東京医科歯科大学医学部の傾向と対策
出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト
数学(2010年)の入試解剖
首都圏の国公立医大を考えた場合、東京医科歯科大より少し入りやすいのが横浜市立大(医学部)ということになるでしょう。大問4題で120分という公立大としては標準的であるが、各大問は2~3題の小問に分かれており、過去の東工大のように大問が小問に分かれてなく、解法の糸口がつかめないような超難問は、ほとんど見られない。東京医科歯科大の数学は大問3題で90分であるが、苦手な分野の難問が出題された場合、こ...
化学(2014年)の入試解剖
センター試験500点、二次試験360点の配点となっており、二次試験の理科2教科で120分120点の配点となっています。ここ数年、化学の大問数は3題となっています。
以前の本校は有機化学の難問が出題されるといわれていましたが、ここ数年は以前ほどの難問は出題されていません。他の分野も含め全体としては取り組みやすくなっていますが、それでも受験生が見慣れない問題、実験データを基に考察...
化学(2012年)の入試解剖
以前の本校は有機化学の難問が出題されるといわれていましたが、ここ数年は以前ほどの難問は出題されていません。他の分野も含め全体としては取り組みやすくなっていますが、それでも受験生が見慣れない問題、実験データを基に考察する問題などが出題され、思考力を問うレベルの高い問題であることに変わりはありません。
センター試験180点、二次試験360点の配点となっており、二次試験の理科2教科...
物理(2014年)の入試解剖
センター試験500点、二次試験360点の配点となっており、二次試験の理科2教科で120分120点の配点となっています。ここ数年、物理の大問数は2題となっています。1題は力学で残り1題は他の分野からの出題となっています。2011年度まで電磁気が力学との融合も含め4年連続出題されましたが、2012年度は波動の出題となっています。2013年度は電磁気、2014年度は原子が出題されています。
...物理(2012年)の入試解剖
過去にはかなりの思考力や計算力を要求する出題もありましたが、ここ数年は標準的な典型問題がほとんどとなっています。生物選択者より物理選択者が有利と言われる所以となっています。ただし、大問1題あたりの設問数は多く、細かい計算問題やグラフを作成する問題なども出題されますので、素早く正確に処理する能力をみがく必要があるかと思います。
センター試験180点、二次試験360点の配点となっ...
生物(2012年)の入試解剖
こんにちは、早稲田家庭教育センター講師・天津丸です。
今回は東京医科歯科大学医学部(以下、東医歯大)、2012年度・生物の分析です。
総評
理科は物理・化学・生物からの選択式、120分で2科目を解くことは一流医大では暗黙の了解たるシステムです。これを踏まえ、東医歯大の生物出題傾向は、私大と国公立大それぞれの医学部の丁度中間を突いて...