中学受験プロ家庭教師 弱点克服・志望校入試傾向対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

鷗友学園女子中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2017年度「鷗友学園女子中学校の国語」
攻略のための学習方法

【長文読解】
例年、文学的文章・説明的文章1題ずつの計2題。出題形式は記述のみ6~7問。過去には選択肢問題の出題もあったが、近年は見られない。記述しなければならない文量は、およそ500字。文字を書く時間が相応に必要となるので、読む時間と合わせてその時間も考慮する必要がある。

文章量については文学的文章の字数が多い分、説明的文章の字数は少なめになっている。模擬試験等で出題される文章量と比べて特に多くはないので、大手学習塾等での通常の学習(教材・模擬試験等)を行っていれば、極端に文章量が多く感じることは無いだろう。設問数にも言えることだが、文学的文章の比重がやや大きくなっているので、その点は意識して準備しておかれたい。

素材文は受験生の年齢を考慮した読みやすい内容・設定のものが多いので、特別に国語が苦手な人でなければ苦労はしないはずである。

【記述式問題】
字以外は全て記述問題という本校の特徴的な出題に、慣れていない人や苦手な人は尻込みしてしまうかもしれない。

しかし、過度に心配する必要はない。

まず、上で述べたように素材文が適切な難しさであること。内容を理解するのはさほど難しくはない。

また、設問自体に書くべきポイントを示してくれている点。「~な点もふくめて」・「A・B・Cの関係もふくめて」といったように、答えるべき最重要点に付け加えて書くべきポイントをはっきり述べてくれている。このあたりは過去問を多くこなして、設問の指示に素直かつ忠実に記述できるように練習しておいていただきたい。

また、訊かれる内容も「自分の言葉で答えなさい」・「あなたはどう思いますか」といった自分の言葉で論じる形のものではない。素材文の中の適切な部分・文章を使ってまとめられるものが多い。小説などは人物の心情を説明しなければならない場面もあるが、論説文は要点をうまく編集して解答できる場合が多いのである。

以上のようなことから、試験にあたってはまず設問にざっと目を通し、書くべきポイントとその数をおおまかに把握するのが良いだろう。読み進めながら必要な部分に傍線なりマークなりをつけておけば後でまとめやすい。

記述だけで500字ほども書かなければならないのは確かに大変ではあるが、難易度としては超難問というほどでもないので、まずは素材文をしっかり理解する読解力をつけて、さらに類似の問題で記述の分量に慣れておくこと。臆せずに記述問題に向かい合っていただきたい。

【漢字・知識】
例年、漢字の問題が5問(配点10点)出題される。漢字だけを先に済ませて長文読解に集中できるのはありがたい。難易度も中級レベルなので、塾等での漢字学習に油断なく取り組んでおけば心配する必要はない。

また、言語事項の出題が無いのも大きな特徴である。この点で特別な対策が要らないのは助かるが、そもそもは言葉の知識が十分にないと正確な読解が期待できないという事実を忘れてはならないのであって、この分野で手を抜いても良いということではない。漢字同様、普段使用している教材をしっかり学習しておいていただきたい。

志望校への最短距離を
プロ家庭教師相談

お問い合わせ・資料請求はこちら

2017年度「鷗友学園女子中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

長文記述が7問・漢字の書き取り5問という潔いとも言える問題構成である。漢字は1~2分で終え、残りは読解と記述に充てることになる。

素材文は受験生の年齢を考慮した読みやすい内容が多いので、さほど苦労せず読めるだろう。設問に先に目を通して必要な部分にチェックを入れながら読めば後で解答をまとめやすい。

【大問1】小説の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:33分
  • ★必答問題

障がい者施設で暮らす主人公が、自立を目指して努力するが限界を感じて苦悩する心の内が丁寧に描かれている。

問一 「いつもなら車いすのせいで気まずい空気が流れる」・「ふだんだったら、早く切りあげたいという気持ちが目の奥に見える」とある。人は障がい者に接したとき、健常者に対するのとは異なる態度になってしまい、必要以上に気を使って優しくなり過ぎてしまうものなのだろう。この時は車いすは隠してあったので、そのような「過剰な優しさ」がなかったのだと思われる。

問二 「勝利」は、車いすを隠して一人で海岸まで行って、犬を連れた夫婦に健常者と同じように接してもらえたこと、「敗北」はその帰りに一人では車いすに乗ることができずに施設の人に助けてもらう羽目になったことを指している。結局は一人では何もできないと思い知らされ、落ち込んでいる様子が描かれている。

問三 「そんなこと自分でもわかってる」や「ひとごとだと思ってよく言うよ」などの発言から考える。当たり前の分かりきったことは話すが本当に知りたいことには答えてくれない。障がいを受け入れろなどと、主人公の心情とかけ離れたことを言う。そのようなカウンセラーと話をしているのは主人公にとっては苦痛だったであろう。カウンセラーの話が終わって嬉しかったはずである。

問四 ここは本人の独白にくわしく述べられている。どうせ施設から出られないなら周囲に合わせて楽しそうにしていたほうが良いのだろうと考えている。字数があるので、自分が海岸で倒れていたときにふざけて笑い合っていた友人たちに対してどう思ったかについても少し書いておくとよい。

問五 母親についての情報が少ないが、父親の「そろそろ母さんも、お前を赤ちゃんあつかいするのはやめないといけないな」という発言が大きなヒントになる。自立したいと思っている主人公にはそのような母親の「優しさ」は鬱陶しかったはずである。それに対して父親は健常者に対するのと同じように接してくれている。妙な気遣いの無い「男同士の話ができるのはうれしい」との発言もある。自立しようとしている気持ちを尊重してくれていると主人公は感じているようである。

【大問2】論説文の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:15分
  • ★必答問題

美術を鑑賞することの意義や、心がけるべきことついて論じている。

問一 一回見ただけで満足してしまってはいけない理由を説明する。まず、「マジック・ミラー」のたとえで三者の関係が説明されている。絵を通じて、鑑賞者は画家の心の内側をのぞくことができ、画家は鑑賞者の心の動きをみることができる、とある。

また、絵は鑑賞者の状況によって印象が変わってさまざまな力を発揮してくれるので、一点の絵と何度も向き合うことが大切であるとも述べている。この2点を使って冒頭の「理由」につなげればよい。

問二 ここはわかりやすかったのではないだろうか。大事なことが最後の二段落にそれぞれ一点ずつまとめられている。絵を鑑賞することはトレーニングになるのである。

【大問3】漢字の書き取り

  • 難度:標準
  • 時間配分:2分

四字熟語がやや難しいが、他は難しくはない。標準~中級レベルの漢字をマスターしておこう。

攻略のポイント

確かに記述の分量は多いのだが、特別な難問にはなっていない。素材文がわかりやすい内容であるし、「あなたはどう思いますか」といった自分で論説するような記述問題でもない。特に論説文の方は文中の手がかりや適切な箇所を利用してまとめられる問題が多い。ただし、小説のほうは心情を説明しなければならなかったり問題数が多かったりと、やや比重が重い点は意識しておこう。

同じように記述問題が多い他の学校の過去問なども利用して、書くことへの抵抗感を無くせるように経験を積んでいただきたい。

志望校への最短距離を
プロ家庭教師相談

お問い合わせ・資料請求はこちら

鷗友学園女子中学校の科目別
入試対策一覧

中学受験のために
家庭でできること

インタビュー=学力が伸びる子と伸び悩む子の特徴とは

リーダーズブレインの合格実績豊富な現役家庭教師が、プロならではの視点でポイントをお話ししています。どのようなタイプの子供が伸びるのか、家庭でのサポートで親が気を付けるべき事は何か。勉強のサポートの仕方から親子の関係性など…ぜひ参考にしてください。

TOP

創業以来、
最高峰のプロ教師陣を輩出

TRADITION
SINCE 1985

1985年法人設立以来、プロ家庭教師のクオリティーにこだわり続け、現役プロ教師の中でもトッププロと呼ばれる真の実力を兼ね備えた合格実績豊富な家庭教師のプロだけをご紹介しています。
特に中学受験·大学受験·医学部受験専門のプロ教師のクオリティーに自信があります。