(1)は計算問題。確実に正解しなければならない。

(2)は比に関する典型的な問題。

(3)は角度の問題。三角形GBCと三角形GDCが合同であることに注目すればよい。

(4)は立体の影に関する問題。影の面積ではなく、「影がつくる立体の体積」を求める問題である。問題をきちんと読むよう注意したい。

（1）流水算と通過算の融合問題。川を上る状況、下る状況での、船の追い抜きやすれ違いについて考える。

①は、船Aの静水での速さを求める問題。川で追い抜くのにかかる時間と静水で追い抜くのにかかる時間は同じである。また、川ですれ違うのにかかる時間と静水ですれ違うのにかかる時間も同じである。これらのことに気づくことがポイント。

②は純粋な流水算。川の流れの速さが変化するが、難しい問題ではない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜時間配分目安：6分＞

（2）連続する整数を並べて作られる数を考える問題。素直に調べるしかないだろう。ただし、なるべく効率的に調べるようにしたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜時間配分目安：4分＞

国語と算数の平均点をテーマにした条件整理の問題。

(1)は、表を読み取れば容易に答えが分かる。

(2)は国語と算数の平均点から、点数の分布がどのようになっているかを考える問題。最終的には、つるかめ算か消去算に帰着される。

(3)は、条件を整理し論理的に考えていく問題。この問題は、やや解きにくい。

整数を2人が交互に言い合う設定になっているが、階段を1度に1段か2段上るタイプの問題と本質的には同じである。そこに気づけば難しい問題ではない。

(1)はフィボナッチ数列の問題。

(2)では、B君が勝つ場合が何通りあるかを考える。B君がどの数字を言わなければならないかを考えればよい。

山折りと谷折りによって、長方形を複数回折る問題。コツをつかまないとかなり解きにくい。

(1)は山折り2回、谷折り2回をしたときの紙の長さを求める問題。どの部分がどのように重なっていくかを考えることになる。重なり方がわかりやすくなるように工夫したい。

(2)では、(1)の状態からさらに1回折ってから、紙を三角形に切り取る。

①は、切り取った三角形を広げたときの図形の形を書く問題。

②は、切り取った三角形を広げたときの面積から、切った場所がどこになるのかを考える。①を手がかりにするとよい。