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立教新座中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2015年度「立教新座中学校の国語」
攻略のための学習方法

立教新座中の入試問題は、「物語文」と「説明的文章(説明的な随筆文を含む)」という形が多い。漢字、語句は、読解問題の中で出題されている。設問構成は、記述式、書き抜き、選択式と、バランスがとれている。形としては、オーソドックスな入試問題である。
選択式問題の数は多くない。それぞれの選択肢も長くはない。正解を選ぶのに悩む選択肢も当然あるが、多くは、基本的な解法を用いて、対応できる。文章中と選択肢の中から解答の手がかりを見出す作業を、手がたく行いたい。

書き抜き問題は、かなり手ごわいものもある。文章全体を見渡し、説明的文章の「文章構成」、物語文の「場面構成」を意識して、書き抜き箇所を見出す必要があるものも目立つ。処理するのに、かなり時間がかかると予想できる設問もある。時間配分に十分注意したい。

記述問題の出題数は、年度により多少異なるが、2~4題程度のことが多い。また、各記述問題の字数は、30字程度までのことが多い。ただし、第2回入試では、自分の考えを求める、「200字程度の文字数が見込まれる記述問題」が出題されたことがある。(字数指定なし) 第2回入試も受験する生徒は、この点はおさえておきたい。

素材文の長さは、8000字程度になることもある。総字数は多い方である。各文章ジャンルで見ると、物語文は、テーマや場面状況の把握が、手ごわいものも出題される。難度の高い物語文の読解方法になれておきたい。説明的文章は、「誤謬推理」「文字の分析鑑賞」「恣意的に雑多な概念」など、かなり難度の高い言葉が用いられている文章が素材文になることもある。説明的文章に関しても、難度が高いものの読解方法をおさえておきたい。
漢字・語句問題は、例年、読解問題の中に取り込まれている。漢字は基礎的なものから応用レベルまで出題される。日頃からコツコツ学び、できる限り得点したい。また、語句問題は基本から標準レベルのものが多い。ここも確実に得点することを心がけたい。

[過去問演習]
過去問演習に入る際には、以下の点に留意したい。
・50分という制限時間を意識して、すばやく解き進める癖をつける。(すべて解き終える!)
・漢字、語句問題は、素早く終わらせる。
・書き抜き問題で、どうしても解答が出ない場合は、後回しにする。
・記述は、文章中の表現を手がかりにしてまとまる。
・解き終えた答案は、必ず、中学受験専門の国語の先生に確認してもらう。先生に添削指導をしてもらい、専門家としてのアドバイスをもらう。

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2015年度「立教新座中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

説明的文章と物語文の二題構成である。二題の総字数が8,000字程度と比較的長い。
漢字は、それぞれの大設問に4題ずつ。これは、すぐに終わるだろう。
選択式問題の量はそれほど多くない。選択肢を読むことの、苦労も少ない。
読解記述は2題。書くべきポイントは、比較的見つけやすい。
例年に比べ、全体的にやさしい作りである。

[大問1]説明的文章

  • 時間配分:

問一 漢字の書き取り。短答式。すべて正解したい。

<時間配分目安1分>

問二 内容理解。書き抜き。目の動きをイメージして、書き抜き箇所を探すと分かりやすい。

<時間配分目安3分>

問三 慣用句。記述式。傍線②の文脈からは判断できない。意味が分からない受験生には、手ごわかったと思われる。

<時間配分目安2分>

問四 言葉の意味。選択式。基礎的な内容。確実に正解して欲しい。

<時間配分目安1分>

問五 内容理解。選択式。一見、手ごわそうに見える設問。ただし、選択肢の内容を見比べることで、容易に解ける。

<時間配分目安1分>

問六 内容理解。選択式。傍線部前後の情報を正確におさえれば、困難な問題ではない。確実に得点したい。

<時間配分目安1分>

問七 内容理解。空欄補充。選択式。直後の「正常」という言葉に目を向ければ、難しくない。確実に得点したい。

<時間配分目安1分>

問八 内容真偽。選択式。文章全体に手がかりをおさえる必要がある。ただし、選択肢の正誤を確認する作業は、困難ではない。

<時間配分目安4分>

[大問2]物語文

  • 時間配分:

問一 漢字の書き取り。短答式。基礎から応用レベル。確実に得点したい。

<時間配分目安1分>

問二 細部理解。空欄補充。選択式。それぞれの空欄前後の状況を把握することで、適切な言葉をあてはめることができる。すべて正解したい。

<時間配分目安3分>

問三 心情関連。記述式。字数指定なし。場面の中の健太の様子を把握していれば、難しい設問ではない。

<時間配分目安3分>

問四 慣用句。短答式。基礎レベルの設問。確実に得点したい。

<時間配分目安1分>

問五 場面理解。記述式。字数指定なし。記述のポイントは、大きく分けて二つ。「私のしたこと」「ステラが陥った状況」の二点を中心にまとめる。

<時間配分目安3分>

問六 内容真偽。選択式。物語全体から、解答の手がかりを探す必要がある。ただし、選択肢の内容自体は、難しくない。

<時間配分目安4分>

攻略のポイント

・受験者平均点が60.6点。だが、比較的やさしい出題のため、75点以上の得点が欲しい。漢字部分をすべて正解して、大設問一と大設問二の読解問題の誤答をそれぞれ二つ以内にしたい。

・文章を読む時間を20分程度におさえたい。残りの30分程度が解く時間になる。素早く解き進めることを、意識したい。

・基礎的な設問が多いが、ケアレスミスに注意したい。小さな失点が致命的になる可能性も高い。慎重に解き進め、つまらないミスをしない。

・多少、難解な設問も含まれる。全体的に得点しやすい設問が多いため、難解なものは後回しにしても構わない。取れるところの取りこぼしを防いでほしい。

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