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慶應義塾高等学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2014年度「慶應義塾高等学校の英語」
攻略のための学習方法

全体的には単語、イディオム、文法知識、長文読解能力が偏ることなく、まんべんなく出題されている。

特に、大問1は2つの英文の内容をほぼ同じものにするために、イディオムや正確な文法知識は不可欠。気になる文法事項としては現在完了(完了・継続・経験)、不定詞(特に副詞的用法(目的・原因・結果・理由))、過去分詞の形容詞的用法、比較、話法。さらに、(命令文、or~)と条件・場合のifの関係なども注意が必要であろう。

大問2も前問同様、文法知識を問われている。知覚動詞のhearの構文(hear+目的語+動詞原形(又は~ing))の訳出をしっかり押さえておくこと。(動詞原形)と(~ing)における訳出の違いも明確に理解しておくべきである。
副詞や形容詞などの品詞の使い方、副詞のおかれる位置(be動詞と一般動詞の場合における相違)なども常識として把握しておかなければならない。

大問3は会話文であり、会話の内容は「値引き方法」についてである。
本文の前文によれば「値引き」の習慣のある中国人の学生と、そのような習慣のないアメリカ人の学生の会話であるという前提をしっかり押さえたうえで本文を読み進めること。そのような認識を持っていれば、アメリカ人学生が発言する内容は「値引きの方法論についての質問」であり、中国人学生の発言は「値引きの具体的方法の伝授」という内容になることを想像することは容易であろう。
本問は会話文であるため、提示された選択肢の英文がどのような意味なのかを考えなければならない。例えば、選択肢(カ)the more you practice, the better you’ll get at it は、あまりにも有名な「the+比較級+主語+動詞…、the+比較級+主語+動詞…」(~すればするほど、…だ)である。(カ)の日本語訳としては「あなたが練習すればするほど、あなたは上達するだろう」となるが、これがどこに入るかを考えてみよう。本文が「値引き」についての内容であり、その具体的方法を伝授しているという構図をイメージできれば、「練習」は値引きの場数を踏むこと、そして「上達する」とはよりスムースに値引き交渉を行えるようになる、ということを意味していることは容易に分かるであろう。
したがって、(カ)は10となる。

大問4は、適語補充の長文読解問題である。
本文は難解な文法事項や構文を使用している訳ではない。むしろ、目で追うスピードで読み進むことができるであろう。問題は10ヶ所のカッコに入れる単語である。全体の3ヶ所は先頭の文字指定であるが、その他の7ヶ所は指定なしの自由解答である。適語を埋めることは、本文の話の流れをしっかり把握していればそれほど難しくはないであろう。
解答を決定する判断基準は、文法事項(関係代名詞)とイディオムである。そして、話題の流れから埋めるべき単語、つまり動詞や名詞などが確定する。10問完答も十分狙える問題である。

大問5はかなり長めの長文読解である。本文の読了は7~8分程度で終わらせたいところ。
Aは英問英答であるので、事前にこの手の出題形式に慣れておくことが必要である。
Bは整序問題。解答のコツは、本文の話の流れをしっかり理解したうえで(ア)、(イ)、(ウ)にどのような英文を入れればよいかを考える。その際、当然ながらイディオムや重要構文、そして文法事項の知識を駆使して解答しなければならない。
Cは定番の下線部訳である。この設問でも関係代名詞、使役動詞の構文、感嘆文、「命令文、and…(~しなさい。そうすれば…)」という項目が目立つ。
これらは本問に限らず、英語入試全般にわたり関係してくる頻出事項である。本問以外で指摘した事項と合わせてしっかり確認しておきたい。本問は下線部訳であるので直訳⇒意訳という手順をいかにスピーディに行えるかがポイント。
ただ、英和辞典的英単語の意味を知っていて、該当単語に当てはめてみたところで日本語として意味の通る訳文ができるかである。いわゆる「こなれた日本語訳」ができるかどうかは、単純に英単語の知識だけではなく適切な日本語を当てはめられるか、つまり日本語の語彙力の問題であることをしっかり認識して欲しい。
例えば、(ⅱ)but all he did was hand me that little book and ask if I was saved について考えてみよう。「all he did」は直訳は「彼が行なった全てのことは~」ということになり、「彼が行なったことは~だけであった」と意訳した方が日本語として「滑らか」であろう。「that」は接続詞ではなく指示代名詞(その)と処理。「ask if~」は「~どうかを尋ねた」ということ。以上をまとめると、「しかし、彼が行なったことは、その小さな本を私に渡し、私が救われているかどうかを尋ねたことだけだった」となる。
日本語の語彙を増やし、下線部訳として適切な訳出を心掛けて欲しい。

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2014年度「慶應義塾高等学校の英語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問1は内容一致の書き換え問題である。設問は全部で9問あるが、一つ一つは標準レベル。
大問2は誤文訂正問題である。しっかりとした文法知識を駆使して完答を目指すべき。
大問3は会話補充完成問題。適切な会話英文を選択させる。
大問4は長文読解であり、適語を補充させる問題。
大問5は長文問題であり総合問題である。文法知識を総動員して解答しなければならない。

[大問1]書き換え問題

  • 時間配分:17~18分

確かなイディオム・文法知識が問われる内容一致書き換え問題。
出題されている文法知識は標準的なものであるので、むやみに難問の類を解く必要はないであろう。
文法的知識としては、完了形、不定詞、話法の書き換え(間接話法から直接話法)、比較級(特に最上級の内容を原級または比較級での書き換え)などをしっかり理解することが大事である。その他にも、仮定法、関係代名詞についても確実に理解を深める必要がある。単文から複文への書き換えもよく見ておくこと。

[大問2]誤文訂正問題

  • 時間配分:18分

誤文訂正問題である。やはり、正確な文法知識が問われる。
各設問の内容を見てみると、一つ一つで問われている文法知識は極めて標準的。例えば、未来を表す副詞節中の時制は現在である、対象物が2つある場合にそれぞれをoneとthe otherと表現する、複数主語に対するbe動詞はisでよいのか、否定におけるanyの用法、などは極めて基本的な文法知識である。落ち着いて文法知識をあてはめれば完答も可能。

[大問3]会話補充完成問題

  • 時間配分:13分

会話文における英文補充問題。
最初に行わなければならないのは、出題された会話が一体何の話題を取り上げて展開されているかを迅速にまた正確に把握すること。
本問においては、中国における値引き交渉の手法をそのような習慣のないアメリカ人の学生に中国人の学生が説明している状況を理解すること。そのような状況を十分に把握していれば、アメリカ人学生からの質問欄は値引き交渉についての具体的質問が入るであろう。逆に、答えている中国人学生発言内容は、中国における値引き交渉の実態とそのコツを教授するというものであることが推測される。そのような推測をもとに、会話の流れを正確に把握して補充文を適切に選択したい。

[大問4]長文読解

  • 時間配分:

アメリカ合衆国大統領アブラハム・リンカーンに関する長文読解。リンカーンの幼少期から大統領に当選し、南北戦争を経て合衆国を一つにまとめあげようとしたリンカーンの伝記である。
合衆国を一つにまとめあげることにリンカーン大統領は人生を捧げたのであり、国の結束を強固にすることに成功したのである。そのような話の流れを把握すれば、空欄にどんな単語を入れるかは想像がつくであろう。
ただし、入れるべき単語はイディオムの一部であったり、文法知識(関係代名詞、過去分詞の形容詞的用法、代名詞)に基づく適語記入である。

[大問5]長文読解

  • 時間配分:

文読解・物語文である。本文を読了する時間は7~8分。
話しの流れを迅速に把握し、人物間で交わされる会話などを通じて心情変化等を理解したうえで設問に答える。

Aは英問英答である。設問の英文をよく読み、何を聞かれているのかを正確に把握すること。与えられた英文に続く英文を選択する問題と質問に答える問題とが混在する。解答時間は5分。
Bは整序問題である。この手の問題にはまず始めに作成すべき文章を日本語で考え、その上で与えられた単語からイディオムや構文等で英文を作り上げてゆく。解答時間は6分。
Cは下線部和訳。下線部和訳なので、直訳を踏まえた意訳をしっかり考える。和訳の日本文を読んで違和感のない訳文になっているかをしっかり意識する。解答時間は6分。

攻略ポイント

全体的に見て、標準的なレベルの問題である。

対策としては、基本的な文法事項の習得であり、長文読解(800単語前後)については一日1題の演習を行って欲しい。長文読解を通じて、ストーリーの流れの把握を迅速に行えるようにしておくこと。そのことが、内容正誤問題において正解を絞り込める(言い換えれば消去法ではない解答へのアプローチ)ができるようになる。
また、他校でも良く見受けられる「下線部訳」は、イディオム、単語、文法知識を駆使し日本語らしい日本語訳(訳文だけを読んでも十分意味が通じる)を目指して欲しい。
文法問題(構文、イディオムにおける前置詞)はしっかり練習しておくこと。レベル的には標準レベルの文法問題で十分だろう。

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