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鷗友学園女子中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2015年度「鷗友学園女子中学校の国語」
攻略のための学習方法

[問題構成]
鴎友学園女子中の入試問題は、大問3つの三題構成である。その内訳は、長めの物語文、短めの説明的文章、漢字の独立問題という組み合わせである。
長めの物語文には、記述問題が5問程度。短めの説明的文章には、2~3問程度。
漢字は、書き取りが5問である。
設問構成で目立つのは、記述問題。記述問題の取り組みが勝負を決める。

[合格ライン]
鴎友学園女子中が公表している配点によると、漢字は各2点、記述は各設問が8点~15点程度。時には、20点近い配点のものもある。
また、国語の合格者平均点は55点程度から65点程度で推移している。
漢字ですべて正解して、各記述問題の部分点を6割程度おさえる。そうすることで、国語は合格ラインを超えると考えられる。

[素材文]
素材文の長さは、合計8,000字~9,000字程度。中学入試全体で考えると、多い方である。特に、物語文の文字数が多い。
一方で、説明的文章の文字数が少ない。大設問ごとの時間配分を考える際には、この点に注意したい。
ただし、総字数は少なくないが、遅くとも、20分以内には読み終わるようにしたい。
読む時間を短くすることで、記述問題に十分な時間を使いたい。

[記述式問題]
読解問題の設問は、すべて記述式である。記述の字数は、25字以内の短めのもの、100字以内の長めのもの、字数指定がないものと、さまざまである。
記述で問われる内容も、「心情理解」「主題関連」「内容理解」「要旨関連」とさまざまである。
これまでに学習した様々な記述方法のすべてを再確認して、どのような記述問題が出題されても対応できるようにしておきたい。

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2015年度「鷗友学園女子中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

かなり長めの物語文、短めの説明文、漢字の独立問題の、大問三題構成。素材文の総字数は約9,150字。かなり長い方である。
読解問題の設問は、すべて記述式。字数指定なしのものも含め、50字~100字程度以上の字数が要求される。小設問数自体は、多くはない。記述対応を考えると、すべての設問において、すばやく解き進めたい。

[大問1]物語文

  • 時間配分:

【問一】 心情理解。記述式。字数指定なし。傍線①より少し前に書かれた情報を活用してまとめるとよい。「得体の知れぬなにか」という内容と、「越したら、もどれない」という内容は、書く際には、意識して活用する。<時間配分目安4分>
【問二】 心情変化。記述式。字数指定なし。「初めの気持ち」「変化のきっかけ」「変化後の気持ち」という形でまとめると、難しくはない。それぞれ、「勝負をしたくない」「寛次郎のちょう発」「勝負しよう」という内容を中心にまとめるとよい。<時間配分目安3分>
【問三】 心情理解。記述式。字数指定なし。「鼻唄をうたったきっかけ」を正確に記述して欲しい。類推系の記述問題。文章の流れを正確におさえていないと、なかなか正解に至らない。<時間配分目安4分>
【問四】 心情理解。記述式。字数指定なし。場面展開を理解した上で、寛次郎の気持ちを読み解く必要がある。この設問も、心情の変化をふまえて記述することになる。「自分の地蔵に満足」「申吉の地蔵が圧倒的に上だとわかる」「恥ずかしい」などの形である。<時間配分目安4分>
【問五】 心情理解。記述式。120字以内。「申吉の地蔵」と「寛次郎」の地蔵の違いをふまえて記述する。記述の際には、両者の違いを明らかにして、親方の判定に納得したという形に書き記すといい。<時間配分目安4分>

[大問2]説明文

  • 時間配分:

【問一】 要約関連。40字以内。文章最初の方の内容を活用するといい。段落内の「二十代半ばまでに……」の部分と、「感覚として身につきます」の部分に着目すると、まとめやすい。<時間配分目安4分>
【問二】 要旨関連。記述式。100字以内。文章の最後に書かれた「現実が多面的だというのは……」という部分に着目したい。取材をした子供兵の様子と、事前に勉強した子供兵の様子は、だいぶ異なっていたのである。<時間配分目安5分>

[大問3]漢字の書き取り

  • 時間配分:3分

(1)~(5) 基礎から標準レベルの漢字。解答欄にていねいに書き、できる限り得点したい。

攻略のポイント

・合格者平均点が67.1点。漢字問題をすべて正解して、すべての記述問題で6割の部分点を取ると、64点になる。これ以上の得点が必要になると考えておきたい。
・素材文の総字数が9,000字以上と長い。ただし、遅くとも20分以内には読み終わること。解く時間は、30分以上取りたい。
・記述は、基本的な記述の型で対応できる設問や、類推が必要な応用レベルの設問とさまざまである。解答の手がかりになる内容を把握して、書く内容をイメージし、どんどん書き進めたい。何も書けなかったということはないようにしたい。
・漢字は、基礎から標準レベルのものが出題される。この部分は、何としても得点したい。漢字対策を徹底しよう。

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