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城北中学校 入試対策

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2016年度「城北中学校の算数」
攻略のための学習方法

特徴と対策

城北中学の算数は、男子校らしい問題の難易度と適切な問題量を持ち、毎年多くの受験生に受け入れられているオーソドックスな内容である。
しかし、以下の特徴を持っていて、そのための対策を施しておく必要が生じている。

1つは、年度によって「問題の難易度変化が見られる」こと。合格点にも大きくかかわってくるだけでなく、対応する受験生側にも負担となる部分である。しかし、ここ数年は極端に水準が異なるということはなく、受験者平均点も60点台と理想的なので今後はこのレベルで安定するものと予測する。

もう1つは、頻出である「図形問題への対応」である。もともと図形問題と一括すればいろいろな分野がふくまれているし、他校においても図形問題が複数出ることは当たり前であるが、城北の場合は問題数の半分近くを占めることがあり、図形分野の得意不得意が合否に大きく影響することは想像に難くない。こちらは細かく述べる。

図形問題への対応

「図形」問題への対応に関してはやはりテクニック的なことに触れることになる。
 「和差算なら線分図」「平均なら面積図」というように、問題の内容によって典型的な解き方というのが存在し、その解き方を身につけるために日々勉強を続けているわけだが、図形の場合は「円の面積なら半径×半径×円周率」という公式の暗記だけでは解けないことが多い。ことに城北の算数で単純に円の面積を求めさせることはあり得ない。同様に、ありたきりの公式暗記は必要条件ではあっても十分条件ではない。

ポイントはもう一つ上のランク、「やっておきたい作業」の習得となる。
たとえば、平成28年度大問【2】の(1)。「折り返した図形において、等しい角度にはしるしをつける」ができているだろうか。(6)の補助線しかり。今年は必要なかったけれども展開図を書く作業なども…
手作業が必要な問題を受験生は敬遠する嫌いはあるけれども、それでは城北中学の合格は遠ざかってしまう。

図形の問題は、特殊算と違って解き方を覚えたからと言って必ずしも解けるとは限らない。だからこそ、「図形問題にはひらめきが必要だ」などとまことしやかに伝えられ、それを一概に否定することはできないけれど、まずは正解する可能性が高くなる作業は出来るようになっておきたい。
 今回実例に挙げた以外にも、図形問題「解法のテクニック」はいくつも存在するだろう。公式を超えて、それらもしっかりと自分のものにしておきたい。

合格のための勉強法まとめ

さて、「城北中学合格のための勉強法」をまとめると
 ・過去問を解いて自分の力との兼ね合いを図り、おおよその合格ラインを見据え、それに合ったレベルの問題をたくさん解く。
・図形の問題では直感に頼った解き方ではなく、テクニックとして必要なものの中からいつでも必要な作業を取り出せるようにしておく。
・基礎的な問題が解けるだけでは合格点には到達しない。一行問題集のレベルから早く脱して、標準的な文章題に対応できるポジションまで到達しておきたい。

城北中学の算数は総じてオーソドックスな問題が多い。特殊な勉強法は要らないので過去問に取りかかるのは力が十分ついた秋からで間に合う。それまでにどの分野から出されても高い正答率を持って問題にあたれるよう地道に力をつけておきたい。
 易しくはないが決して困難ではない、城北中学の問題に真っ向から挑戦してみよう。

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2016年度「城北中学校の算数」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

50分で大問が5、小問が20。出題数・量は例年並みで、ここ数年間は難易度が安定しており、受験者平均もだいたい60点前後だ。中には難しい設問もあったので、本年度の場合は年代選びが合否を分けたと考えられる。
すべての問題の中では、大問【4】が特別に難しく、他のものは基本~標準的な問題だった。
合格点を考えると、大問【4】以外がほどほどに出来ていれば合格の可能性は高かった。

【大問1】計算問題

  • 難度:
  • 時間配分:5分

本年度はともに分数・小数の混合計算だった。難度もあまり高くないので、どちらも正解できたことだろう。

【大問2】平面図形(角度)・立体図形・食塩水・分配算・売買損益・平面図形(面積)

  • 難度:やや難
  • 時間配分:12分
  • ★必答問題

(1)から(6)のうち、(1)~(4)は標準的な小問。(5)・(6)は難問なので、4問正解できていればオーケー。

(1)では折り返した角度が等しくなる点に注目すれば正解はすぐ。
(2)は正八面体の体積を求めるものだが、正四角すい2つと考え、1つ求めて2倍する。底面に当たる正方形の面積と、角すいの体積の公式を覚えていれば難なく解ける。
(3)は食塩水の典型題が2つ合体したもの。まず6%と9%を2:1で混ぜ合わせたものの食塩水の濃さを出し、さらに水を加えて新しい濃さになる、という問題。食塩水の基本の確認にはちょうどよい問題になっている。
(4)は線分図でも式を立てても解ける分配算。4年生のころが懐かしいね。
(5)は売買損益の手の込んだ問題で、解けた生徒はこの分野に自信を持ってよい。仕入れた個数を1として式をたてて解くのだが、定価を含め売値が3通りあるので難しいというよりメンドくさい。小数の計算をしっかりやって正解までたどり着けただろうか。
(6)は取り組み方を間違えるとかなり手間を食ってしまう問題。自分の場合、DとE、GとFらそれぞれ直線で結んで三角形の中に長方形を作り、斜線部分のまわりの図形をわかりやすくしてみた。他にも解き方はあろうがかなりてこずる問題であることは間違いない。
本年度は(5)(6)に城北の意地を見た気がする。

【大問3】速さの問題(速さと比・旅人算)

  • 難度:やや難
  • 時間配分:8分
  • ★必答問題

本年度は「速さの問題」もそこそこの難易度があり解きがいがある。
(1)は距離の比をかかった時間で割れば求まる。
ポイントは(2)。(1)の比でAB間を分けた点がD、それとCD間の長さが0.5kmなので、2つの比の大きさをそろえて比1に当たる長さを求め、AB間の距離につなげていく。
(3)は(2)の正解者のみが問題解法に当たれるようになっている。答えが分数になるのでとき終わったあと少し不安になる問題だ。

【大問4】立体図形(角すいの問題)

  • 難度:
  • 時間配分:6分

本年度の立体図形は難易度が高く、はっきり言って「捨て問」のレベルだ。昨年度の平易さを反省してのことかどうかはわからないものの、その中間あたりがちょうどよいさじ加減なのだが…これでも難しすぎてかえって差が付かない。

【大問5】場合の数(正方形の個数)

  • 難度:標準
  • 時間配分:8分
  • ★必答問題

【大問4】のお詫びといってはなんだが、【大問5】は既視感あふれる、一目見てホッとする問題になっている。
しかも結果を表にまとめてあるという親切きわまりない問題なので、小さいほうからじっくり時間をかけて個数・面積を求めていけばよい。ななめの正方形に気づけなかった生徒はあわてて復習すること。

攻略のポイント

■テスト時間について
テスト時間は50分で100点満点。28年度は、ここ2年間に比べるとやや問題の水準が上がった気がする。
受験者平均は57点、合格者平均は70点と、受験者平均に変化は見られないものの合格者平均が下がっているのは上位生であっても解けない設問が増えたということ。
合格点も60点前後とやや低め。

標準的な設問と高難度の設問がはっきり分かれているので、大問【2】の(5)(6)、大問【4】ははずしても致し方ない。他の問題で高い正答率を上げていれば十分に合格点に達する。ここ数年易しすぎた嫌いはあったものの、本年度のものは非常にレベルとしては的を射たものになっており、受験生にとってもやりがいのある内容だったろう。かように城北中1回の入試問題は、難易度の設定が一定しないのが特徴だ。来年度は反動でまた易しくなるかもしれない。
 
■基本的な対策について
基本的な対策としては以下のことを守りたい。
・塾の教材や市販の問題集などで中程度の問題をしっかりこなし、正答率を上げておくこと。
・分野的には「図形」がメイン。角度や円の面積など、具体的数値を出す問題に多く触れること。
・過去問を何年分か解くと、易しいときと難しいときのちがいに困惑するかもしれない。しかし大切なことは合格点まで解けることだ。難しい年度では受験する皆が出来ないのだから、城北合格のための水準はぶれていない。

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