変化した水酸化ナトリウムの0.325倍にあたるので、変化した水酸化ナトリウムは1g。

問3 鉄は水酸化ナトリウム水溶液には溶けない。

問4 塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の反応でできた固体は食塩。食塩の結晶は立方体に近い形をしている。

問5 中和点はグラフの折れ曲がり部分を読み取ること。

問6 塩酸と亜鉛の反応で発生する気体は水素。

問7 水酸化ナトリウム水溶液に塩酸を加えていった時に残った固体のグラフを考える問題。塩酸を加えていなくても水酸化ナトリウムの固体が残ることと、中和した後は塩酸があまるが、塩酸には固体が含まれていないことに注意。

問8 水酸化ナトリウム水溶液を70g加えた時にグラフが折れ曲がり、その後は直線になっているので、(23.125+33.725)÷2 より、28.425

問9 塩酸と水酸化ナトリウム水溶液は10:7で中和するので、100×10÷7 の計算結果を四捨五入して、143gとなる。

塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和に関する出題。中学入試では典型的な出題が並んでいる。ここで得点が伸びなかった時は、テキストに戻ってしっかり復習すること。特に、塩酸に水酸化ナトリウム水溶液を加えた時と、水酸化ナトリウム水溶液に塩酸を加えた時の違いについて理解をした上で、問題演習に取り組んで欲しい。

【大問4】地学 流れる水の働き

  • 難度:やや難
  • 時間配分:10分

問1・問2 傾きが急な上流のX地点では浸食作用と運搬作用が働き、V字谷ができる。急な傾きが緩やかになる中流のY地点では、運搬作用と堆積作用が働き、扇状地ができる。

問3 流速と土砂の粒径が流れる水の働きとどう関係するかを表したグラフの読み取り問題。中学入試で時々取り上げられる内容。

問4 泥の粒によってできる地形であることから、三角州と関係が深い。

問5 記述問題。問題文の「食塩にも同じような性質が・・・・小さな泥の粒を引き付けて結びつけ、より大きな粒をつくります」より、川から海に出たところで流れが遅くなり、泥の粒が大きくなることによって堆積が起こると考えられる。

川の流れの働きに関する出題。基本知識は当然必要であるが、問3・問5は思考力も要求される。

攻略のポイント

例年通り、基本知識で解ける問題と思考力が要求される問題がバランスよく配分された出題であった。すべての大問が実験や観察に関する文章・図・グラフ・写真を題材として作られている。学習を進める上では、用語の丸覚えではなく、テキストの図・写真などにもしっかり注意を払って欲しい。本校の理科はカラー印刷された問題なので、学習する際もカラーの資料集や図鑑を手元に置いて、例えば植物・昆虫・動物・岩石などはその色なども確認しながら進めたい

直前期は過去問や思考力が必要な問題演習をしっかり行って欲しい。演習に使う問題の選択については、家庭教師などに相談して欲しい。

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