中学受験プロ家庭教師 弱点克服・志望校入試傾向対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

豊島岡女子学園中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2026年度「豊島岡女子学園中学校の理科」
攻略のための学習方法

豊島岡女子学園の満点は50点、今年度の合格者平均点は約27点で、昨年度大幅に難化したその難度を保っている。標準レベルの問題もあるが、物理・化学分野を中心に高いレベルの出題が見られることが特徴。生物・地学分野を中心に、知識のみで得点できる問題も含まれており、ここでは確実に得点したい。問題の形式としては、実験や観察の結果や長めのリード文をもとに答える問題が中心であり、計算問題・記号選択問題・適語を答える問題のみ、記述問題は含まれていない。
なお、漢字指定問題が出題される年度もあるので、語句はできる限り漢字で覚えること。攻略のための学習法として、まずは知識を確実に固めたい。知識問題で失点しないことが絶対である。その上で、問題演習をしっかり積んでおくことも必要になる。一問一答式の問題だけでなく、実験や観察の結果を分析して解答する形式の問題演習や、計算問題の練習をしっかり行うこと。入試直前期には、難度の高い問題の練習にも積極的に取り組んで欲しい。分野ごとの学習法は次の通り。

<分野毎の学習法>

生物分野 本年度は遺伝に関する出題で、問題文に書かれてある内容の理解がポイントとなる出題で、難度がやや高い問題も含まれていた。近年では、群れを作る動物、植物、池にいる小さな生物と顕微鏡の使い方、蚊と感染症、昆虫、メダカ、人のからだのは働きなどの単元から幅広い単元から出題されている。この分野の学習法としては、ヒトのからだの働き、植物の分類・つくり・はたらき、昆虫や動物のからだのつくりや分類など基本知識を確実に覚えることが第一である。細かい知識が要求される可能性があるので、知識の吸収をどん欲に行って欲しい。
また、顕微鏡の使い方や、光合成などの植物の働きやヒトのだ液の働き等に関する観察や実験の進め方についてもしっかり学習しておきたい。

地学分野 本年度は岩石と砂に関する出題であった。本年度の大問4題の中では、最も取組みやすい内容であり、ここでしっかり得点できたかどうかが明暗を分けるポイントになった。近年では、世界自然遺産、星と星座、月、昼と夜の長さ、気象、地層、プレートと地震、岩石などについての出題が見られる。この分野についても、知識を徹底的に覚えることが最優先である。風・雲・四季の天気の特徴、星の名前と動き、月の動き、太陽の動き、岩石の分類、地層のでき方などテキストに書かれている基本事項は確実に理解し覚えて頂きたい。出題頻度がやや高い天体に関しては、なぜそのように見えるのか?という理屈を基に覚えることを心がけること。地層についてはボーリング調査の結果を基にして考える問題についても演習量を増やしてほしい。

物理分野 本年はばねの伸びに関する出題で、慣性の法則との関連を問うユニークな問題も含まれていた。ここ何年かでは、浮力、てこのつりあい、物体の運動など力のつり合いに関する出題が多く、電熱線の発熱、電気回路についての出題も見られ、難問が出題される年度もある。この分野の学習方法としては、力のつり合いと電気を中心に、基本知識を身につけた上で問題の練習をしっかり行って頂きたい。力のつり合いに関しては、ばねの伸び・てこ・滑車・浮力など難度の高い問題も含めて計算問題の練習を行いたい。電気については、豆電球の明るさ、方位磁針の振れなど基本的なものだけでなく、LED回路での電気の流れ方、手回し発電機の使い方、昨年出題された電熱線の発熱についても学習して欲しい。また、光や音の基本性質もしっかり学習すること。

化学分野 今年度は中和反応についての出題で、難度の高い計算問題が含まれていた。ここ数年では、中和反応・金属の燃焼・二酸化炭素と石灰水の反応等の化学変化に関する出題が多く、水溶液の性質に関する出題も見られる。化学変化についての出題では、難度が高いことが多い。この分野の学習方法としてまずは、水溶液や気体の性質、指示薬の色の変化など基本知識を固め、中和・溶解度・燃焼などの計算問題演習をしっかり行って欲しい。計算問題に関しては、多少難しめの問題にも幅を広げて取り組んで欲しい。

過去問演習は時間も意識して取り組んで欲しい。その上で、できなかった問題についてはしっかりその原因分析を行い、同じ間違いをしないように対策して欲しい。分析や対策については、プロの家庭教師を是非活用してもらいたい。

志望校への最短距離を
プロ家庭教師相談

お問い合わせ・資料請求はこちら

2026年度「豊島岡女子学園中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問数は4、小問数は19で50点満点。試験時間は理科と社会合わせて50分である。記号選択問題・適語を答える問題・計算問題が中心で、記述問題はないのは例年通り。標準レベルの問題もあるが、計算問題や思考力を必要とする高難度の問題も含まれている。昨年大幅に下がった合格者平均点は、今年度は大きな変化はなく、昨年同様の難度を保っている。また、問題数は決して少なくないので、社会と合わせた50分の時間の使い方が大きなポイントとなる。できる問題から確実に解答欄を埋めていくといった意識が大切である。

【大問1】物理分野 ばねの伸び・慣性の法則

  • 時間配分:6分

(1)ばね1は100gのおもり2つによって10㎝伸びる。ばね2は100gのおもり1つによって5㎝伸びる。
(2)ばね1とばね2合わせて15㎝伸びたので、ばね1は15+7.5より22.5㎝に、ばね2は10+7.5より17.5㎝になる。
(3)加わる重さはばね1の方が大きいので、ばね1が先に壊れる。ばね1に300gが加わったので、手で加えた重さは200gであり、ばね1・2いずれも10㎝伸びるので、X=20㎝である。
(4)慣性の法則に関する選択問題。電車や車の発進・停車・進行方向の変化に関係する。だるま落としも、上のだるまがその場に留まろうとする性質を利用している。
(5)ばね2だけが伸びるので、ばね2が壊れる。300gが加わるので、Y=15㎝。

ばねの伸びに関する出題。(3)までは中学入試で頻繁に出題される内容。(4)以降は慣性の法則とばねの伸びを結びつけたユニークな出題となっている。慣性の法則は日頃体験する現象と結び付て覚えて欲しい

【大問2】化学分野 中和反応

  • 時間配分:8分

(1)アンモニア検知に使用されるので、強い酸性である硫酸では桃色、その後アンモニアを加えることによって黄色に変化すると考えられる。
(2)石けん水はアルカリ性なので、トリメチルアミンを中和させることはない。
(3)問題文で示された反応の説明より、硫酸と水酸化ナトリウムは5:4の割合で中和反応が起こる。1%の水酸化ナトリウム水溶液20gには0.2gの水酸化ナトリウムが溶けているので、0.2×5/4より、硫酸の重さは0.25g。
(4)2%の硫酸水溶液20gには0.4gの硫酸が溶けている。(3)より0.25gの硫酸が水酸化ナトリウムと反応したので、トリメチルアミンと反応した硫酸は0.4-0.25より0.15g。問題文で示された反応の説明より、0.15gの硫酸と反応するトリメチルアミンは0.15×6/5より0.18g。従って、この実験で用いたトリメチルアミン水溶液の濃度は、18%。
(5)問題文の「反応の逆向きの反応が起こり・・・」の解釈がポイント。操作3で過剰に加えた水酸化ナトリウム水溶液は6gで、これに含まれる水酸化ナトリウムは0.06g。この水酸化ナトリウムと生成物Qから生じた硫酸0.075gが過不足なく反応している。ここで、反応の逆向きの反応が起こるので、生成したトリメチルアミンは、0.075×6/5より、0.09gとなる。

中和反応に関する出題。テキストに載っている塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和反応ではないことと、実験内容などの条件が複雑なために、本校らしい難度の高い問題になっている。(3)まではなんとか正答したい。

【大問3】生物分野 遺伝

  • 時間配分:6分

(1)①緑色の種子には遺伝子eが含まれていない。すべて黄色の種子なったことから、の黄色の種子の遺伝子はEeの個体の遺伝子はEEとなる。
        ②EeEeの遺伝子による自家受粉なので、EE:Ee:ee=1:2:1となる。
(2)種子は母親の中でできるので、種子は遺伝子がggでさやの色は黄色。ggの遺伝子の母親とGGの遺伝子の父親からできる種子の遺伝子はGgで、さやの色は緑。
(3)O型とB型の子が生まれたことから、片方の親がA型であればもう片方の親(ア)の遺伝子はBOで血液型はB型。A型とB型の子が生まれたことから、片方の親がO型であればもう片方の親(イ)の遺伝子はABで血液型はAB型。
(4)同様に考えると、(ウ)の遺伝子はBO(エ)の遺伝子はAO(オ)の遺伝子はBOとなる。
(5)BOの遺伝子とOOの遺伝子よりできる子の遺伝子はBOであることが50%、OOであることも50%。従って、B型である可能性は50%。

遺伝に関する出題。問題文に書かれてある内容の理解が最大のポイント。その上で、考察力も必要な難度が高めの問題が含まれる。

【大問4】地学分野 岩石と砂

  • 時間配分:5分

(1)砂を利用した製品に関するかなり判断に悩む選択問題。
(2)天然砂は角が削られれて丸みを帯びている。
(3)二酸化ケイ素の割合が少ない岩石は、黒っぽい色をしている。深成岩ではハンレイ岩が、火山岩ではゲンブ岩が当てはまる。
(4)データを基に体積と重さの関係をグラフで表すと、A・B・Eが同じ線上に並ぶ。

岩石と砂に関する出題。(1)の選択問題の難度が高い。(2)(3)は正確な知識に基づいて考えれば正答可能。(4)はグラフを正確に作図すること。

攻略のポイント

本校理科の入試問題は、知識を問う問題、実験や観察に関する問題、計算問題とバランスの取れた出題となっている。特に、物理分野と化学分野で難度の高い出題が見られることが本校理科の最大の特徴。また、すべての分野において、細かい知識を問う問題が見られることも特徴

社会と合わせて50分という試験時間にも注意が必要である。昨年度・今年度と問題の難度が高くなっており、これまで以上に時間の使い方が大きなカギを握る入試となっている。知識問題などを中心に、比較的得点しやすい問題の解答欄を素早く埋めていくといった作戦も必要である。過去問演習など時間を意識した実戦的な演習が必要不可欠である。

志望校への最短距離を
プロ家庭教師相談

お問い合わせ・資料請求はこちら

豊島岡女子学園中学校の科目別
入試対策一覧

中学受験のために
家庭でできること

インタビュー=学力が伸びる子と伸び悩む子の特徴とは

リーダーズブレインの合格実績豊富な現役家庭教師が、プロならではの視点でポイントをお話ししています。どのようなタイプの子供が伸びるのか、家庭でのサポートで親が気を付けるべき事は何か。勉強のサポートの仕方から親子の関係性など…ぜひ参考にしてください。

TOP

これこそ家庭教師 TUTOR

家庭で授業

プロ教師が生徒さんのお宅に訪問して授業を行います。本来の家庭教師のスタイルです。生徒さんにとっては通塾の手間が無く、時間を効率よく活用できます。

集中できる個別ルームで 1 TO 1

教室で授業

当会の教室でプロ教師が授業を行います。ブルーを基調とした圧迫感の無い部屋は集中して学習に取り組めます。また、自習用のブースも用意しています。

創業以来、
最高峰のプロ教師陣を輩出

TRADITION
SINCE 1985

1985年法人設立以来、プロ家庭教師のクオリティーにこだわり続け、現役プロ教師の中でもトッププロと呼ばれる真の実力を兼ね備えた合格実績豊富な家庭教師のプロだけをご紹介しています。
特に中学受験·大学受験·医学部受験専門のプロ教師のクオリティーに自信があります。