筑波大学医学群の傾向と対策
出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト
化学(2012年)の入試解剖
例年理論を中心とした総合問題2題と有機化学の問題が1題出題されています。幅広い分野から基礎から標準的な問題が出題され、論述問題も毎年出題されています。例年有機化合物は化学Ⅰからの出題となっていますが、2012年度は化学Ⅱの範囲から出題され、その分多少前年度より難しくなったと思います。例年、難問はほとんどありませんが、合否は高得点での争いとなりますので、ケアレスミスや計算ミスをなくすこと、...
生物(2012年)の入試解剖
こんにちは、リーダーズブレインで生物を担当している講師の天津丸です。今回は僭越ながら2012年筑波大学・医学群の生物入試問題を解剖してしまいます。
総評
全体的に見て、生物Ⅱの割合が高い年度でした。最後の詰めに抜かりがなかった受験生が報われたことでしょう。とはいえ、生物Ⅱといっても、系統分類や世界各地の森林の極相な...
物理(2014年)の入試解剖
センター試験900点、二次試験1100点(面接200点を含む)の配点となっており、二次試験の理科2教科で300点の配点となっています。ここ数年、物理の大問数は3題となっており、年度によって差はありますが、合格するためには2次試験の物理で9割程度が合格ラインのひとつの目安と言えるでしょう。
2014年度も例年通り標準的な典型問題の出題が多くなっています。力学から1題、電磁気...
化学(2014年)の入試解剖
センター試験900点、二次試験1100点(面接200点を含む)の配点となっており、二次試験の理科2教科で300点の配点となっています。ここ数年、化学の大問数は3題となっており、合格するためには2次試験の化学で9割程度が合格ラインのひとつの目安と言えるでしょう。
2014年度は前年より更に易化し益々高得点での争いになったかと思います。例年理論を中心とした総合問題2題と有機化...
物理(2012年)の入試解剖
例年標準的な典型問題の出題が多くなっています。力学から1題、電磁気から1題、その他の分野から1題という構成になっており、理由を述べる論述問題も毎年出題されています。また2010年度の大問3は原子に関するA問題とB問題から選択する形式、2007年度も同様に大問3が熱力学のA問題と原子のB問題から選択する形式となっています。2012年度は前年と比較して難易度で易化しており、高得点での争いにな...