中学受験プロ家庭教師 弱点克服・志望校入試傾向対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

麗澤中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2020年度「麗澤中学校の国語」
攻略のための学習方法

問題構成

大問は3つ。それぞれに漢字・説明的文章の読解・文学的文章の読解が割り当てられる形がここのところ続いている。文量は計8000~9000字程度総解答数は40~45問ほど。

設問は記号選択・書き抜きを中心に、記述問題も2~3問出題されている。選択肢は5択なので絞り込みを的確にする必要がある。記述問題は文中の言葉を使ってまとめるもの・自分の意見を答えるものの2つのパターンが見られる。

説明的文章の読解

人文科学・社会科学分野からの文章が多い。素材文を解説した文章に穴埋め書き抜きで答える問題がよく出されている。コマ漫画を用いた問題も見られた(2017年度)。また、この分野では「段落分け」が好んで出題されている。説明的文章の読解の技術を磨いておこう。

段落の整理―形式段落を意味段落にまとめる。本校の試験でよく訊かれる問題なので得意になっておこう。意
      味段落には、内容を簡単に表わした「小見出し」をつけておくとわかりやすい。各段落のつながり
      を考える際に役立つ。

要点と細部―段落の最も重要な1文を見つける。傍線などで目立つようにしておこう。それ以外の細部には要点
      の説明・補足などが含まれている。例えや言い換えなどはこの部分にあることが多い。

要旨と要約―要点をつなぎ合わせれば要約ができ、要約のなかで筆者が一番言いたいことが要旨となる。

また、ここ数年はこの分野で意見や考えを訊くタイプの記述問題が出されている(先生の仕事を機械が肩代わりできる具体例・2018年度など)。論理的な思考ができるように意識して学習しよう。 

文学的文章の読解

小説が多く用いられている。大人向けの難しい小説ではなく、理解しやすい平易な文章が使われているので、読みやすいだろう。記述問題も出題されているが自分の考えを述べるようなものではなく、素材文を手掛かりに答えられるタイプの問題である。解説文の穴埋め書き抜き問題もある。文学的文章の読解の基本を押さえておこう。

登場人物
―人数・互いの関係やそれぞれの性格などを確認する。性格が違えば、その行動の意味するところも異
     なってくる。

場面分け―時間・場所・人物の出入などで、場面の切り変わりを判断する。場面の変わり目自体が問題になる場
     合もある。誰のどんなことを中心に描いた場面なのかを考えておく。

心情把握―人物の言動・表情や情景などから、気持ちを考える。問題にされることが多い部分である。多くの小
     説を読み、さまざまな人物のいろいろな性格・考えに触れておくことが、何よりの経験になる。

物語の主題―主人公の成長や葛藤・挫折など、ある程度のパターンはある。このパターンを多く見ておくことも
      大きな武器になるので、ぜひ読書に勤しんでおかれたい。 

記述問題

40~50字ほどでまとめる形が多い。「自分の考えを述べなさい」という論説タイプの問題も出されている。指定の字数で意見をまとめられるように、類似問題で感覚をつかんでおこう。

 

志望校への最短距離を
プロ家庭教師相談

お問い合わせ・資料請求はこちら

2020年度「麗澤中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

文量は計10000字ほど。総解答数は37問。記号選択と書き抜きが多いが、記述問題も70字のものを含め3問出されている。時間に大きな余裕はない。
素材文を何回も読み直す時間は無いので、素早く的確に答えを探せるように力をつけておく。

【大問一】漢字

  • 難度:標準
  • 時間配分:4分
  • ★必答問題

背(けない)
日和――通常の読みは「ひより」。
就(く)――「就職」という熟語を思い出そう。
一矢(を報いる)
交易・交際・国交・交通
大勢・勢力・姿勢・運勢

【大問二】論説文の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:22分

外国人への「本当のおもてなし」とは何かを考えている。
問一 「本当のおもてなし」を考える上での「第一歩」が他人との壁を取り払うことであると述べている。
問二 日本語表記の多さなど「日本人」が快適に過ごせるだけのサービスがまだまだ多く、「観光立国」を目指すには考えないといけないと書かれている。
問三 (1) 日本人の56%は美しい自然があると高く評価しているのに対して、「豊かな自然美があるか」についての外国人の評価は低めである。
   (2) 資料3~資料5をみると、日本は森林率が高いこと・外国人の訪日の目的は食事やショッピングや街歩きなど人工的な対象が多いこと・外国人にとっては「手つかずの原始なままの自然」こそが「自然」であること、などが読み取れる。「自然」に対する価値感・認識が異なっているのである。
問四 1位と3位の項目を空欄Ⅱ、5位のうちの2項目を「都市部は発達していて、文化遺産もある」とまとめているので、空欄Ⅱはエが合う。
問五 評価の低い項目は「人間関係」や「長期滞在・生活する場所」として評価される分野となっている。
問七 「言わなくても分かるだろう」と「言ってみなければ分からない」のことであるが、それぞれを14字で言い換えている部分があるので、そこを抜き出す。
問八 まず、前半~中盤で、「相手が必要としていることを事前に察して、臨機応変にさりげなく提供すること」が本当のおもてなしで、それには「相手の視点で考えてみること」が大事だと述べられている。後半では、「相手を理解しよう」とし「違う価値観の相手を受け入れる寛容さ」も必要だと書かれている。
問九 選択肢ウとオは似ているが、ウの「古いおもてなしを捨て」は合わないので、オを選ぶ。

【大問三】小説の読解

  • 難度:標準
  • 時間配分:24分
  • ★必答問題

原爆についての討論会でスピーチをする主人公は、慰霊碑に刻まれた文章の意味を母親に教えてもらい、日本語の奥深さや日本人の世界観を知り、考えを新たにする。
問一 ①孕む――その中に含み持つ。
問二 母親に詳しく教わり自分でもよく考え、新たな視点を与えてくれた文章なので、主人公が覚えているのは当然ということである。
問三 傍線Bは直前の、来られない母に代わって父親にしっかりレッスンの成果を見届けてほしいと思っていることを指している。
問四 アメリカ人が主語だとすると、「相手に~させる」という使役の言い方になるはずである。
問五 母親の言葉の、「日本語は主語がなくても文章が書ける」「まわりに自分をあわせる」などに注目する。日本人の性質が独特の言語を生み、それは特有の文化を形成しているのである。
問七 母親の言葉に「『私』は自己主張せず、『あなた』に溶け込むような形で、『世界』と一体化するような形で、存在している」とある。具体的には日本人・アメリカ人・人類を当てはめることができる。
問八 日本を知り日本語を学ぶ・日本へ行って子供たちと話す・広島と長崎の現地に行く、などが主人公にとっての「平和の創造」の過程のようである。
問九 「背景にある文化」に言及している麗子の意見がよい。

攻略のポイント

文量と問題数が多いのでスピードが必要である。
選択肢問題は5択なので、最初から正解を予測して読まないと無駄に迷う可能性がある。記述問題も40~80字ほどと、相応の手間がかかる。考えたことを字数でうまくまとめられるように練習しておくこと。
全体としてはオーソドックスな試験でるが、ここ数年論述タイプの記述問題が出題されているので、過去問を繰り返して十分に慣れておこう。クイズ形式の漢字も類題をこなしてこつをつかんでおけばすぐ答えられる。

志望校への最短距離を
プロ家庭教師相談

お問い合わせ・資料請求はこちら

麗澤中学校の科目別
入試対策一覧

中学受験のために
家庭でできること

インタビュー=学力が伸びる子と伸び悩む子の特徴とは

リーダーズブレインの合格実績豊富な現役家庭教師が、プロならではの視点でポイントをお話ししています。どのようなタイプの子供が伸びるのか、家庭でのサポートで親が気を付けるべき事は何か。勉強のサポートの仕方から親子の関係性など…ぜひ参考にしてください。

TOP

創業以来、
最高峰のプロ教師陣を輩出

TRADITION
SINCE 1985

1985年法人設立以来、プロ家庭教師のクオリティーにこだわり続け、現役プロ教師の中でもトッププロと呼ばれる真の実力を兼ね備えた合格実績豊富な家庭教師のプロだけをご紹介しています。
特に中学受験·大学受験·医学部受験専門のプロ教師のクオリティーに自信があります。