中学受験プロ家庭教師 鎌倉女学院中学校の傾向と対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

鎌倉女学院中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

鎌倉女子学院中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第1次

受験の攻略ポイント

神奈川の女子最難関校。どの科目も解答数が多いため、標準問題が難なく解けるとともに、早く正確に解答する「処理能力」をみがいておこう。

算数 特定の分野に偏ることなく、多くの分野から出題されるため、どの分野もしっかり学習することが重要。
国語 問題文の長さと設問の多さゆえ、速く正確に読み取ることが徹底的に求められる。
社会 解答数が多い。「平易な問題」の中に突然「超難問」が現れることもあり、「スピード」と「処理能力」が求められる。
理科 全範囲から幅広く出題される。幅広い理科の知識と実験・観察問題に対する柔軟な思考が求められる。

算数の攻略ポイント

試験時間:
45分
満点:
100点

本校では、偏りなく多くの分野が出題される。まずは、どの分野でもきちんと学習することが必要である。ただし、終盤の大型問題をみると、速さ、規則性については特に重点的に学習しておくとよいことがわかる。

また、【大問1】で毎回出題される、特殊な計算問題についても、十分対応できるようにしておきたい。

2023年度 第1次

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算問題 6分
【大問2】一行問題その1 7分
【大問3】一行問題その2 7分
【大問4】点の移動 標準 8分
【大問5】平均に関する問題 標準 9分

国語の攻略ポイント

試験時間:
45分
満点:
100点

※本校は例年、2回の試験が実施されているが、ここは全て「第一次試験」についての説明。
「小説」(あるいは「随筆」。2023年度は「小説」)と、「論説文」(あるいは「説明文」。本年度は「論説文」)、「漢字問題」、「総合的知識問題」、各1題の大問4題という出題形式が定着している(本年度も同)。解答数は50前後(本年度は51)。文章量は7000字ほど(本年度は約7800字。

近年、やや増加傾向だ)。「解答形式」は、「選択肢」(「不適切」「複数解答」「組み合わせ」「空所補充」などあり)、「抜き出し」(「空所補充」などあり)、「語句記述」、「説明記述」(例年5問ほどで、本年度は4問。揺れ動いているので要注意)など。近年増加傾向の「抜き出し」、本年度は昨年度並みで10。本校の特徴は、「総合的知識問題」の配点比率の高さ(例年4割ほど。本年度は低くて2割)と難易度の高さ、そして、「試験時間」に対しての「解答数」の多さだ(中学入試では一般的に「50分」が多いが、本校は「45分」)。したがって、圧倒的な「時間勝負」となる。本校に備えた「万全の対策」が必要だ。100点満点。

2023年度 第1次

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】「漢字の読み書き」(「書きとり」5問・「読み」3問) 2分
【大問二】「総合的知識問題」(「慣用句」・「干支」) 2分
【大問三】「小説の読解」(「説明記述」あり) 標準 20分
【大問四】「論説文の読解」(「空所補充」中心) 標準 21分

理科の攻略ポイント

試験時間:
45分
満点:
100点

物理・化学・地学・生物の4分野から出題されている。近年の出題傾向を見ても、この4分野からほぼ均等に出題されている。過去の出題を見ると、物理分野で「力のつり合い」、化学分野では「水溶液」「気体の性質」、地学分野では「気象」「地層」「天体」、生物分野では「人のからだの働き」「植物」「動物の分類」などの出題が見られる。

標準的な問題が中心で、基本をしっかり固めておけば正答できる出題が多くなっている。

2023年度 第1次

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】地学 月の見え方 標準 11分
【大問2】生物 森林内の植物 標準 11分
【大問3】化学 水溶液の性質と中和反応 標準 12分
【大問4】物理 力のつり合い 標準 11分

社会の攻略ポイント

試験時間:
45分
満点:
100点

※本校は例年、2回の試験が実施されているが、ここは全て「第1次試験」についての説明。
「地理」「歴史」「公民」「時事」、全ての単元から出題される(2023年度は純粋な「時事」単元は未出。

尚、「一般常識」などからの出題もたまにある)。大問は3~4題(本年度は3題。かつては2題という年度もあったが、近年は3題が定着している)。大問は基本的に「各単元対応」だが、「総合問題」や一部「他の単元」が混在するものもある(本年度はともに未出)。全解答数は70程度(本年度は71)。配点比率は年度によって異なるが、本年度は「地理」「歴史」「公民」がほぼ3分の1ずつ。出題形式は、「リード文」「会話文」や「単一テーマに関する説明文」などについて(本年度は「リード文」なし)、さまざまな「地図」「地形図」「統計資料」「参考資料」「史料」「図版」などからの各単元に応じた「小問」が並ぶというもの。本校の特徴は、何といっても「解答数」が多いことだ。「基本的知識」が問われるものが多いのだが、さまざまな「指定」のある「記述問題」、「不適切選択肢」「複数完全解答」などといった「条件」に戸惑っていると、とても終わらなくなってしまう。また、「平易な問題」の中に突然「超難問」が現れることもあり、一瞬、気が動転してしまう可能性があるので要注意。いずれにしても、完璧な「スピード」と「処理能力」の高さが求められる。試験時間は45分。100点満点。

2023年度 第1次

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「公民」(「説明記述」1問あり) やや難 14.5分
【大問2】「歴史」(「時期整序」あり)) 14.5分
【大問3】「地理」(「説明記述」2問あり) 標準 16分

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伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。

学校 鎌倉女学院中学校
偏差値 2023予測偏差値①49(四谷大塚80%)①41(サピックス80%)
併願校 フェリス女学院中横浜共立学園中中央大学附属横浜中・神奈川大附中・頌栄女子学院中が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低60%はクリアしよう。出身塾別で見ると、日能研が多く、四谷大塚・サピックス・早稲田アカデミーが続いている。
進学実績 横浜国立大・横浜市立大・東京外語大を始めとした国立大に20%、早稲田大慶應義塾大上智大に90%以上、MARCHに160%が合格している。
その他 高校での募集を行わない完全中高一貫校。古都鎌倉を通して日本を学ぶ「鎌倉学」がある。
基本情報 所在地 〒248-0014  神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-10-4
最寄駅 JR/江ノ島電鉄「鎌倉」徒歩7分
連絡先 ℡:0467-25-2100
沿革 明治37年に前身の鎌倉女学校が創立され、昭和23年より現学校名となる。
鎌倉女学院中学校

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