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駒場東邦中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2016年度「駒場東邦中学校の理科」
攻略のための学習方法

[理科知識]
まずは理科についての広範な知識が必要とされる。基本となるのは1問1答式の問題集にはなる。
ただし、注意しないといけないのは、丸暗記では合格水準までは難しいのである。もちろん全ての問題というわけではないが、なぜ、という理由が求められる問題についてはしっかりと説明できるまでの知識が必要とされる。
例えば、今年度の問題だと、大問4の(2)など、まず、礫岩・砂岩・泥岩についての基本的な知識。つまり、小石・砂・泥が、どのように流されてきてどこにたまり、どのようにして岩になっていくのか。言葉だけではなく、しっかり中身の詰まった知識が必要とされ、そして、その礫も人の頭の大きさほどのものとなったとき、どこにつもっていくのか、最後は考えるもとになる知識が必要とされる。
よって、ただ単に一人で、問題集にあたるのでは合格までの効果は薄いということになる。かならず、その理由やその言葉の意味を聞いてあげることが必要となる。そしてそのうえで、子供自身が自分の言葉でその現象なりを説明することが合格への道筋となっていく。上記の礫岩でいえば、答えの礫岩から、礫岩自体を逆に説明させることから始まり、小石が岩になるってどういうことなのか、砂と小石はどう違うのか、等々聞いていき、子供の言葉でいいので、説明させるのである。

[実験・観察のデータ読み取り問題]
何か特別な問題集というより、駒場東邦の過去問自体がベストの対策問題集である。まずは予備知識なく、解いてみよう。
答えは結局問題文中にあるので、勉強の仕方は国語に近いものである。キーワードには印をつけ、わからないところがあれば、解説してあげ、そしてだんだんと子供自身が解き方を解説できるように、繰り返しおこなうこと。
「ここにこうやって書いてあるから、こうやってかぞえて」などと、子供自身が解説できるようになれば、本番でも読みとれるようになる。

[計算問題]
物理・化学系の計算問題については、確かに簡単ではないものが出題されるが、典型問題の範囲内といっていいもの。
知識系の問題のようにどんどん手を広げるのではなく、典型問題をマスターできるまで(マスターとは答えがあっているということではなく、解法を説明できるということ)、何度も愚直に繰り返すことが必要にして十分。

[理科知識]
まずは理科についての広範な知識が必要とされる。基本となるのは1問1答式の問題集にはなる。
ただし、注意しないといけないのは、丸暗記では合格水準までは難しいのである。もちろん全ての問題というわけではないが、なぜ、という理由が求められる問題についてはしっかりと説明できるまでの知識が必要とされる。
例えば、今年度の問題だと、大問4の(2)など、まず、礫岩・砂岩・泥岩についての基本的な知識。つまり、小石・砂・泥が、どのように流されてきてどこにたまり、どのようにして岩になっていくのか。言葉だけではなく、しっかり中身の詰まった知識が必要とされ、そして、その礫も人の頭の大きさほどのものとなったとき、どこにつもっていくのか、最後は考えるもとになる知識が必要とされる。
よって、ただ単に一人で、問題集にあたるのでは合格までの効果は薄いということになる。かならず、その理由やその言葉の意味を聞いてあげることが必要となる。そしてそのうえで、子供自身が自分の言葉でその現象なりを説明することが合格への道筋となっていく。上記の礫岩でいえば、答えの礫岩から、礫岩自体を逆に説明させることから始まり、小石が岩になるってどういうことなのか、砂と小石はどう違うのか、等々聞いていき、子供の言葉でいいので、説明させるのである。

[実験・観察のデータ読み取り問題]
何か特別な問題集というより、駒場東邦の過去問自体がベストの対策問題集である。まずは予備知識なく、解いてみよう。
答えは結局問題文中にあるので、勉強の仕方は国語に近いものである。キーワードには印をつけ、わからないところがあれば、解説してあげ、そしてだんだんと子供自身が解き方を解説できるように、繰り返しおこなうこと。
「ここにこうやって書いてあるから、こうやってかぞえて」などと、子供自身が解説できるようになれば、本番でも読みとれるようになる。

[計算問題]
物理・化学系の計算問題については、確かに簡単ではないものが出題されるが、典型問題の範囲内といっていいもの。
知識系の問題のようにどんどん手を広げるのではなく、典型問題をマスターできるまで(マスターとは答えがあっているということではなく、解法を説明できるということ)、何度も愚直に繰り返すことが必要にして十分。

[まとめ]
実験・観察問題が複数入っているなど、難しさも感じるが、大切なのはやはり基本。あまり気負いすることなく、取り組んでほしいところ。
ただ、「とにかく覚えろ!」的な勉強ではだめで、しっかりと理解しながら勉強を進めることが必要。
なぜ、そうなるのかをいい加減にしないことが求めらる。
そのためには自分の頭で考えつつ、質問ができる環境が大事。
実験・観察問題が複数入っているなど、難しさも感じるが、大切なのはやはり基本。あまり気負いすることなく、取り組んでほしいところ。
ただ、「とにかく覚えろ!」的な勉強ではだめで、しっかりと理解しながら勉強を進めることが必要。
なぜ、そうなるのかをいい加減にしないことが求めらる。
そのためには自分の頭で考えつつ、質問ができる環境が大事。

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2016年度「駒場東邦中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

の読み取りなどを考えると、時間は少ない。で時間をかけて解くには、までの知識・典型問題を中心とした所をどれだけ早く仕上げることができるかが重要である。それにはまず第一をして、通常通りの理科の知識、典型計算問題がしっかり頭の中に入っているかどうかがポイントになる。

【大問1】小問集合

  • 時間配分:8分

基本問題のみといっていい。ただ、簡単だと言いたいわけではなく、地道に知識を、単なる丸暗記ではなく、意味を理解し、なぜそうなるのかを考えながら、勉強を進めていかないといけない。当り前のようであるが、小学生には難しい。単なる暗記ではない。

(1) 基本問題。易しい。
(2)① 基本問題。必答。
    ② 基本問題。必答。
    ③基本問題。必答。
(3) 基本問題。必答。
(4) 基本問題である。出題の仕方はめずらしい形だが、原理を分かっていれば問題ない。
(5)①基本知識。必答。
    ②基本問題。必答。
(6)基本知識である。必答。
(7) これは難しい。示準化石や示相化石などの違いも考えだすであろうから、簡単ではない。
(8)①基本問題。
  ②基本問題。難しくはない。

【大問2】 生物(ジャガイモ)

  • 時間配分:8分

これも全般にわたって、知識が聞かれている。しかし、暗記ではなく、体系的な理解が必要な問題だ。

(1) ナス科は頻出。基本問題。
(2) わかりやすい問題。
(3) 導管を通っているのは水だけではない、肥料も通っている。蒸散する意味の一つもここにある。
(4) これも分かりやすい問題。
(5) ジャガイモは地下茎という聞き方ではないというだけではあるが、悩むかもしれない。
(6) 似たような問題をやったこともあるかもしれないが、一応、読みとらせて、判断させる問題。過去問を進める時には、単に答えが出ればいいではなく、なぜそれが答えになるのか答えさせないとやっている意味はない。ここが小学生の勉強で難しいところで、結局なかなか一人では勉強は進まないのだ。

【大問3】化学(中和)

  • 時間配分:8分

(1) 基本問題。アルカリ性にはならない。
(2) 基本問題。しかし、なぜそうなるのか理由はきちんと説明できるようにしておかないとだめ。
(3)①基本問題。
   ②書いたことのない記述であろうが、気づきやすくはあるだろう。
(4) 石灰、消石灰、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、石灰水、そして石灰水の白い濁りは何なのか、の説明ができないといけない。
(5) (2)と同じく、なぜそうなるのかが今年の問題が解けることにつながっていくのだ。説明できるように準備してほしい。

【大問4】地学(天気)

  • 時間配分:8分

(1) 基本問題。
(2) 基本問題である。全ての雲を覚えきる必要はないが、ここまでは特徴も踏まえて覚えないといけない。
(3) 基本問題。
(4) 典型問題であるが、簡単ではない。説明できるようにしないといけない。
(5) 問題なのであるが、このように理科的な物事を理解してほしいということだ。

【大問5】実験・観察問題(レンズ)

  • 時間配分:8分

理科には物理・化学・生物・地学ともう一つ、実験・観察によるデータの読み取り問題があると思ってほしい。

(1) かきやすい記述である。
(2) 基本問題。
(3) グラフは小学生には難しい。
(4) これは基本問題。できるであろう。
(5) 文章の読み取りである。
(6) これはわかりやすいであろう。
(7) 難しい。何を書いたらいいかわかりにくいであろう。

攻略のポイント

など、特徴のある問題に目が引かれるところであるが、まず大事なのは、塾の通常のカリキュラム内にある、基本事項である。ある意味、その勉強を通じて5のような問題を読み取る力をつけてほしいのだ。一問一答的な問題集をマスターし、理科の計算問題は思考力を問うようなものは出にくい。典型問題である。今までやった計算問題ができるようになっていればいいのだ。しかし、小学生の勉強で気をつけて欲しいのは、一人で進めさせていると、どうしても意味も分からず丸暗記になってしまいがちなところだ。特に理科は答えとして記号を書けばいいという点があり、過去問を進める上でもあっていればいいになってしまうことがある。これでは合格は難しい。キチンをなぜそうなるのか、子供に突っ込んであげること、それに小学生なりの答えが返せることが大切なのである。

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