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武蔵中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2019年度「武蔵中学校の理科」
攻略のための学習方法

男子御三家と呼ばれる中学の一つが、この武蔵中学だ。近年台頭する学校が増えたために以前ほどの合格難易度はないかもしれないが伝統的なアカデミックな校風は好感が持てるし、ユニークな出題として知られる入試問題は大人が解いても楽しいものになっている。もちろん、今でも十分に難関校であるが。

武蔵を受ける場合に限らず、男子進学校全般に言えることであるが、理数系の科目では難問への対応力が問われる。一問一答形式による知識の充実も必要であるが、やはり難しい問題へ立ち向かう学力、というよりパワーが欲しい。

そのためには、6年の前半まで、進学塾でいえば夏期講習くらいまでの時期は、思い切って難問に挑戦してほしい。武蔵の対策に欠くことができないのかどうかではなく、どんな問題が出てもまずは対応できるという土壌を養っておく必要があるからだ。

公開模試などで、武蔵中学の合格可能性ラインまでならば基本的な問題にくまなく答えていくだけでも到達できるだろう。基本的知識の暗記だけでもうれしくなるような合格可能性はもらえるかもしれないが、それでは6年後半の学校対策に入ったときに必ず壁にぶち当たる。

あまり要領は良くないかもしれないが、塾や家庭教師の先生と一緒に難問にトライしてもらいたい。正解できればそれに越したことはないが、できなくてもそういう挑戦したという体験が後になって生きてくる。

まずは挑戦体験と知識の十分な蓄え、これに時間を費やそう。

 6年秋以降は本格的な学校対策となる。
はじめて過去問に触れた時には通常解いている問題との違いに驚くかもしれない。「こんなこと習ってない」とか「問題文が長くて読むのがつらい」とか「記述の問題がある…」などだ。しかし普段の学習と入試問題との開きというのはつねに存在する。スポーツでいえば練習と試合の違いだ。練習だけでは力が分からないやみくもに試合ばかりしても力はつかないし伸びない。

ここで夏までの難問挑戦を生かそう。
過去問に付き合っているうちにこの学校の求めているもの、その水準がおのずと見えてくるはずだ。ここまで考えればよいのか、ここまで書けばよいのか、といった具合に。

ここから先はむやみに難問挑戦はせず、武蔵中学の問題で合格点を取る勉強にシフトしていこう。誰も解けそうもない問題には触れることはないのだ。ただ、そこまで難解な設問はほとんどないと思うが。

そして武蔵を志望するならば、この学校の問題傾向を好きになり、問いていて楽しいと思えるレベルまで自分を変えていこう。そうすれば、武蔵合格はおのずからついてくるはずである。

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2019年度「武蔵中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

試験時間40分で大問は例年並みの3題,小問の数は与えられた時間に対しては多い方ではない。60点満点のテストであることはもちろん変わらない。
本年度は【大問1】【大問2】が一般的な問題であり、昨年度のようなとっつきにくさはなかったと思われる。ここで大きく得点し、【大問3】でどれだけねばって答えを書けるかが大切である。時間不足に陥ることはないだろう。

【大問1】生物(植物の働き)

  • 難度:標準
  • 時間配分:10分
  • ★必答問題

光合成をする植物とそうではない植物を見分ける実験がおもな内容で、あとは指示薬の変化の仕方など、基本的な知識を問う大問になっている。試験管の数もまぎらわしいものもない。ここはできれば全問正解しておきたい。

問1はあいさつがわりの基礎知識を確認、問2はニラが呼吸することによって二酸化炭素などを出し、そのために水溶液がアルカリ性から酸性に変わることがわかればよい。図1を参考にしてムラサキキャベツ液の色もわかる。
ポイントはその簡単な化学的変化を過不足なく文章で採点者に伝えられるかどうかである。

問3問2同様、試験管Fの役割について頭ではわかっていると思うのであとはていねいに文章で伝えられるかどうか。

問4では、「ニラは~、それに対してエノキダケは~」とテンプレートにそって書けば間違えることはないだろう。

問5では、1を答えるのは平易にしても試験管A~Dの選択肢がやや紛らわしいので注意したい。

記述が多い以外はかなり標準的な問題なのでいささか面食らってしまう。ここは得点源にしたいところだ。

【大問2】地学・生物(月の変化・磯の生物)

  • 難度:標準
  • 時間配分:15分
  • ★必答問題

前半が月の変化について、後半が磯の生物の生態についてでどちらも設問はシンプルでありレベルは標準的である。また、記述問題も【大問1】に比べると少なく取り組みやすい。

はじめの問題文で「満潮・干潮」の簡単な説明があるので問1は大変答えやすくなっている。もし説明がなければ差がついた設問かもしれない。

問2はおそらく初めて挑戦する設問で前半ではこれだけが難しい。問1の結果から干潮の時刻が少しずつ遅れる点に気をつけて計算をしなければならない。

問3は小学4年生でも嬉々として解く設問だろう。小学6年で間違えるようでは、それこそ恐ろしい…

代わって後半は磯の生物についての設問が続く。
ここでは、問4問6の記述問題がカギを握る。ここで前半の満潮・干潮も内容にからんでくるのがわかる。

問4ではA・B2地点のように、満潮・干潮時で環境が大きく変わる地点に住む生物について考えてみれば良い。

フジツボとはなんだろう、と思って問5の問題文を読むと「硬い殻を持つフジツボ」と説明してくれているので参考にしよう。イソガニは別として動きが少ない生物が書かれていることもヒントになる。これは問5にもつながるヒントである。

問6は過ごしやすいけれども生き残ることは大変だ、というところから2つ考えられることを導かなければならない。
エサの奪い合い、捕食生物の存在、すみかの奪い合いなど普通に浮かび上がってくることで十分得点にはなる。
何も書かないのは得策ではないので少し不安であっても持論を展開してみよう。

【大問3】栞(しおり)の折り方について

  • 難度:
  • 時間配分:15分

最後は十八番、武蔵と言えば「これ」と思われるような、伝統ある格式を誇る大問。
武蔵対策を経てきた生徒たちにとってはここぞ力を振るう場所、と毎年書いてはいるものの本年度の大問は難易度が高く、それも理科的と言うよりは算数的な難しさであり、

問1の作図もほとんど算数のそれである。折られた栞を少しずつほどきながらていねいに作図してみよう。

問2の正答を図を用いることなく説明するのはかなり至難の業である。完答は求めないので、制限時間が許す限り自分の言葉でがんばって書いてみよう。

攻略のポイント

テスト時間は40分で60点満点。
受験者平均点は32.2点、合格者平均は37.7点と僅差の勝負になっていて(理社は例年そうで、算数のみ大きな開きがある),合格するために必要な得点は36点くらいだろう。ただしこの問題なら最低40点以上は目指したい。

本年度の大問は【大問1】【大問2】で解説したようにかなりオーソドックスな問題に戻っており(昨年度はややユニークであった)しっかり受験勉強を積んできた生徒であればかなりの割合で正解を答えられたはずだ。だから、割合で言えば最初大問2つだけでも合格点は余裕で超えることになる。もちろんそれが理想ではあるのだが、そこには記述問題が複数存在しており、正しい言葉を選んで失点の少ない解答を作成する難しさが存在する。
したがって、記述問題対策は当然必要であり、授業などで一方的に○×△をもらうのではなく、国語の記述問題のように、良い点・悪い点を指摘してもらいながらマンツーマンで添削指導を受けるが良い。基本的な知識を問う問題では差がつくとは思えないので、記述の完成度が合否を争うポイントになるのは絶対だからだ。

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