フェリス女学院中学校

中学受験専門プロ家庭教師が語る

フェリス女学院中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

フェリス女学院中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
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受験の攻略ポイント

女子御三家。私立女子校の最難関だけあって、深いレベルでの理解を基にした「思考力」と、それらを早く正確に解答する「処理能力」を養っておこう。

算数 あらゆる分野から出題される。どの分野も単なる問題演習だけでなく、基礎の深い理解と自力で考え抜く力が必要。
国語 「180字の長文自由記述問題」は「自由」とはいっても「条件」がある。それを「ヒント」として考える練習が必要。
社会 まず大半を占める「基本的問題」を絶対に落とさないことが重要。「スピード」+「思考力・処理能力の高さ」が必須。
理科 4分野全てから出題される。小学生の理科単元の基礎知識を通じて、物事をしっかりと考える力が問われる。

算数の攻略ポイント *

  • 試験時間: 50分
  • 満点: 100点

本校では、割合と比、速さ、平面図形、数の性質に関する問題がよく出題されている。
この他にも、立体図形や場合の数などあらゆる分野から出題されているので、分野を限定した学習は好ましくない。
どの分野も、単なる問題演習だけでなく、基礎の深い理解と自力で考え抜く力が必要である。

2019年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算と小問集合 標準 19分
【大問2】食塩水 標準 9分
【大問3】平面図形 標準 6分
【大問4】消去算 やや難 10分
【大問5】立体図形 標準 5分

国語の攻略ポイント *

  • 試験時間: 50分
  • 満点: 100点

「小説」(あるいは「随筆」。2019年度は「小説」)と、「論説文」(あるいは「説明文」。本年度は「論説文」)、「漢字の読み書き」、「総合的知識問題」(「文法」が多い。本年度も同じ)、各1題という出題形式が定着していたが、本年度はこれらに「条件付き短文創作」1題が加わり大問5題となった(新傾向か? 要注意)。
文章量は例年5000~6000字ほどで、本年度は約5800字(ただし、昨年度は約8400字もあったので注意を要する)。
設問形式は、「選択肢」「抜き出し」、「空所補充」、「説明記述」(昨年度までは6~7問だったが、本年度は2問。新たに「短文創作」が出題された影響だと考えられる)など多種多様。
解答数は35程度(本年度は32)。

そして、本校ならではの特色としては、何といっても「180~200字ほどの長文自由論述問題」(「創作」「感想」「考察」などといった内容だ。本年度は「考察」で「200字以内」)。
また、例年単独の大問として出題される「総合的知識問題」(「文法問題」を中心にしてあらゆる分野に及ぶ)もなかなか厄介だ。
やはり、「長文自由論述」と「知識問題」(特に「文法」)とに対応するためには、個別の対策が必要となってくる。
100点満点。試験時間は50分。

2019年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「小説の読解」(「選択肢設問」のみ) 標準 20分
【大問2】「論説文の読解」(「長文自由記述」あり) やや難 23分
【大問3】「総合的知識問題」(文法) 2分
【大問4】「条件付き短文創作」(新機軸) やや難 3分
【大問5】「漢字の読み書き」(全8問) 標準 2分

社会の攻略ポイント *

  • 試験時間: 30分
  • 満点: 60点

「地理」「歴史」「公民」「時事」、全ての単元から出題される(ただし、例年「時事」はわずかで、2019年度は直接的出題なし)。
大問は2~4題(本年度は昨年度に引き続き2題)。
単元をまたいだ「総合問題」の出題もある。本年度は、「地理」「公民」の大問に1問だけ「考察問題」が混在している。
単元別配点比率では、「歴史」「地理」が中心で(本年度は「歴史」5割で「地理」3割強)、「公民」「時事」と続く(本年度は「公民」が1割強)。
全解答数は40~45ほど(本年度はやや減って39)。
解答形式は、「リード文」や「説明文」に関連しての「選択肢」(「不適切」「複数解答」などあり)、「事項記述」(「漢字指定」あり)、「説明記述」(10問前後。本年度一気に減少して5問)などだ。

難易度は基本的に「基礎・標準レベル」(本年度は例年より易化している)だが、中には本校らしい「紛らわしい選択肢問題」などもあるので注意したい(本年度もひとつの設問に集中して難問がある)。
出題内容は年度によって異なるが、「統計資料」は必ず問われている。
いずれにしても、「スピード」+「思考力・処理能力の高さ」が必要となる。
60点満点。試験時間は30分。

2019年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「地理」「公民」(1問のみ「考察問題」あり) 15分
【大問2】「歴史」(「説明記述」あり) やや難 15分

理科の攻略ポイント *

  • 試験時間: 30分
  • 満点: 60点

物理、化学、生物、地学の4分野からまんべんなく出題されている。
標準レベルの知識を問う問題も見られるが、思考力・考察力が必要な出題も見られる。
苦手単元を作ることなく、基本知識をしっかり固めた上で、その知識を活用するための問題演習にも重点を置いて学習して欲しい。

2019年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】化学 ものの溶け方 やや難 9分
【大問2】生物 生物の分類 標準 8分
【大問3】物理 電流と磁界 4分
【大問4】地学 天体と暦 やや難 9分

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学校概要

学校 フェリス女学院中学校
偏差値 2019予測偏差値65(四谷大塚80%)・56(サピックス80%)
併願校 東洋英和女学院中慶應中等部慶應湘南藤沢中横浜共立中鷗友学園女子中洗足学園中頌栄女子学院中・神奈川大附中が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点は非公表となっているが、問題の難易度からすると、事前の過去問対策では65%はクリアしたい。出身塾別で見ると、サピックスが多く、日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーが続いている。リーダーズブレインの生徒も同様の塾生が多い。
進学実績 東大東工大一橋大を始めとした国立大に30%、早稲田大慶應義塾大上智大に90%以上、MARCHに100%以上が合格している。
その他 高校での募集を行わない完全中高一貫校。神奈川の女子御三家のひとつ。入試では、問題量・記述量ともに多くなっており、過去問対策が欠かせない。
基本情報 所在地 〒231-8660 神奈川県横浜市中区山手町178
最寄駅 JR「石川町駅」徒歩7分・みなとみらい線「元町駅」「中華街駅」徒歩10分
連絡先 ℡:045-641-0242
沿革 明治3年開校。
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