中学受験プロ家庭教師 弱点克服・志望校入試傾向対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

立教女学院中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2016年度「立教女学院中学校の理科」
攻略のための学習方法

[出題分析]
立教女学院の理科を取り上げる場合、まず頭に浮かぶのは、その題材のユニークさにあった。しかしそれも今では過去のものとなり、この2年間は難問・標準ラインを下に突破してかなり基礎的な設問を並べる学校に変化してしまった。
合格点は高めではあるものの、ほとんどの受験生にとっては手をつけやすいレベルである。もはや「立女の理科だから」と気合を入れる必要はない。
理科を苦手とする生徒にとっては福音であり、理科が得意な生徒はここで大幅に点数を稼ぐことが出来る。満点を取れる可能性もある。
では、大きく変わった理科に関してはどのように対策をしていけばよいかだが、それでも対策法に大きな変化はない。

[基本的な知識を身につける]
やはり、受験勉強の王道を貫くべし。
「基本的な知識を着実に身につけること」。これがなければ、先には進めない。塾などで与えられる教材のうち、基本的な部分を厚く勉強し、誰もが正解できる知識をしっかりと自分のものにすること。そして知識を蓄えた上で、過去問をはじめ、いろいろな問題をやりながらその中で知識の出し方を練習しておこう。知識が正確かどうかは、まぎらわしい選択肢の問題で試されることになる。
さらに苦手な内容を作らないこと。オールラウンドにこたえられる力が必要だ。ただし、計算問題は出ない傾向にあるので暗記中心の勉強でよい。

[総合的な問題への変化]
本年度(平成28年度)からは、大問の傾向にも変化が見られ、テーマを絞った問題から総合的なものに変わっている。その分問われることもオーソドックスなものになっていて、とりたてて立女対策をする必要はなくなった。
入試問題を扱う側としてはさびしい気持ちもするのだが受験生の負担は大幅に減ったといえるだろう。
ただし、学校自体の水準が下がったわけではないので高得点が要求される。

[時間配分]
30分で30問に当たるので、単純に1分で1問。問題文が長めの学校なのでスピードが要求されるのは間違いない。時間と解くスピードについては、過去問にあたりながらその分量に対して必要な時間を配分していこう。
その所要時間に対して自分の解くスピードが遅いときは、徐々にスピードを上げていかなくてはならない。
6年生も後半になればだいぶ問題を解く速さが増してくるものだ。それでも足りない場合は自分のほうから問題に合わせていくしかない。
速読即解の場合、こわいのは知識不足と言うよりは問題文を十分に読まないで答えてしまうといういわゆるケアレスミスだ。平易な分だけ基本で落とすわけにはいかない。最後まで集中力を切らさず持っているエネルギーを出し尽くして解ききるパワーが必要だ。
合格点が取れるようがんばってもらいたい。

志望校への最短距離を
プロ家庭教師相談

お問い合わせ・資料請求はこちら

2016年度「立教女学院中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

30分で大問は4、小問は30と、時間に対し多めの分量になっているものの、そのほとんどは基本的、いやそれ以前の「基礎レベル」の設問になっている。したがって、全問に目をとおす余裕は十分にあると思われる。
「立教女学院の理科は手ごわい」という前年度までの感想を大幅に変更しなくてはならない。ただ、問題の易化であるから対策が後手に回ったということはなかっただろう。むしろ、受験生たちは拍子抜けしたのでは…その代わり、高い正答率が要求されるので学校の難度には影響ないようだ。来年度以降もこの傾向が続くかどうかにも注目が集まる。

【大問1】地学分野…時事問題・大地の変化

  • 難度:
  • 時間配分:6分

最初に挨拶代わりの時事問題が2問並び、あとは「大地の変化」に関する基本的な問題。
問1、問2は最近の話題について触れてはいるものの、そのことを知らなくても十分に解ける設問だ。問1の選択肢は笑えるレベル。問2もあっさり解けるだろう。
問3・問4もほとんどが基本的な知識を問われるもの。もう少し難しくしてあげないと受験勉強に時間をかけてきた生徒たちがかわいそうである。余計なことは言うな?

【大問2】物理分野…圧力・燃焼・浮力

  • 難度:
  • 時間配分:6分

ここでも難易度は上がらず、設問によっては基礎中の基礎を答えさせるなど、前年度を下回る易しさになっている。

問1は大気圧の問題だが、内容についてははじめて「圧力」を勉強した日に戻っても解ける設問だけ。
問2はスチールウールの燃焼について。
(1)は質問が原始的過ぎて間違える可能性も。
(2)は自宅の住所を聞かれるよりも易しい設問。
(3)のグラフの選択はまぎらわしいものがないのでどうしても正解を選んでしまう。せめて、スチールウールと酸素の重さの比など計算問題を混ぜてほしかった。
問3は「浮力」。みな「浮力」についてはひとかどならぬ苦労をしてきているわけだから、もう少し難しくしてあげてほしい。(2)は1つ選び、だと全員できてしまうので「すべて選びなさい」で紛らわしい選択肢を潜ませておくなどがんばってほしかった。ここも計算のケの字もなし!

【大問3】物理分野…電磁石

  • 難度:
  • 時間配分:6分
  • ★必答問題

分野だけ書き出すと難問の予感がするのだが、ここも基本的な質問に答えるだけ。

問1は理科を習い始めたころに戻れるような、郷愁を味わえる問題。
問2・3は電磁石・検流計・電池複数と役者がそろっているのにドラマは始まらない。
問4は選択肢がたくさんあるのできっちりと正解だけを選びたい。選べるか…深読みは禁物。
問5・6も方位磁針を習い始めてすぐに手がけたことのある問題だ。
易しいと書いてはいても間違える生徒もいよう。猛省して復習に励むこと。

【大問4】生物分野…タンポポの開花・食物連鎖・消化液の働き

  • 難度:標準
  • 時間配分:6分
  • ★必答問題

生物分野すべてが含まれている、立教女学院らしい大長文問題。これまでに比べるとやや解きにくい印象を受ける。

問1・問2は聞かれていることは基礎ではあっても、しっかりと選択肢を選びきれるかといわれると疑問が残る。ここは失点をまぬかれないかも。
問3は選択肢に出てくる生物のことを知らないと答えにくいかもしれない。また、まちがっている箇所が細かいので足もとをすくわれる可能性が若干ある。
問4からは動物の消化に関する問題。しかしここには消化液の名前も消化酵素も出てこない。教科書レベルの質問に終始している。問5の実験に関しても典型的なもの。トッピングはまるで見られない。

攻略のポイント

テスト時間は30分で60点満点。
合格者平均点は「46.3点」と高めなので合格点は例年よりも高い「42点(70%)」と考えられる。
「例年の問題レベルであれば、この数値は「なかなか厳しい入試問題」と言えたかもしれないが本年度に関しては適切なレベルの問題であった、といえよう」と書いたのが昨年度だが、本年度はさらに易化しており、この問題で70%ではむしろ理科の基本はヤバイくらいである。少なくても80%は解けていたい。全問正解でもおかしくない。
2年間にわたり平易な問題で推移したので受験生たちは喜んでいいかもしれないが、他校で難問を出されると厳しい結果を招きかねないかも…
本校に関して対策を述べておくと、オーソドックスではあるが、まずは理科の基本的知識を身につけ、その上で過去問を通して立教女学院の問題に対する免疫をつけておくこと。数年前の問題に触れると、かつての難問がしのばれることだろう。

志望校への最短距離を
プロ家庭教師相談

お問い合わせ・資料請求はこちら

立教女学院中学校の科目別
入試対策一覧

中学受験のために
家庭でできること

インタビュー=学力が伸びる子と伸び悩む子の特徴とは

リーダーズブレインの合格実績豊富な現役家庭教師が、プロならではの視点でポイントをお話ししています。どのようなタイプの子供が伸びるのか、家庭でのサポートで親が気を付けるべき事は何か。勉強のサポートの仕方から親子の関係性など…ぜひ参考にしてください。

TOP

創業以来、
最高峰のプロ教師陣を輩出

TRADITION
SINCE 1985

1985年法人設立以来、プロ家庭教師のクオリティーにこだわり続け、現役プロ教師の中でもトッププロと呼ばれる真の実力を兼ね備えた合格実績豊富な家庭教師のプロだけをご紹介しています。
特に中学受験·大学受験·医学部受験専門のプロ教師のクオリティーに自信があります。