桜蔭中学校の傾向と対策
本年度:2025年度
| 本年度 | 昨年度 | 昨年比 | |
|---|---|---|---|
| サピックス | 63 | 63 | ±0 |
| 日能研 | 69 | 69 | ±0 |
| 四谷大塚 | 69 | 71 | -2 |
| 首都圏模試 | 78 | 78 | ±0 |
※サピックス偏差値・日能研偏差値・四谷大塚偏差値・首都圏模試偏差値は各社公表の数値から合格可能性80%を記載。あくまでも比較検討の目安としてお役立てください。
桜蔭中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
女子御三家。私立女子校の最難関だけあって、どの科目も「深い理解」が求められる。またそれらの知識を前提に、高レベルの問題を限られた時間内で適切に処理する「判断力」を養っておこう。
| ▽算数 | 処理量が多く、細かい部分での注意深さや正確さと、考え方・式をコンパクトにまとめる力が問われる。 |
|---|---|
| ▽国語 | 大学入試にも匹敵する分量の問題文を速読する力が問われる。8割を占める「記述問題」の対策も必須。 |
| ▽社会 | 試験時間を考えると、基本姿勢として取れる問題を確実に押さえつつ、逆に潔く「捨て問」にする判断も必要。 |
| ▽理科 | 難易度が高めの典型問題が出題される。暗記事項は膨大だが、当然深い理解を伴う暗記が求められる。 |
新しい傾向の出題が見られました
桜蔭中学校では2018年度入試より、新しい傾向の出題がみられる。2020年度大学入試改革を踏まえた出題とみられ、受験生には対策が必要だ。
・2018年 国語【大問一】[問一]
冒頭から新機軸の知識問題が出された。従来の「漢字の書きとり」に「熟語の完成」を合体させた複合的な出題。まずは本文中のカタカナを漢字に直し、その漢字を使用した熟語を完成させる。内容的にはさほど難易度は高くないが、今後もこのような出題傾向に対応できるよう、あらゆる知識を確実に定着させておく必要がある。
算数の攻略ポイント
例年大問数は4題。単元としては数の性質や規則性・場合の数など数論関係の問題、立体図形等の出題頻度が高い。一方で多くの学校で頻出単元となる比を利用した文章題・平面図形等に関する問題はほとんど出題されないなど、全体的にかなり特徴的な問題構成となっている。
頻出単元については難易度が様々であり、難易度の判断能力と限られた時間内に丁寧に処理する能力がなにより求められる。
2026年度
【大問1】
時間配分:11分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| (1) |
(1)
四則演算 |
易 | 2分 | ★ |
| (2)① |
(2)①
不定方程式 |
易 | 1分 | ★ |
| (2)② |
(2)②
作ることのできない数 |
標準 | 3分 | |
| (3)① |
(3)①
場合の数 調べ上げ |
標準 | 5分 | |
| (3)② |
(3)②
場合の数 調べ上げ |
難 | 解くのに時間がかかる |
【大問2】
時間配分:17分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| A(1) |
A(1)
立体図形 展開図 |
易 | 2分 | ★ |
| A(2) |
A(2)
立体図形 切断する辺の数 |
易 | 2分 | ★ |
| A(3) |
A(3)
立体図形 切断する辺の数 |
易 | 2分 | ★ |
| B(1) |
B(1)
場合の数 最短の行き方 |
易 | 3分 | ★ |
| B(2) |
B(2)
場合の数 場合分け |
やや難 | 8分 |
【大問3】
時間配分:12分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| (1) |
(1)
場合の数 周期を見つける |
標準 | 5分 | ★ |
| (2) |
(2)
場合の数 推論と周期 |
難 | 7分 |
【大問4】
時間配分:10分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| (1)ア |
(1)ア
立体図形 回転体の体積 |
易 | 1分 | ★ |
| (1)イ |
(1)イ
立体図形 回転体の体積 |
易 | 1分 | ★ |
| (1)ウ |
(1)ウ
立体図形 回転体の体積 |
標準 | 3分 | |
| (2)エ |
(2)エ
立体図形 回転体の体積 |
易 | 2分 | ★ |
| (2)オ |
(2)オ
立体図形 回転体の体積 |
標準 | 3分 |
国語の攻略ポイント
「論説文」(あるいは「随筆」)と「小説」の大問2題という出題形式が定着している(2026年度は例外的に「インタビュー記事」と「小説」)。
ただ、「韻文」(詩や短歌・俳句)が出題される年度もあるので要注意。「漢字問題」や「総合的知識問題」は小問扱い。総文字数は例年7000~8000字ほどだったが、本年度はやや減少して約6300字。「解答形式」は「説明記述」が中心で、「選択肢」「抜き出し」「空所補充」「語句記述」などは少ない(本年度は「空所補充漢字記述」が2問、「選択肢設問」が1問)。本校で特筆すべきはやはり、「説明記述問題」だ。配点比率では全体の8割ほどを占める(ここ数年は減少傾向だったが、本年度はなんと82%)。また、「記述総字数」は1000字超になる年もある(本年度は900字ほど)。以前は、「200字以内指定の長文説明記述」1問が最終関門の定番だったが、ここ7年は全て「字数指定なし」の出題(新傾向として定着した感あり。本年度は全7問)。「必要な要素」を外さずに、「的確で正しい日本語の文章」を短時間で仕上げるという高度なテクニックが要求される。100点満点。試験時間は50分。
2026年度
【大問一】
時間配分:25分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 1 |
1
インタビュー記事-漢字の書き取り(3問) |
標準 | 2分 | |
| 2 |
2
インタビュー記事-換言説明記述 |
やや難 | 5分 | ★ |
| 3 |
3
インタビュー記事-空所補充語句記述 |
標準 | 3分 | |
| 4 |
4
インタビュー記事-心情説明記述 |
標準 | 3分 | |
| 5 |
5
インタビュー記事-換言説明記述 |
やや難 | 8分 | |
| 6 |
6
インタビュー記事-換言説明記述 |
標準 | 4分 | ★ |
【大問二】
時間配分:25分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 1 |
1
小説-漢字の書き取り(3問) |
標準 | 2分 | |
| 2 |
2
小説-語句の意味選択肢 |
標準 | 2分 | |
| 3 |
3
小説-空所補充語句記述 |
標準 | 2分 | ★ |
| 4 |
4
小説-理由説明記述 |
標準 | 6分 | ★ |
| 5 |
5
小説-内容説明記述 |
標準 | 6分 | |
| 6 |
6
小説-換言説明記述 |
標準 | 7分 |
理科の攻略ポイント
物理・化学・生物・地学の4分野から出題されている。近年の出題傾向を見ても4分野からまんべんなく出題されることが多い。塾のテキストや問題集を使って学習していれば解答できる標準的な問題が中心だが、ややレベルの高い思考力が必要となる問題も含まれる。
どんな難問であっても考える上で基本となる知識が必要となるので、各分野の基本をまんべんなくしっかり身につけることが大切である。
2026年度
【大問1】
時間配分:5分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1 |
問1
大気汚染 |
標準 | 1分 | ★ |
| 問2 |
問2
大気汚染 |
標準 | 1分 | ★ |
| 問3 |
問3
大気汚染 |
標準 | 1分 | |
| 問4 |
問4
大気汚染 |
やや難 | 1分 | |
| 問5 |
問5
大気汚染 |
標準 | 1 | ★ |
【大問2】
時間配分:5分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1 |
問1
モンシロチョウ |
標準 | 1分 | ★ |
| 問2 |
問2
モンシロチョウ |
易 | 1分 | ★ |
| 問3 |
問3
モンシロチョウ |
標準 | 1分 | |
| 問4 |
問4
モンシロチョウ |
やや難 | 1分 | |
| 問5 |
問5
モンシロチョウ |
標準 | 1分 | ★ |
【大問3】
時間配分:11分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1 |
問1
光の性質と速さ |
標準 | 1分 | ★ |
| 問2 |
問2
光の性質と速さ |
標準 | 2分 | |
| 問3 |
問3
光の性質と速さ |
やや難 | 4分 | ★ |
| 問4 |
問4
光の性質と速さ |
難 | 4分 |
【大問4】
時間配分:9分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 問1 |
問1
地球と月の動き |
やや難 | 4分 | ★ |
| 問2 |
問2
地球と月の動き |
やや難 | 5分 |
社会の攻略ポイント
「地理」「歴史」「公民」「時事」、全ての単元から出題される。また、「考察問題」「一般常識」などの出題もある(2026年度「考察問題」あり)。
大問は2~4題(本年度は4年続けての3題)。単元別配点比率では、「歴史」「地理」「公民」「時事」「考察」「その他」の順(本年度は「歴史」が4745%弱、「地理」は4735%弱、「公民」15%、「時事」「考察」はわずか)。全解答数は50前後(本年度は4446。ここ数年は増加傾向だったが、本年度は落ち着いた)。解答形式は、「リード文」や「説明文」に関しての「事項・人名・地名等記等述」(原則的に「漢字指定」)、「選択肢」(「空所補充」「不適切」「整序」「組み合わせ」「正誤判別」などあり)、「説明記述」(例年数問。本年度は昨年度より増えて3問)。出題内容は多様で、「地図」「地形図」「統計資料」「歴史史料」「写真」「図版」等々の「読み取り」も求められる(本年度は昨年度に引き続き、「地形図」「歴史史料」は未出)。尚、本年度は一昨年度に出題された、新大学入試制度で重視されている「思考力・判断力・表現力」を意識した問題はなかった(ただし、来年度以降に向けて要注意だ)。いずれにしても、時間と解答数を考えると、「スピード」と「思考力・処理能力の高さ」が必要不可欠となる。60点満点。試験時間は30分。
2026年度
【大問Ⅰ】
時間配分:10分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 1~7 |
1~7
総合-空所補充語句記述 |
標準 | 3分 | ★ |
| 1(1) |
1(1)
地理ー統計資料読み取り組み合わせ選択肢 |
やや難 | 30秒 | |
| 1(2) |
1(2)
歴史-事項記述記述 |
標準 | 30秒 | ★ |
| 2 |
2
地理-正誤判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 3 |
3
地理-統計資料読み取り選択肢 |
標準 | 30秒 | ★ |
| 4(1) |
4(1)
地理-選択肢 |
標準 | 30秒 | ★ |
| 4(2) |
4(2)
地理-事項記述 |
やや難 | 30秒 | ★ |
| 5 |
5
地理-統計資料読み取り選択肢 |
やや難 | 30秒 | |
| 6 |
6
地理-内容説明記述 |
やや難 | 3分 | ★ |
| 7 |
7
地理-役割説明記述 |
やや難 | 30秒 | ★ |
【大問Ⅱ】
時間配分:11.5分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 1~7 |
1~7
歴史-空所補充語句記述 |
標準 | 3分 | ★ |
| 1 |
1
歴史-正誤判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 2 |
2
歴史-事項記述記述 |
標準 | 30秒 | |
| 3 |
3
歴史-事項記述記述 |
標準 | 30秒 | |
| 4 |
4
歴史-正誤判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 5(1) |
5(1)
歴史-空所補充正誤判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 5(2) |
5(2)
歴史-事項判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 6 |
6
歴史-事項記述 |
標準 | 30秒 | |
| 7 |
7
歴史-正誤判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 8 |
8
歴史-時期判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 9 |
9
歴史-時期判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 10(1) |
10(1)
歴史-事項記述 |
標準 | 30秒 | |
| 10(2) |
10(2)
歴史-統計資料読み取り記述 |
標準 | 3分 |
【大問Ⅲ】
時間配分:8.5分
| 小問 | 分野・単元 | 難度 | 時間配分 | 必答問題 |
|---|---|---|---|---|
| 1 |
1
公民-空所補充事項記述 |
難 | 3分 | |
| 2 |
2
公民-空所補充事項記述 |
標準 | 30秒 | |
| 3 |
3
公民-空所補充事項記述 |
標準 | 30秒 | |
| 4 |
4
時事-空所補充事項記述 |
やや難 | 1分 | |
| 5 |
5
公民-正誤判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 6 |
6
時事-正誤判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 7 |
7
公民-正誤判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 8 |
8
時事-正誤判別選択肢 |
やや難 | 1分 | |
| 9 |
9
公民-正誤判別選択肢 |
標準 | 30秒 | |
| 10 |
10
公民-内容説明選択肢 |
標準 | 30秒 |
桜蔭中学校合格者の声
リーダーズプレインのプロ家庭教師は、お子さまのレベルやご希望にあわせて指導します。プロならではのノウハウでさまざまな踝題を解決して志望校合格に導いてきました。
先生は、子供の良いところをあげながら、改善点も明確にご指摘、またそれについてのアドバイスもしてくださり、日々の勉強にとても役立ちました。毎回、熱心にご指導してくださり、感謝しております。子供がミスを頻発した時も、落ち着いて受験できるように様々なアドバイスをしてくださり、親も子も不安なく入試を迎えることができました。ありがとうございました。
保護者様より
先生からは学習計画を明確にご提案いただき安心してお任せすることができました。また、元気で明るく大変熱心な先生で、娘は、「先生が来ると元気になる!」といつも先生が来られるのを楽しみにしておりました。そんなお人柄の先生に支えられ、自信を持って受験日を迎えることができました。国語も最後には得点源となり、先生にお願いして良かったと心から感謝しております。本当にありがとうございました。
保護者様より
プロ家庭教師が合格をサポート
中学受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの中学受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の中学受験専門プロ家庭教師です。
プロ教師対談インタビュー『中学受験生を伸ばすポイントは?』
豊富な経験から「合格までの最短距離」をプロ教師陣が語り合います。
伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。
| 学校 | 桜蔭中学校 |
|---|---|
| 偏差値 | 2025予測偏差値 69(四谷大塚80%)・63(サピックス80%) |
| 併願校 |
1月入試では渋谷教育学園幕張中・浦和明の星女子中、2月は豊島岡女子中・慶應中等部・お茶の水女子大学附属中・洗足学園中が多く見られる。 *入試日程の変更にご注意ください |
| 合格者 | 合格最低点は非公表となっているが、受験生のレベルを考えると、事前の過去問対策では最低70%はクリアしたい。出身塾別で見ると、サピックスが多く、早稲田アカデミー・四谷大塚・日能研が続いている。リーダーズブレインの生徒も同様の塾生が多い。 |
| 進学実績 | 東大・東工大・一橋大を始めとした国立大に50%、早稲田大・慶應義塾大・上智大に90%以上、MARCHに45%が合格している。 |
| その他 | 高校での募集を行わない完全中高一貫校。女子御三家のひとつ。東大合格者数は、女子校では全国1位。 |
| 基本情報 |
所在地 〒113-0033 東京都文京区本郷1-5-25 最寄駅 JR/都営三田線「水道橋」徒歩5分・丸ノ内線/都営大江戸線「本郷三丁目」徒歩7分 連絡先 ℡:03-3811-0147 沿革 大正13年設立。 |