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麗澤中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2022年度「麗澤中学校の国語」
攻略のための学習方法

問題構成

大問は3つ。それぞれに漢字・説明的文章の読解・文学的文章の読解が割り当てられる形がここのところ続いている。文量は計8000~9000字程度総解答数は40~45問ほど。

設問は記号選択・書き抜きを中心に、記述問題も2~3問出題されている。選択肢は5択なので絞り込みを的確にする必要がある。記述問題は文中の言葉を使ってまとめるもの・自分の意見を答えるものの2つのパターンが見られる。

説明的文章の読解

人文科学・社会科学分野からの文章が多い。素材文を解説した文章に穴埋め書き抜きで答える問題がよく出されている。コマ漫画を用いた問題も見られた(2017年度)。また、この分野では「段落分け」が好んで出題されている。説明的文章の読解の技術を磨いておこう。

段落の整理―形式段落を意味段落にまとめる。本校の試験でよく訊かれる問題なので得意になっておこう。意味段落には、内容を簡単に表わした「小見出し」をつけておくとわかりやすい。各段落のつながりを考える際に役立つ。

要点と細部―段落の最も重要な1文を見つける。傍線などで目立つようにしておこう。それ以外の細部には要点の説明・補足などが含まれている。例えや言い換えなどはこの部分にあることが多い。

要旨と要約―要点をつなぎ合わせれば要約ができ、要約のなかで筆者が一番言いたいことが要旨となる。

また、ここ数年はこの分野で意見や考えを訊くタイプの記述問題が出されている(先生の仕事を機械が肩代わりできる具体例・2018年度など)。論理的な思考ができるように意識して学習しよう。 

文学的文章の読解

小説が多く用いられている。大人向けの難しい小説ではなく、理解しやすい平易な文章が使われているので、読みやすいだろう。記述問題も出題されているが自分の考えを述べるようなものではなく、素材文を手掛かりに答えられるタイプの問題である。解説文の穴埋め書き抜き問題もある。文学的文章の読解の基本を押さえておこう。

登場人物
―人数・互いの関係やそれぞれの性格などを確認する。性格が違えば、その行動の意味するところも異なってくる。

場面分け―時間・場所・人物の出入などで、場面の切り変わりを判断する。場面の変わり目自体が問題になる場合もある。誰のどんなことを中心に描いた場面なのかを考えておく。

心情把握―人物の言動・表情や情景などから、気持ちを考える。問題にされることが多い部分である。多くの小説を読み、さまざまな人物のいろいろな性格・考えに触れておくことが、何よりの経験になる。

物語の主題―主人公の成長や葛藤・挫折など、ある程度のパターンはある。このパターンを多く見ておくことも大きな武器になるので、ぜひ読書に勤しんでもらいたい。 

記述問題

40~50字ほどでまとめる形が多い。「自分の考えを述べなさい」という論説タイプの問題も出されている。指定の字数で意見をまとめられるように、類似問題で感覚をつかんでおこう。

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2022年度「麗澤中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

文量は計5800字ほどと例年と比較して少なめであった。総解答数は33問。記号選択と書き抜きが多いが、記述問題も50字と60字で2問出されている。本文の読みが早ければ時間に多少の余裕はあるだろう。
ただ、素材文を何回も読み直す時間は無いので、素早く的確に答えを探せるように力をつけておく。

【大問一】漢字

  • 難度:標準
  • 時間配分:4分
  • ★必答問題

 照(らす)   吉報   資源   車窓   講演   故郷
 聖火   専門   映画・計画・録画・画家   旅路・路地・進路・路面

【大問二】論説文の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:24分

日本の伝統的な労働観では、労働の中に「修行」と「貢献」が内在され、また労働を「仕事」と「稼ぎ」の両面でとらえていた。自分の人生観や暮らし方・コミュニティと一体のものとしてとらえていたのであり、いまでは若い人たちがこうした労働観にもどろうとしている。

問一  内在化――基準や価値などを取り入れること。
    風土――人間の文化の形成などに影響を及ぼす精神的な環境。
問二 一人前の農民になるには「多様なことを学び、自分の技にしていかなければならない」「修業」が必要であり、自分を「一人前に育ててくれた村や家・自然にお礼をする、お返しをすることが大事」だったのである。
問三 「次のような」が指している部分に示されている。労働をそれのみ独立でとらえるのではなく、自分の人生観や暮らし方、コミュニティと一体のものとしてとらえていた→選択肢が合う。
問四 共同体のために収入の有無にかかわらず行われる貢献が「仕事」で、収入を大きくすることが第一の目標であるのが「稼ぎ」である→選択肢がよい。
問五 Ⅰ. 概念は労働を作ったのではなく、労働のとらえ方に過ぎない、「つまり」どうとらえようとも自由である。
   Ⅱ. 労働それ自身に誇りや幸福感が持てなくなっている、「しかも」安定的雇用や金銭的な面からも見放されている(→悪いことが積み重なっている)。
問六 問五のような状況に若者たちが疑問を持ち、社会的なやりがいや自尊心を持てるようなかつての日本の労働観に回帰しているのである。
問七  a. 子どもたちはわずかな仕事でも受け持つようになったときに「村の暮らしを守る関係の世界の一員」になったと感じて誇りを持つ。
     b. 村に貢献することで自分が村にとって「かけがえのない」存在であると感じることができる。
    B. 「統一してとらえようとする動き」が生まれたとは書かれていない。

【大問三】小説の読解

  • 難度:標準
  • 時間配分:22分
  • ★必答問題

お化けが出るかどうか確かめるという他愛のない約束をした主人公だったが、父や吉川の言動から、約束というものの重みを知った。

問一  断固――態度や行為がはっきりしていること。
    勝手――なにかするときの、物事の具合の良し悪し。
問二 主人公がお化けなどいないと自信ありげに断言したので、それだけ言うのなら逃げずに付き合えよと、退路を断っているのである。
問三 行くのが面倒くさくなっているので、「たいした約束じゃない」「くだらないことだから」と言い訳するために「つまらない」を繰り返している。
問四 もともとさして「大事」な約束だと思っていないので、父親に諭されて雨の中出かける羽目になったことを「不満」に思っている。
問五 エ. この時点では同級生たちが「約束を守る気もない」かどうかはわかっていない。
問六  a. 「桜の花びら」が降りしきった、という文がある。
     b. 「級長としての誇り」という言葉で確認できる。
    主人公は父親に言われてしぶしぶ来ており、まだ来ていない友だちを非難している。信夫は「約束だから守る」という意味の発言をし、雨だから来なくても仕方がないと、友だちを慮っている。→選択肢が選べる
問七 父親や信夫の言動から、いったんした約束は状況が変わろうとも他の者が守らなくとも、自分は守るべき重いものであり、守れないなら最初から約束するべきではない、という考えが読み取れる。

攻略のポイント

文量と問題数が多いのでスピードが必要である
選択肢問題は5択なので、最初から正解を予測して読まないと無駄に迷う可能性がある。記述問題も40~80字ほどと相応の手間がかかる。考えたことを字数でうまくまとめられるように練習しておくこと。
全体としてはオーソドックスな試験であるが、ここ数年論述タイプの記述問題が出題されているので、過去問を繰り返して十分に慣れておこう。クイズ形式の漢字も類題をこなしてコツをつかんでおけばすぐ答えられる。

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