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栄東中学校 入試対策

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2017年度「栄東中学校の算数」
攻略のための学習方法

1月校の中ではトップクラスの人気を誇る「栄東中学」。
高校での東大合格者数では躍進を続けており、もはや全国トップレベルの進学校であり、中学受験での人気が落ちることはあるまい。
そして何回か設定されている受験機会の中で最難関とされているのが「東大選抜」である。

先んじて行われる「A選抜」に比べると受験者数では劣るものの、東大選抜が試験として設定されたときからその難易度の高さは注目されてきた。
「A選抜」との差別化を図るべく、基本的な問題が主である「A選抜」に対し、難問を惜しみなく出してくるのが「東大選抜」である。
この明確な相違は受験者側からも好意的に受け止められ、両日ともに圧倒的な支持を得て多くの受験者を獲得したのである。

さて、その「東大選抜」の問題ではあるが、この4年間-平成26年度から平成29年度まで、量はまだしも、質としては難問~超難問がずらりと並ぶテストとなり、合格ライン40%台と如実に現れている。
さて、それではどのように対応していけばよいか…基本的な問題を解ける力をいかにして応用問題に耐えうる学力に上げていくか。
真面目に勉強をやってさえいれば、ここだけが大きな課題として残るのである。
そして、栄東「東大選抜」の算数で得点するには、このハードルをクリアできないといけない。普通の一行問題がいくら出来ても東大選抜の問題は解けないからである。

「平易な問題で高得点を競い合うテスト」と「難易度が高く、低得点ながら合格可能になるテスト」では、後者の方がはるかに対応は難しい、というのはそういうことで、真摯な態度で受験勉強に臨めば、成績も向上するだろうし、当初あった雑さも消えて正答率も高まっていく。
しかし、難度の高い問題を解くための階段だけはなかなか登れないのである。

どうすればよいか?
100%フォローするのはないものねだりになってしまう。
6年生の秋頃までは、難問に挑戦するという心を持って受験勉強に臨むこと。
少々難しくても挫けずに時間をかけて最後まで解く、という経験を積むこと。
反面、基礎固めに時間をさいている時間がなくなるのでそのあたりはバランスよく勉強をすることが大切だ。

過去問に触れ始めてからは、どの設問まで自分は追究できるかというボーダーラインを冷静に判断すること。
大問の設問(3)(4)まで平気で入り込める猛者は置いといて、合格だけを考えた場合は(2)までで十分である。
その(2)までいけるかどうか…ここが勝負の分かれ目だ。

また、解きやすい大問を見つける「眼」も必要になる。
そこまでの決意と覚悟がどうしても必要だと思う。
よく出されている分野を優先して時間をかけよう。
条件の細かい問題や高度なテクニックが必要な問題でもどんどん進めていこう。

東大選抜のテストは「力の確実な確認」ではなく「自分はどこまでできるのか」という攻撃的な姿勢で臨みたい。
そして納得できる形で1月を迎えられるよう受験生として態勢を整えてもらいたい。

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2017年度「栄東中学校の算数」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

本年度はテスト形式を変えてきた。前年度の内容と比較してもらえればよくわかる。
50分で大問が4、小問が28。

【大問1】は答えのみで設問の数が14、【大問2】~【大問4】は《考えを示す欄》があるので設問の数はそれぞれ3・4問程度で、配点は1問あたり8点で高めになっている。しかし本年度の問題もまた、ここ数年同様大変レベルが高い問題だった。150点満点として40%強とれていれば合格できるという代物だったのだ。
難問がほとんどを占めているが、時間が大きく不足することはないだろう。

【大問1】小問集(平均算・数列・角度・立体図形・数の性質・速さ)

  • 難度:やや難
  • 時間配分:20分
  • ★必答問題

小問集と言ってはいるものの、ここの先頭に計算問題をいくつかつけておけば、これだけで入試問題として完成する、それくらいのレベルであり、基礎的な問題は一つもない。

本年度はそれぞれの小問にさらに設問がついており、解答する数は倍増している。昨年度までの【大問1】【大問2】を合体させたような形をとっている。
(1)から(6)までどの問題もレベルが高いので、設問の中から解きやすいものをきっちり解いて進みたい。

(1)は平均の問題で【大問1】の中では典型題に近い。しかし「投票率」などあまり聞かない条件を増やしてはじめから手のかかる問題になっている。ここは両問とも正解しておきたい。(い)の平均の面積図はできただろうか。

(2)は整数の立方数から規則を見つけ、それを駆使して設問に挑む。(う)は正解しておきたい。(え)も時間をかけてていねいに規則を考えれば解けない問題ではない。

(3)の角度の問題は、一瞬易しそうに見えてなかなか骨がある問題。2問はあてておきたいが…多角形の内角や外角、線対称の復習になる良問。

(4)は一段ごとに穴の開いている数を調べていけば解けるだろう。少なくても(く)は必ず正解すること。

(5)はもっとも普通っぽい問題。難易度は中の上くらいだが(こ)(さ)とも解いておきたい。

(6)は問題文の条件をしっかり理解し、速さのグラフをていねいに書いて正解を導きたい。しかし(し)はできてもそれ以降の設問は答えるのが難しいだろう。
設問数14のうち、10以上あたっていれば十分に合格圏だ。最低8つはあてたい。

【大問2】植木算

  • 難度:
  • 時間配分:6分

(1)は平易だが、(2)から難易度が跳ね上がる。
あまり経験したことのない類の植木算ではあるので、深追いせずに次の問題に進んだほうが得策であった。

【大問3】速さ(旅人算)

  • 難度:やや難
  • 時間配分:10分
  • ★必答問題

昨年度はここに解きやすい「立体図形」があったのだが、本年度は手作業のかかる旅人算。気を抜けるところはどこにもない。

(1)から(3)と、徐々に難しくなっていく感じで、(2)まで解ければ上出来といえよう。

線分図に条件をまとめるときは、問題文を最後までしっかり読んでから必要な数値や文字などを記入していく。雑になんでも書き込んでしまうと、かえってヒントが分かりにくくなる。

【大問1】がある程度で来ていることを前提にすると、この問題の出来不出来が合否を分けたのは間違いない。前後の問題が超難問なので、ここでの得点は非常に貴重である。

【大問4】平面図形(点の移動、求積)

  • 難度:
  • 時間配分:10分

点の移動によって求める図形の形が変わるという問題だが、速さの問題ではなく、○秒後の点を結んでできる図形の面積をおもに素地の考え方を使って解く問題だから、実質は図形の問題である。

(1)は作図がしっかりしてあれば相似形を使わなくても解ける標準レベルの問いなのでここは確実に正解したい。

(2)以降はおいそれと解ける問題ではない。【大問1】にもどって見直しをしたほうが賢明である。

攻略ポイント

テスト時間は50分で150点満点。
受験者平均点は62.5点と約42%。
点数で65~70点、45%程度の正解率で合格できるということになる。

昨年度と比べると平均点が高いが、これは問題が平易になったというよりも受験者層の質の違いが大きかったと思う。
本年度の問題だと、

【大問1】の(あ)(い)(う)(お)(か)(く)(こ)(さ)(し)の9問
【大問2】の(1)
【大問3】の(1)(2)
【大問4】の(1)

が解きやすそうな設問であったと思う。
これを全部正解できたとして77点になる。

あとは正解が望めるとすれば【大問1】の残りの設問となろう。あとの問題はよほど算数が得意でなければ解けるものではない。

栄東の「東大選抜」はこの3年間、受験者平均が150点満点の50点台という過酷な問題を出してきた。本年度も62.5点とはいえ問題の質はかなり高い。
受験生もそれを周知の事実として受け止めるとともに、難問攻略をしっかり行って「東大選抜」に臨もう。

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