中学受験専門プロ家庭教師が語る

麻布中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

麻布中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
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麻布中受験の攻略ポイント

男子御三家。どの科目も、全分野について一定以上のレベルに達することは大前提となる。さらに、それらの知識を正確に記述する「表現力」と、分野の枠にとらわれない柔軟な「思考力」「発想力」が求められる。

算数 「思考力」や「発想力」が要求されるため、答えを出すためだけの問題演習では、合格への道のりは険しい。
国語 出題傾向や難易度はほぼ一貫している。記述は「ポイントとなる要素」を外さずに「過不足なく」記す必要あり。
社会 「事項記述」や「選択肢」は平易。勝負の分かれ目となるのは「長文説明記述」の対策。
理科 理科の最低限の知識はもちろん必要だが、問われているのはそれ以前の、国語と算数の勉強に対する姿勢。

算数の攻略ポイント

  • 試験時間:60分
  • 満点:60点

本校では、平面図形、数の性質、規則性、速さに関する問題がよく出題されている。頻出分野があるとはいえ、すべての分野について一定以上のレベルに達していることは大前提。分野の枠にとらわれず、総合的な算数力を身につけておかなければならない。

2017年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算問題 1分
【大問2】時計算 標準 6分
【大問3】平面図形 標準 9分
【大問4】速さ 標準 7分
【大問5】濃さ 16~20分
【大問6】約束記号 20~23分

国語の攻略ポイント *

  • 試験時間:60分
  • 満点:60点

例年、「小説」のみの大問1題という出題構成。基本的に「論説文(説明文)」は出題されない。
問題文の文字数は6000~8000字程度という長文が多い(2018年度は約8300字)。設問のほとんどは「字数指定なし」の「説明記述問題」。解答欄の枠(1行は10㎜×152㎜で25~30字程度)に合わせ「過不足なく」まとめることが最大の課題。
他に「漢字書き取り」と数問の「選択肢設問」(本年度は2問)、「抜き出し」(同1問)などが出題される。「内容」は「心情説明」「内容説明」「理由説明」「換言説明」等。
出典は初出作品が多い(「御三家」共通)。また、各設問が連関しているということも大きな特徴だ。60点満点。試験時間は60分。

2018年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】「小説の読解」(「抜き出し」「漢字書きとり」各1問以外、「説明記述」) 標準 60分

社会の攻略ポイント *

  • 試験時間:50分
  • 満点:40点

「地理」「歴史」「公民」「時事」、全ての単元から出題される。単元別の配点比率は「歴史」が中心(2018年度は「歴史」がほぼ1/3で、「公民」「時事」がそれぞれ2割強、「地理」はわずかだった)。例年、大問1題のみ。
1つのテーマに関しての4000~5000字程度の長い「リード文(会話文」(本年度は約4000字の「リード文」)が特徴の「総合問題形式」。テーマはさまざまで、実に多様な題材が取り上げられている。小問数は15問前後(本年度は12)。「選択肢設問」はほとんどなく(本年度はゼロ)、設問の半分以上を占める「説明記述問題」のほとんどは「字数制限なし」で、最後に100字前後の「長文説明記述」が出題されるのがお約束(本年度は2問)。
設問内容は、単純な「知識」を問う①「事項記述」と、「リード文(会話文)」や「統計資料」「史資料」などから「条件」に応じて説明する②「説明記述」、自ら思考し答える一種の③「自由記述」の3つに大別される。①は比較的平易なので必ず得点したい。②も上位校を志望する以上、当然こなさなくてはならない。③はやはり「麻布対策」が必要となってくる。40点満点。試験時間は50分。

2018年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】「総合問題」(新傾向の「説明記述」あり) やや難 50分

理科の攻略ポイント *

  • 試験時間:50分
  • 満点:40点

平成30年度の大問構成は生物、地学、化学、物理に大別されるが、総合問題の色合いが濃く、特に化学の知識は分野を跨いで問われている。さらに、全ての大問について問題文の精読や思考・判断が要求され、知識だけで答えられる問題はごく少数であった。試験本番で初めて知る事柄について文章や図表を読み解きながら問題を考えていくのが基本だが、物質を構成する分子や原子、および物質の構造や性質に関して多少の知識があると出題の意図が掴みやすい。

2018年度
分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問Ⅰ】生物分野:ヤンバルクイナの生態と環境 標準 9分
【大問Ⅱ】化学分野:セッケンの性質 やや難 13分
【大問Ⅲ】地学分野:雨と川、天体 標準 13分
【大問Ⅳ】物理分野:気体の体積と熱 15分

麻布中学校合格者の声

御三家に実績豊富な先生でしたので、出題傾向を熟知されており、無駄な時間がなく効率よく勉強することができました。また、6年9月以降、本番まで、どのようなペース配分で勉強したら良いか不安でしたが、この先生のおっしゃる通りに勉強していれば、間違いないだろうという信頼のできる先生だったので、安心して勉強することができました。お世話になる前から国語の偏差値は悪くはなかったので、ここからどうやってさらに偏差値を上げるのだろう、と思っておりましたが、基礎からやり直してくださり、指導半年後位から、成績がじわじわと上がりはじめました。

K君の保護者様

算数を中心に4科についてアドバイスを頂きました。
息子の思考に沿った教え方をして頂き、感謝しております。
入試当日まで適確な指示を頂き、ありがとうございました。

S君の保護者様

中学受験のために家庭でできること

インタビュー =学力が伸びる子と伸び悩む子の特徴とは

リーダーズブレインの合格実績豊富な現役家庭教師が、プロならではの視点でポイントをお話ししています。どのようなタイプの子供が伸びるのか、家庭でのサポートで親が気を付けるべき事は何か。勉強のサポートの仕方から親子の関係性など…ぜひ参考にしてください。

学校概要

学校 麻布中学校
偏差値 2018予測偏差値67(四谷大塚80%)・60(サピックス80%)
併願校 1月入試では渋谷教育学園幕張中、2月は栄光学園中筑波大附属駒場中海城中聖光学院中早稲田中が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低50%前後はクリアしよう。出身塾別で見ると、サピックス生が多く、日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーが続いている。リーダーズブレインの生徒も同様の塾生が多い。
進学実績 例年、国公立大に50%程度(その内、東大は約半分)、早稲田大慶應義塾大に110%前後合格している。また、毎年卒業生の6割程度が上記大学の進学を目指して大学進学浪人を選択している。
その他 東大をはじめとする難関大学への進学率が高く、人気の男子校。高校募集のない完全中高一貫校で、6年間のカリキュラムはオリジナリティにあふれる。入試問題は「記述力」を中心に、知識だけではない「考える力」が試される。
基本情報 所在地 〒106-0046 東京都港区元麻布2−3−29
最寄駅 地下鉄日比谷線「広尾」より徒歩10分
連絡先 ℡:03-3446-6541
沿革 明治28年開校。

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