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明治大中野八王子高等学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2022年度「明治大中野八王子高等学校の国語」
攻略のための学習方法

解法

「明中八王子の国語」で勝利するための基本は、「解法」をいかにうまく使うかということだ。「解き方」が安定しなければ、「得点力」はアップしない。
「論説文」(説明文)と「小説」「随筆」、それぞれに応じた独自の「解法」。そして、全てに共通する「解法」。それらを体系的に理解して定着させ、応用できるようにしなくてはならない。
そこで肝要なのは、「復習」の仕方だ。「答え合わせ」をして「解説」を読み納得した。問題はその後だ。
「考え方のプロセス」を「トレース」することが必須。万一、「トレース」できないとすれば、そのこと自体が問題になる。
「解法」が定まっていない証だからだ。
そして、「間違った問題」こそ宝の山だと認識すること。「解き方のプロセス」のどこで誤ってしまったのか? その「分岐点」をしっかりと確認して頭に刻み込んでおくことこそが、同じ間違いを繰り返さない秘訣になる。
さらに、いくつもの練習問題を通じて同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけたい。それが「解法」となる。
そうして理解、習得したものを書き留めた自分自身の「解法ノート」を作成しておきたい。解き方に迷ったらそのノートを確認して、確実に応用できるようにしておくこと。繰り返すことで、やがて自然と「解法」を用いて解くようになるはずだ。

知識

前述のとおり、あらゆる分野からの「直接出題」があり、「本文読解」等でも必然的に問われることになる明中八王子の「総合的知識問題」。いかなる「攻略法」があるのか?
「国語的知識」は幼少期からの蓄積、故に「15の春」を前にした今ではもはや手遅れ。確かに、そうした側面はある。だが、そこで思考停止してしまっては「ジ・エンド」。今からでもできることは、ある。
先ずは、「己が実力」を悟ること(「己が」=「おのが」が読めなければ既にヤバイと自覚せよ)。過去問を解いてみて(少なくとも5年分以上)、「5割未満の正答率」だったら「中学入試レベル」からの再スタートだ(分かっていると思うが、「中学入試」を馬鹿にしてはいけない。上位校では「高校入試」どころか「大学入試」のレベルに達する)。
「5割超の正答率」でも無論、不断の努力は欠かせない。要は、地道な努力、日々の積み重ねあるのみだ。
さらに、「口語文法」も侮ってはいけない。直接出題されているし、「記述」にも不可欠だ。
日本語として「文法」的に「正しい文」でなければ「減点」されるし、そもそも内容が正確に伝わらない。特に、「文節の相互関係」や「付属語」(「助詞」「助動詞」)の「意味・用法」は確実に定着させておくことが重要だ。
なお、「知識」強化用のテキストとしては、「高校入試 でる順ターゲット 中学漢字・語句・文法1500 四訂版」(旺文社)などが推薦できる。また、残念ながら「中学入試レベル」から再スタートの場合は、「四谷大塚」の「四科のまとめ『国語』」(HPから購入可能)等がオススメ。

速読

大学入試にも匹敵するボリュームの問題文を読まなくてはならない。
本年度は何と9700字。解答時間は50分。当然、「速読」が求められる。
しかし、設問を解くために読むのだから一般的な「速読術」を使うわけにはいかない。やはり、文章に応じての「速読」のコツを習得しなくてはならない。
「論説文」(説明文)であれば「Nの法則」。意味段落の「序論」「結論」は「論旨」が述べられているので確実に読み、「本論」は「段落相互関係」に着目しながら「各形式段落」の「最初」と「最後」を中心に読み進める。
「小説」「随筆」は、「場面分け」をしながら新たな「登場人物」をチェックし、「心情表現」を拾って素早く読んでいく。
その上で、とにかくできる限り数多くの過去問の文章を読むことだ。明中八王子に限らず、他の学校の入試問題も読んでおきたい。練習あるのみ。そして、最終的には分速700字以上(できれば750字近く)で「速読」できるようにしたい。

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2022年度「明治大中野八王子高等学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問は「小説」、出典は宇佐見りん「推し、燃ゆ」(文字数約4900字)。
小問は全10問(解答数15)。「抜き出し」(8問。「空所補充」あり)、「選択肢」(「本文内容合致」あり)、「語句記述」(「漢字の読み書き」5問)。問題文は6分強で読み切り、設問を18~19分で解きたい。

大問は「論説文」、出典は小磯修二「地方の論理」所収の「共生の思想――独占と排除を超えて」(文字数約4100字)。
小問は全11問(解答数15)。「抜き出し」(6問。「空所補充」あり)、「選択肢」(「不適切」、「本文内容合致」あり)、「語句記述」(「漢字の読み書き」5問)。問題文は5分強で読み切り、設問を20分弱で解きたい。

【大問一】

  • 時間配分:18~19分

主人公の「あかり」(あたし)は、学校でも家族ともうまくいっていない女子高生。唯一の生きがいは、8歳年上の男性アイドル「上野真幸」を「推す(応援する)」こと。ある日、「真幸」がファンを殴るという事件が発生し、炎上する――生きづらさを抱えながら、アイドルの追っかけに心血をそそぐ女子高校生を描いた物語。
本文では、「あたし」が「推し」という人物像を解釈し、自分自身のスタンスは「作品も人もまるごと解釈すること」だと緻密に自己分析をしていく様子が描かれている。内容は難なく理解できるはず。10の小問のうち7つが「抜き出し」という他校では類例のない大問構成となっている。以下、いくつか考えてみよう。

[問一] 「状態説明文の空所補充抜き出し」(「9字」指定)。
傍線部「部屋を探し、荒らし回ったのが朝の六時で、見つからないまま逃げるように寝て、昼に起きた」について、示されている「この状態を説明した文中の空所四角のみにあてはまる言葉」を「九字」で抜き出して答える。「状態説明の文」は「四角のみことができずに、意思と肉体が途切れた状態。」となっている。「抜き出し」では、「抜き出すべき内容」を特定した上で「抜き出し範囲」を絞っていくことが鉄則。「内容」は、「部屋を探し、……、見つからないまま……寝て……」⇒「探しものを見つける(こと)」・「目的を達する(こと)」が「できずに、意思と肉体が途切れた状態」といったことだと判断できる。「範囲」は「同一場面」(「小説」では「同一場面」の「直前直後」に「手がかり・ヒント」がある)。「同一場面」は、傍線部の段落をはさんで、4つ前の形式段落から次の段落までだと分かる。丁寧に探していくと、最初の段落の後半に「最低限を成し遂げるために力を振り絞っても足りたことはなかった。いつも、最低限に達する前に意思と肉体が途切れる。」という部分がある。「最低限を成し遂げる」≒「目的を達する」、「意思と肉体が途切れる」=「意思と肉体が途切れた状態」、見事に結びつく。「字数」もOKだ。空所にもあてはまる。念のために「範囲」の他の部分を確認しても相応しい言葉はない。したがって、「答え」は「最低限を成し遂げる(こと)」(9字)になる。本校合格のひとつの鍵となる「抜き出し設問」、「内容」→「範囲」→「確認」と順序立てて解いていくことが肝要だ。また、「抜き出し候補」はひとつとは限らないので、必ず「範囲」の全てを探すことが重要。
<時間配分目安:2分>

[問三] 「対照表現の抜き出し」(「1文」の「最初の5字」指定)。
傍線部「子どもらしくない視線の冷たさに武者震いのようなものが背筋を走った」について、「これと対照的な気持ちを表している一文」を探し、「最初の五字」を抜き出して答える。傍線部は「ピーターパンの舞台のDVD」の映像の中での「ピーターパン」の様子だと分かる。よって、「抜き出すべき内容」は「ピーターパン」の「子どもらしくない視線の冷たさ」と「対照的な気持ち」⇒「子供らしいやさしさ」だ。「抜き出し範囲」は無論、「ピーターパンの映像」について述べている傍線部を含む3つの形式段落になる。丁寧に探していく。すると、最初の段落の中頃に「影が犬に噛(か)みちぎられてしまった、と泣く彼を見て、伝染した悲しみごと抱きとめてあげたくなる。」という一文がある。「彼」=「ピーターパン」だと「文脈」から判断できる。「(自分の)影が犬に噛みちぎられ、泣く」⇒「子供らしいやさしさ」と結びつくはずだ。「範囲」の中に他に相応しい一文はない。よって、「答え」は「影が犬に噛」(5字)になる。
「文脈」を正確に読み取ることがポイントだと心得よ。
<時間配分目安:1分半>

[問六] 「指示語換言の条件付き語句抜き出し」(「5字」指定)。
傍線部の「そういうもの」が「指し示している内容にあたる言葉」を「五字」で抜き出して答える。「条件」は「これより後の文中から抜き出す」こと。先ずは「指示語」を開く。「指示語が出たら前を見よ!」が鉄則だ。チェックする。2行前から、「そういうもの」=「莫大(ばくだい)なエネルギー」だとすぐに分かる。だが、「字数」が合わない(だからこそ、「条件」が課されている)。「抜き出すべき内容」を「莫大なエネルギー」と捉え、「抜き出し範囲」である「同一場面」を探していく。傍線部の次の形式段落の最後に、「一瞬、強烈な感情を見せたように思った」という部分がある。「強烈な感情」⇒「莫大なエネルギー」と内容的に結びつく。「字数」もOK。「範囲」の他の部分を確認しても別の候補はない。したがって、「答え」は「強烈な感情」(5字)だ。「抜き出し」では本問のように、「抜き出し範囲」にある「抜き出し候補」が「条件」を満たさない場合がある。その際は、「同じ内容」で「条件」に合致した候補を、「抜き出し範囲」以外から探すことになるので、要注意だ。
<時間配分目安:2分>

[問十] 「漢字の読み書き」(全5問/「書きとり」3問と「読み」2問)。
本問の「漢字問題」は本校の「標準レベル」。志望者は「全問正解」が必須だと心得よ。確認する。先ずは「書きとり」。傍線部「プールのフチ」=「縁」⇒無論、「淵」でも「渕」でもない。「ムダに疲れる」=「無駄」⇒何の問題もなし。「 言葉のラレツ」=「羅列」⇒やや難解か? 「羅」の「一画一画」を丁寧に記すこと。次に「読み」だ。「粗い映像」=「あら(い)」⇒できて当然。「閲覧が増え」=「えつらん」⇒「高校入試」の定番、頻出だ。万が一にも曖昧(あいまい)なものがあった諸君は、本校の求める「語彙レベル」に達していないと猛省せよ。
<時間配分目安:全問で1分半>

※尚、[問九]は「本文内容合致の選択肢設問」だ。「論説文」であれば「本文内容合致」=「論旨合致」と捉え、「序論部」及び「結論部」と照合すればいいが、「小説」では「本文全ての内容」と照合する必要があり、とても手間がかかる。そこで時間をとられるよりは、他の小問をしっかりと確認し、確実に得点していく方が得策だ。したがって、戦術的には後回しにすること。無論、「捨て問」でも構わない。

【大問二】

  • 時間配分:20分弱

霞が関の官僚から北海道に身を投じ、地方の課題解決に取り組んできた筆者が、自らの活動から得られたさまざまな気づきや、地方を活性化させるための「中央の発想」にとらわれない手がかりについて論じている。本文では、「共生の思想」を社会システムとして具体的なかたちにしていく上で、「コモンズ」という概念が有効であると指摘している。「政治論」で難解な語句があるが、本文中に「意味」が付されているので内容は理解できる。【大問四角一と比べてオーソドックスな設問構成だ。手際よく解き進めていきたい。以下、いくつか確認してみよう。

[問一] 「内容説明選択肢」(4択)。
傍線部の「コモンズにとっての悲劇」についての「説明」を答える。「選択肢設問」は「消去法」が原則。先ずは「原意消去」をしたい(「原意絶対優位の原則」=「設問」「傍線部」等の「原意」、要は「本来の意味」を最優先に考えること)。ここは「内容説明」なので、「コモンズにとっての悲劇」の「原意」と結びつかない「説明」を「消去」していきたい。
各選択肢の「文末」を確認する(「選択肢」の説明で最も重要な要素は「文末」に記されている)。(ア)「すべての人が損をしてしまったという悲劇」。(イ)「モラルが崩壊してしまったという悲劇」。(ウ)「コモンズが批判にさらされてしまったという悲劇」。(エ)「(コモンズが)否定的な印象を持たれてしまったという悲劇」。さあ、どうだろうか? 「コモンズにとって(の悲劇)」なのだから、(ア)(イ)は「消去」できなくてはいけない。これで2択になった。さらに、「傍線部一文一部の法則」に「次なる『消去』の手がかり」を求める(「傍線部が一文の一部分だった場合、傍線部以外が重要」という読解の基本となる解法)。直前に「これこそ(コモンズにとっての悲劇)」とある。「これ」が「コモンズにとっての悲劇」というわけだ。「指示語」を開く。直前から、「これ」=「コモンズに対しての否定的なイメージ」だと分かる。したがって、「環境問題や公害問題が引き起こされ」と説明されている(ウ)は「消去」で、「(コモンズという言葉は広まったが)否定的な印象を持たれてしまった」となっている(エ)が「答え」だと判別できるはずだ。本問は「2段階消去」だったが、確実にショートカットできた。「合格」へは「原意消去」が不可欠なので、しっかりと応用できるようにしておくことが肝要だ。
<時間配分目安:2分強>

[問二] 「条件説明文の空所補充抜き出し」(全2問。ともに「2字」指定)。
傍線部「具体的な条件を示した」について、示されている「この条件を説明した文中の空所四角のア ・ 四角のイ に「あてはまる言葉」をそれぞれ「二字」で抜き出して答える。「条件説明の文」は「地域の特性と四角のア した守るべきルールを作り、その違反者には四角のイ を加えるという条件。」となっている。先ずは「抜き出すべき内容」だが、傍線部だけでは何の「条件」なのかが不明なので、「同一意味段落」から特定したい(「論説文」では「同一意味段落」に「根拠・手がかり」がある)。直前から、「彼女」(=エリノア・オストロム)が示した「コモンズの自主的統治が長期的に存続していくため」の「条件」だと読み取れる。よって、「抜き出し内容」は、(ア)=「コモンズの自主的統治が存続していくために守るべきルール」における「地域の特性との関連」であり、(イ)=「ルールの違反者に加えるもの」になる。「抜き出し範囲」は当然、「同一意味段落」だ。「エリノア・オストロム」について説明している傍線部の段落を含む6つの形式段落がそれに相当する。少々「範囲」が広いので、段落冒頭に着目しながら確認していく、すると、傍線部から2段落目が「彼女(=エリノア・オストロム)は、コモンズが長期的に持続していく条件として」で始まっているので、丁寧に探す。直後に「『コモンズの利用ルールと地域特性との調和』、『ルール違反者に対する段階的制裁』を挙げている」と説明されている。まさに、「抜き出し内容」そのものだ。「範囲」の中で他に「候補」はないと確認できる。したがって、「答え」は(ア)=「調和」(2字)、(イ)=「制裁」(2字)となる。「論説文」では「同一意味段落」が最重要ポイントになると心得よ。
<時間配分目安:全問で3分>

[問四] 「具体例の条件付き抜き出し」(「20字」の「最初の5字」指定)。
傍線部「人々の利己的動機に基づく行動」について、「この具体例」を「二十字」で探し、「最初の五字」を抜き出して答える。「条件」は「これより前の文中から抜き出す」ことだ。「抜き出し内容」の「手がかり」を「傍線部一文一部の法則」に求める。直前から、「『コモンズの悲劇』を生み出す」のが「「人々の利己的動機に基づく行動」だと分かる。したがって、「『コモンズの悲劇』を生み出す人々の利己的動機に基づく行動」の「具体例」が「抜き出し内容」になる。「抜き出し範囲」は、「これより前」で「コモンズの悲劇」を具体的に説明している部分となる。チェックすると、本文の2つ目の形式段落だけだと判断できるはずだ。そこでは「コモンズの悲劇」を「イギリスの牧草地を例」に説明しており、「共用の放牧地」に誰でも牛を放牧できると「みんな一頭でも多くそこに放牧しようとする」結果、「草がなくなって、放牧された牛たちは死んでいく――という悲劇」を紹介している。「悲劇を生み出す人々の利己的行動」=「みんな一頭でも多くそこに放牧しようとする」だと読み解ける。「字数」も問題ない。よって、「答え」は「みんな一頭」(5字)だ。
尚、本問のような「一般論」⇔「具体論」の「相互換言説明」は、本校に限らず昨今のトレンドなので、練習を繰り返し慣れておくことが不可欠だ。
<時間配分目安:1分半>

[問九] 「理由説明選択肢」(4択)。
傍線部の「司馬遼太郎氏」の「主張が紹介されている理由」を答える。先ずは「原意消去」といきたいが、流石(さすが)にここでは無理だ。「司馬遼太郎氏の主張」を最優先で読み取りたい。傍線部直後に「晩年に強く主張していたのは、日本の国のかたちを一番ゆがめているのは土地の所有制度だということであった」とある。各選択肢の「文末」を確認する。(ア)「そうした権利(=私的所有権)を政府に戻した方がよいと主張するため」。(イ)「土地を有効利用するべきだという主張を強めるため」。(ウ)「コモンズの意義をいっそう強調するため」。(エ)「司馬遼太郎氏のひたむきさを強調するため」。「土地の所有制度」に結びつくはずなので、(イ)以外は「消去」に決まっている。「同一意味段落」を確認して、他の部分の説明も特に誤ってはいないと分かるので、(イ)が「答え」でOKだ。
本問にように「原意消去」が応用できない「選択肢設問」もあるが、先ずは試みることを忘れてはいけない。
<時間配分目安:2分>

[問十一] 「漢字の読み書き」(全5問/「書きとり」2問と「読み」3問)。
【大問四角一の「漢字問題」と比べ、「書きとり」は平易だ。「読み」だけをチェックしておく。「醸成」=「じょうせい」⇒読めて当然。「示唆」=「しさ」⇒「それとなく教えること。また、暗にそそのかすこと」という意味も完全定着させよ。「享受」=「きょうじゅ」⇒これは読めるはず。意味は「受け取って自分のものにすること」だ。「漢字練習」は日々の日課にしたい。
<時間配分目安:全問で1分強>

攻略のポイント

  • 本校では「総合的な国語力」が問われる。どのように「攻略」するか? 出題数の多い「抜き出し設問」だけに限らず、あらゆる設問に対処できなくてはいけない。「選択肢」「空所補充」「脱文挿入」「乱文整序」「記述」等の「形式」で、「換言説明」「理由説明」「指示語説明」「文脈」などの「内容」が問われることを覚悟して準備をすることが必要だ。いずれにしても、「設問内容」を的確に捉え、それぞれに応じた「解法」を適切に用いることが最優先となるそのためには、基本的「解法」を完全に習得して、自分自身の「ツール」としておくことが重要だ
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  • 「総合的知識問題」も決して侮れない。直接的な出題は勿論、問題文の内容理解でも「高度な語彙力」などが問われる。本校を志望したその時点から、独自に「幅広い知識」を常に習得していくことが重要だ。学校や塾での学習だけでは全く不十分。「独習」は欠かせない。「合格ライン」は7割弱(過去10年間の「3科目合計合格者最低得点率」は67.6%、本年度は69.0%)。「知識問題」での「失点」は致命的となると肝に銘じる必要がある
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  • ●出題数は決して多くはなく「指定字数」も短いが、「説明記述」の対策も欠かせない(本年度は未出)正否の分岐となる「最重要要素」を「文末」として他の「必要要素」を積み上げていくという手法を完璧にマスターすること「内容」から必要度を特定し、優先度の高いものから積み上げていく練習が必要だ。それによって、いかなる「字数」にも対応できるようにしておきたい。
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  • ●試験時間は50分。時間配分にも細心の注意をすること。問題文は9000字ほど(本年度は約9000字)。他の上位校と比較してやや多い方なので、当然、速く正確に読み取ることが求められる。分速750字以上を目標に「読む練習」を常にすることが重要だ

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