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広尾学園高等学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2016年度「広尾学園高等学校の国語」
攻略のための学習方法

【現代文の読解】
例年、論説文が2つ出されている。文学的文章の出題はない。字数は総計6000字前後。高校生レベルの文章で受験生にとってはやや難しい。
設問形式は選択式9問・記述3問(2016年度)。記述はいずれも60~120字ほどの長文記述になっていて難しい。

【記述問題】
字数が多いので、かなり練習を積んでおかないと試験本番で混乱し、うまくまとめられない事態が懸念される。
本校の長文読解は論説文だけなので、論理的文章を指定された字数で要約する訓練が必要ということになる。おおよそは20~30字でひとつの事柄がまとまり、50~60で大きなまとまりを形成すると考えれば、使う部分を整理しやすいだろう。20~30字ほどで重要点を抜き出しておき、設問の指定にそって組み合わせて答えとするのである。
まずは長文読解の基本どおりに問題をこなしていこう。形式段落→意味段落の整理(その際、意味段落の内容をタイトルとしてつけてしまうとわかりやすい)・段落ごとのつながり・各段落の最初と最後に特に注意しながら要点と細部の区別・それらをまとめて要旨・要約へといたる。
記述問題はまとめる内容が整理できていないと何回も書き直して時間切れになる恐れがある。素材文を読みながら印・傍線で重要点を目立つようにしておき、関連する事柄は線で結んでおくなどすれば解答の際に役立つだろう。同程度の文量の問題を多くこなし、60字や120字くらいで要約する練習を繰り返して十分に慣れておきたい。

【選択肢問題】
素材文が難しめなので選択肢の文も難しくなってしまうが、内容自体は迷わせるような微妙なものは少なく、選びやすくはなっている。本文をしっかり理解できていれば得点源にできるだろう。

【古文】
600~800字ほどの素材文で例年4~5問の出題となっている。配点は2割ほどあるので無視はできない。
現代語訳はつかないが、難しい単語の注はついている。内容も古文の中では比較的やさしい、現代人にもわかりやすい文が使われている場合も多く、難易度は配慮されている。
とはいえ、学校でさっとなぞっただけの古文の学習では足りない。最重要単語や基本文法を頭にいれ、高校生初級レベルの古文の教材で勉強しておこう。古文に頭を慣らしておくだけでも、得点につながるはずである。

【漢字】
言語事項などの知識問題はあまり出題されない。漢字の読み4問・書き6問という形でほぼ定着している。読み書きともに難しい漢字も出されているので、中級程度の漢字をマスターし、できれば上級レベルまで手を伸ばしておきたい。

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2016年度「広尾学園高等学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

2問の論説文読解で6000字・古文550字の計6500字ほどの文量で、総解答数は27問。3問の長文記述はかなりの難物で計15分ほどは取られそうである。どうしても時間が足りなければ1問は諦めるのも作戦であろう。漢字10問は3分程度でさっさと済ませ、選択肢の問題を全てこなしてから、記述問題に時間いっぱい取り組む。

【大問一】漢字の読み書き

  • 時間配分:2分

読み4問・書き6問の計10問がほぼ定形となっている。基本的なものも難しいものも見られるので、高校受験用の漢字演習帳を一冊しっかりと仕上げる。

<時間配分目安:3分>

【大問二】論説文の読解

  • 時間配分:

ただ知識を多く得ることに汲々として独自の思考を怠る日本人の教養主義を批判している。
[問一] いきなりの記述問題で本校の試験に慣れていない人は面食らうかも知れない。解答欄の大きさから60~80字ほどかけそうだと見当をつける。二つの事柄を答えるので、一つ30~40字くらいで考える。ただ知識を得るだけで終わることと、その知識を活かして新しい知識を生んだり独自の思考を得たりすることとの違いが文中で述べられている。
[問三] 選択肢の文自体が難しいが、よく読めば不正解には本文と明らかに異なる部分が含まれている。
[問四] 選択肢アは一見正しそうだが、この内容は「学問」についてだけ述べたものである。シッタシズムは文化・知識・学問すべての範囲に関わり、その起こった理由を訊かれているので、選択肢アは不十分である。
[問六] 今回の試験最大の難敵である。「逆説法」はわざと反常識的な表現・内容で自分の意見や新しい見地を際立たせる手法だが、筆者は逆説なんかではなく当たり前のことであると言いたいようである。十分な字数があるので、常識的な見解・「無知・無学な人」と「そうでない人」の違い・その違いが生み出す「結果」など、文中に使えそうな箇所がいくつかあるので、それぞれ30字くらいで抜き出してまとめていく。

<時間配分目安:22分>

【大問三】

  • 時間配分:

美は利害関心・欲望とは無関係に判定されるものであるが故に普遍性があり、他人への伝達可能性を持つと論じている。それは普遍的な道徳性の実現をも可能にするという。
[問二] 美の経験は利害関心・欲望を捨てなければできないし、直後に「天の恵み」ともあるので、「偶然」では弱すぎるだろう。
[問三] 「先に書いた」とあるとおり、この疑問は前に提示されている。ここまでその説明をずっとしてきたのである。
[問六] ここも50~60字くらいは書けそうである。美は主観的な判定だが、個人的な利害・関心から離れて判定されるので普遍性があり、他者に伝達できる可能性がある。このことを「他人とともに生きる」と表現したものと思われる。

<時間配分目安:16分>

【大問四】古文の読解

  • 時間配分:

頭が二つある蛇という話から、それを人間(個人)に当てはめ、さらに人間・社会(役人)に広げて論じている。
[問一] 蛇→人間→役人と話を展開している。
[問三] 役人が自分のことにのみかかずらっているのはダメだと言っているので、本来役人が第一に考えるべきことを探す。
[問四] 三日後にはうまく移動できるようになっているので、選択肢アは違う。

<時間配分目安:9分>

攻略ポイント

長文読解と記述対策が当然焦点となる。論説文の読解なので、論理の流れを把握して要約する力をつけることが目標となる。記述は100字超の問題もあるので、同程度の字数の問題を多くこなし、字数の感覚を得ておく。自然科学・人文科学などの論理的文章を読みながら要点に印をつけるなど、普段の読書も練習に組み込むことをお薦めする。
古文はやはり頭を慣らしておくことが大事なので、中学の教科書だけでなく、高校の教材を使って少しでも多くの古典に触れておくと良いだろう。

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