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鷗友学園女子中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2021年度「鷗友学園女子中学校の国語」
攻略のための学習方法

長文読解

例年、文学的文章・説明的文章1題ずつの計2題。出題形式は記述のみ6~7問。過去には選択肢問題の出題もあったが、近年は見られない。記述しなければならない文量は、およそ500字。文字を書く時間が相応に必要となるので、読む時間と合わせてその時間も考慮する必要がある。

文章量については文学的文章の字数が多い分、説明的文章の字数は少なめになっている。模擬試験等で出題される文章量と比べて特に多くはないので、大手学習塾等での通常の学習(教材・模擬試験等)を行っていれば、極端に文章量が多く感じることは無いだろう。設問数にも言えることだが、文学的文章の比重がやや大きくなっているので、その点は意識して準備しておかれたい。

素材文は受験生の年齢を考慮した読みやすい内容・設定のものが多いので、特別に国語が苦手な人でなければ苦労はしないはずである。

記述式問

漢字以外は全て記述問題という本校の特徴的な出題に、慣れていない人や苦手な人は尻込みしてしまうかもしれない。

しかし、過度に心配する必要はない。

まず、上で述べたように素材文が適切な難しさであること。内容を理解するのはさほど難しくはない。

また、設問自体に書くべきポイントを示してくれている点。「~な点もふくめて」・「A・B・Cの関係もふくめて」といったように、答えるべき最重要点に付け加えて書くべきポイントをはっきり述べてくれている。このあたりは過去問を多くこなして、設問の指示に素直かつ忠実に記述できるように練習しておいていただきたい。

また、訊かれる内容も「自分の言葉で答えなさい」・「あなたはどう思いますか」といった自分の言葉で論じる形のものではない。素材文の中の適切な部分・文章を使ってまとめられるものが多い。小説などは人物の心情を説明しなければならない場面もあるが、論説文は要点をうまく編集して解答できる場合が多いのである。

以上のようなことから、試験にあたってはまず設問にざっと目を通し、書くべきポイントとその数をおおまかに把握するのが良いだろう。読み進めながら必要な部分に傍線なりマークなりをつけておけば後でまとめやすい。

記述だけで500字ほども書かなければならないのは確かに大変ではあるが、難易度としては超難問というほどでもないので、まずは素材文をしっかり理解する読解力をつけて、さらに類似の問題で記述の分量に慣れておくこと。臆せずに記述問題に向かい合っていただきたい。

漢字・知識

例年、漢字の問題が5問(配点10点)出題される。漢字だけを先に済ませて長文読解に集中できるのはありがたい。難易度も中級レベルなので、塾等での漢字学習に油断なく取り組んでおけば心配する必要はない。

また、言語事項の出題が無いのも大きな特徴である。この点で特別な対策が要らないのは助かるが、そもそもは言葉の知識が十分にないと正確な読解が期待できないという事実を忘れてはならないのであって、この分野で手を抜いても良いということではない。漢字同様、普段使用している教材をしっかり学習しておいていただきたい。

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2021年度「鷗友学園女子中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

長・短あわせて記述が6問・漢字の書き取り5問という潔いとも言える問題構成である。漢字は1~2分で終え、残りは読解と記述に充てることになる。
素材文は計10400字ほどにもなるが、受験生の年齢を考慮した読みやすい内容が多いので、さほど苦労せず読めるだろう。設問に先に目を通して必要な部分にチェックを入れながら読めば後で解答をまとめやすい。

【大問一】小説の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:28分
  • ★必答問題

有名なフルート奏者に指導してもらえるマスタークラスに参加した主人公は、自分の演奏の欠点に気づかされ、仲間とアンサンブルで演奏する楽しさも味わい、あらためてフルートの演奏に情熱を燃やす。

問一 まずマエストロは「曲を取り込み解釈する音楽性がある」と良い点を挙げてくれたあとで、「それを表現するときに、ミスをするんじゃないか、息つぎはどうするかなどを気にしておっかなびっくりになっている」と欠点を指摘している。そして、実際にその通りだったので、すっかり見抜かれてしまって主人公は恥ずかしく思っているのである。
問二 マエストロの教えによって自分の良くないところに気づかされ、前よりも演奏に自信が持てるようになったことに加えて、次の順番のもともと上手だった生徒がマエストロの指導でさらに良い演奏になったのを聴き、マエストロへの信頼がさらに増し、翌日の演奏により前向きになっている。
問三 「客はしんみりじゃなく、盛り上がって終わってほしい」とあり、ゆったりとして悲しい感じの第二楽章を先に、明るい第一楽章を後にしたのだとわかる。これは「クラシック音楽だってエンターテインメントだ」というマエストロの考えにもとづいており、聴衆を楽しませるために曲順を変えたのである。
問四 マエストロの厳しくも暖かい人柄と指導のおかげで、失敗を恐れて小さくなっていた演奏を改善し、客の前で豊かに表現することができた。仲間とアンサンブルで一緒に演奏する楽しさも味わい、「音楽は客を喜ばせ、自分も楽しむものだ」というマエストロの言葉をかみしめて、音楽をする楽しさをあらためて感じて演奏への意欲がわいているのである。

【大問二】論説文の読解

  • 難度:標準
  • 時間配分:15分

自然界には「多様性」しかなく、「多様性」が生物の進化をもたらしたのだということが説明されている。

問一 「ふつう」とは平均に近い存在ということである。人間の脳は複雑なことが苦手で、複雑な世界をできるだけ単純化して整理して理解しようとするので、「平均値=ふつう」はとても便利なのである。
問二 「生物の進化は、こうして起こってきたと考えられている」の「こうして」に当たる部分をまとめればよい。「それまで経験したことがないような大きな環境の変化に直面したとき」「平均値から大きく離れたはずれ者がその環境に適応した。」やがて「そのはずれ者と呼ばれた個体が標準になっていき」「その集団からさらにはずれた者が、新たな環境へと適応していき」「古い時代の平均とはまったく違った存在」となっていく。これが生物の進化の道筋なのである。

【大問三】漢字の書き取り

  • 難度:標準
  • 時間配分:2分
  • ★必答問題

(1) 推測
(2) 往路――行きの道。
(3) 希少
(4) 周知――広く知らせること・すでに広く知られていること。「衆知」の意味も調べておこう。
(5) 油断大敵――「油断」の語源にはいくつかの説がある。

攻略のポイント

記述の分量が多いのは確かだが、特別な難問にはなっていない。素材文がわかりやすい内容であるし、「あなたはどう思いますか」といった自分で論説するような記述問題でもない。
特に論説文の方は文中の手がかりや適切な箇所を利用してまとめられる問題が多い。
ただし、小説のほうは心情を説明しなければならなかったり問題数が多かったりと、やや比重が重い点は意識しておこう。
同じように記述問題が多い他の学校の過去問なども利用して、書くことへの抵抗感を無くせるように経験を積んでいただきたい。

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