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城北高等学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2015年度「城北高等学校の英語」
攻略のための学習方法

全般的には標準的な問題であるので、基本をしっかり学習し基本的事項に関する知識を身に付けるべきである。

長文総合問題の占める得点比率が高いであろうから、長文読解については事前の十分な練習が必要である。標準レベルの長文総合問題集で、入試本番までに70~90題(単語数:600~700語)の長文読解問題に取り組んでもらいたい。ジャンルは、論説、評論、小説、エッセーと様々で多岐にわたっている。

比較的、論説や評論は論旨も明確で文脈を辿ることもそれほどの困難さは感じないはずである。むしろ、人物の心情を探らなければならない小説は、表面的に文字で内面の世界である人物の心情などは書かれていないので、使用されている動詞、副詞、形容詞のニュアンスや使用されているイディオムの違いなどに留意し丁寧な読解を心掛けたい。日本語の小説でも、人物の内面的な心情の類を把握するのは難しい場合もある。イマジネーションを働かせて、発想を柔軟にして設問の意図を間違えずに理解し解答したい。

英語表現としては、会話における「口語表現」にも注意が必要である。見慣れない会話表現がないように、代表的な口語表現はしっかり押さえておきたい。また、英単語の持つ微妙なニュアンスの違いを把握しておくことも大事であろう。

代表的なところでは「勇気」を表す「courage」と「bravery」。英和辞典的にはどちらも「勇気」である。しかし、前者は精神的・内面的強さを表しており、後者は内面的というより腕力的強さを表している。よって、「インド建国の父」、「無抵抗の指導者」といわれた「ガンジー」は「courage」を持った人物といえる。また、ドラえもんに出てくる「ガキ大将のジャイアン」は「bravery」な人物ということになる。このような違いを明確に把握しておくことは、長文総合問題における内容真偽問題において、消去法を用いなくとも正解を特定可能とする知識となる。

また、次のような状況で、「まだ」という英語表現をする際に「yet」を使うのか「still」を使うのかを考えて欲しい。状況は「太郎君が駅前で19:00に次郎君と待ち合わせをした。18:45に駅に到着した太郎君は、たまたま出会った友人の三郎君から何しているの、と聞かれたとき『次郎君と待ち合わせしているんだけど、まだ来ない(事例1)』と答えた。時刻は20:00。太郎君は次郎君を待ち続けている。その時、駅前を通りかかった友人の四郎君から何しているの、と聞かれたとき『次郎君と待ち合わせしているんだけど、まだ来ない(事例2)』と答えた」。どうだろう。事例1と事例2のどちらに「still」または「yet」を使うのか。正解は、事例1が「yet」、事例2が「still」である。

つまり、「yet」には、物事がいまだ完了していない(未了)状態(事例1は約束した時間である19:00前だったので、次郎君が19:00に約束通り来るかどうか確定していない状況)を表す意味があり、「still」には、物事が決まってしまい、その確定状況に変化がない事態が継続(事例2は次郎君が約束した19:00に来ないという事実が確定し20:00においてもその状況が継続)しているのである。別の観点で考えると「still」には、「依然として」という意味がある。つまり、「ある事実が確定し今でも状況に変化はなく、その状況を継続している」のである。したがって、事例2では「still」を使う。そのような意味での使い方の違いは日本語にはない。日本語であれば事例1も事例2も「まだ」である。

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2015年度「城北高等学校の英語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問1は長文読解総合問題<20分>。内容的には、日米間における学校生活の違いや文化的差異に関するエッセーである。全文を読む時間としては、6~8分程度。使用英単語もそれほど難解ではないので、スピディーに読み進めて適宜、設問を解いてゆくというスタイルで解答する。

大問2も長文総合問題<25分>。内容は物語である。
一般に、物語については人物の心情的内面を読み取らなければならないので、いわゆるエッセー(大問1)とは解答におけるアプローチも少々異なってくる。
特に、大問2は、内容的に『黙秘権(right to remain silent)』や『弁護士を呼ぶ権利(right to call a lawyer)』等、普段は見慣れない表現が散見される。
また、単語についても『焼きそば(chow mein)』、『古着(thrift-shop clothing)』、『手錠(handcuffs)』、『例外(exception)』、『~を告訴する(charge)』などは中学英語の域を超えているので、難関校用の単語集(イディオム集)はしっかり押さえておきたい。

大問3は整序問題、適語補充問題、自由英作<15分>。必要な知識としては、基本的な文法事項や標準的構文表現などである。

【大問1】エッセーの長文読解

  • 時間配分:

長文読解の問題である。一読すれば日米間の学校生活の差違や日米文化の差異に言及した英文である。
難解な単語はないので、丁寧に本文を読み的確に設問に答えていきたい。
それでは、以下に具体的に設問内容を見ていこう。

(問1)適語選択問題<1分>。
直後に『…, so they don’t have the chances for daily that Japanese students do.』とあるので、ここを手掛かりに考察する。

(問2)英文整序問題<2分>。
文脈(休み時間前後の学校生活の記述)を辿り、どの英文を並べればよいかを吟味する。

(問3)適切語句選択問題<1分>。
直後に『Of course, …』があるので、この表記より推測する。

(問4)適切な英文を選択する問題<1分>。
筆者が『子供たちが悪いことをやって罰として掃除をさせられている』と誤解しているところ、を参考に考える。

(問5)文脈把握問題<2分>。
筆者の心情把握である。本文を丁寧(といっても時間はかけられないが)に読み進め、文脈の流れをしっかり把握すること。

(問6)適語補充問題<1分>。
✔印が日本では不正解を意味することから、生徒たちはかなりショックを受けていたのである。

(問7)適語選択問題<2分>。
日米における✔印に関する意味の違いを理解しながら本文を読み進めること。

(問8)内容正誤問題<3分>。
設問形式としては定番である。選択肢が日本語で書かれているのが、本文と照らし合わせて考えること。
1、2、6段落に一致する選択肢を選ぶ。

【大問2】物語の長文読解

  • 時間配分:

長文読解総合問題である。物語であるので、人物の心情表現などをしっかり読み取ることが必要不可欠である。

(問1)適文選択問題<1分>。
本文中の『In a bathroom, he found that a window was broken.』の個所から推測する。

(問2)指示語問題<2分>。
指示語(代名詞も同様)は、指示している内容が直前の文章にあらわれてくることに留意すること。

(問3)整序問題<2分>。
この類の問題は、始めに『どのような英文を作るか』ということを念頭に置いて、与えられた単語を使いイディオムを構成していくことが大切である。しっかりとイディオム力と英語構文力を身につけるように。
「…名詞+主語+動詞…」が出てきたら、原則的に関係代名詞の省略を考える。

(問4)適切語句補充問題<1分>。
本文中に『I was hungry.』とある。

(問5)適語補充問題<2分>。
バスルームの窓が割れていた、ということとレンジの上に料理が途中である食べ物があったことを考える。

(問6)英文和訳<2分>。
最近の傾向として『it』や『that』のような指示後の内容を具体的に記述させる下線部訳問題が増加している。
原則として、直前の文章中の『何か』を受けているのであるから、その点を注意して文脈を見てみること。

(問7)内容把握問題<1分>。ガンビルの彼に対する推測(男は空腹のあまり、食事にありつけるのであれば逮捕されても構わない)を基本に考察すること。

(問8)要旨把握<2分>。警官が読み上げた文章の2つのrightについて考える。

(問9)英文解釈問題<1分>。警察官が男の権利を読み聞かせる場面についての考察。

(問10)語句解釈<1分>。
larceny(窃盗)という意味が分からなくとも、男の行動は『住居侵入』と『食べ物を盗んだ』ことである。

(問11)英文解釈問題<1分30秒>。
『It takes ~ to …』は、…するのに~を必要とする、という意味である。

(問12)内容正誤問題<1分30秒>。
ガンビルと男との関わりあいを中心に考える。

【大問3】総合問題

  • 時間配分:

文法などの総合問題である。
以下に設問ごとに概観してみよう。

(A)整序問題である<6分>。
(1)は関係代名詞の使い方を思い出す。
(2)は比較級の構文をしっかり覚えておくこと。紛らわしいものが多い。
(3)「~の中には…なものもいる」という表現は『Some of ~』となる。
(6)「すぐに見つかるような」という表現を与えられた英単語の範囲内でどう表現するか、日本語を英訳しやすいように置き換える工夫をする。

(B)適語補充による書き換え問題である<6分>。
(1)不定詞の意味上の主語の知識は必要である。
(4)「生徒はほとんどいない」という表現にするために「Few students」とする。
(5)建物の建築年数を聞く場合も人の場合と同様に「How old」を用いる。
(6)前置詞の使い方についても、しっかり確認をしておくように。本設問の場合には『月日』に関する前置詞なのでonを用いる。

(C)和文英訳(自由スタイル)の問題である<3分>。
(1)「暗くなる前に」と読み替えて、beforeを用いる。
(2)「いつから」はHow longを用いる。現在完了形(継続用法)の内容を明確に覚えておくこと。
(3)「~くださってありがとうございます」は「Thank you for ~ing」で表現できる。

攻略のポイント

難問の類の問題を必死に演習するよりも、標準的な問題をしっかり演習することの方が、城北高校合格にとって有効的である。文法的知識が求められるが、ハイレベルな知識ではない。
文法の要注意分野としては、5文型、比較、関係代名詞、仮定法、接続詞、前置詞、不定詞、時制などを、入念に仕上げて欲しい。
長文は、読みなれていない受験生にとっては、内容把握、文脈整理が容易ではないだろう。標準より長め(600~700単語)で、評論、論説、エッセー、小説等あらゆる分野の英文を読んでおくことが必要である。
自由英作文もしっかり練習を行っておくように。容易に英訳しづらい日本語表現も、一度違う表現(英訳しやすい表現)に置き換えて英作するという習慣を身に付けよう。

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