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浦和明の星女子中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2018年度「浦和明の星女子中学校の国語」
攻略のための学習方法

問題構成

例年、2つの大問に説明的文章1題・文学的文章1題の計2問が割り当てられている。ここに5~6問の漢字の読み書きと知識問題が数問、加わる。また、最新年度のように詩の問題が含まれる場合もある。総解答数は30問ほど。

設問形式は記号選択・書き抜き・適語補充・記述などがバランスよく見られ、オーソドックスな形である。記述問題は30字ほどのものや字数指定のないものなどがあるが、極端に難しい問題にはなっていない。合格者平均点は毎年70~80点にも達し、高得点での争いになる覚悟が必要である。

長文読解と試験の特徴

特筆すべきは素材文の長さである。例年、10000字を超える文量であったが、2017年度では論説文5500字・物語文10000字の計15000字程にもなっている。さらに、長文問題に詩の問題が含まれており(2017年度)、字数が増している。中学入試全体を見てもこの文量は最多クラスであり、読むスピードを付けることは本校の対策として最重要課題である。

一方、各年度の合格者平均点は70~80点にもなり、受験者平均点も高いことから、その長さと比べて問題自体は答えやすい難易度であるとも考えられる。しかしそれも本校を志望する受験生の実力の高さ故でもあり、けっして簡単な試験だと思わないでいただきたい。

基本は長文読解の技術を磨くことである。長い文章を短くする。つまり、重要点をうまく拾い上げ、解答の際にすぐに探し出せるようにしておくことが、速く読むことと同時に求められる。

・段落の整理 形式段落を意味段落でまとめ、小見出しをつけておく。
・要点 各段落の最初と最後に特に注目し、傍線などで要点をマークする。慣れないと傍線だらけになってしまうが、基本的には一番大事な1文を選べるように練習する。
・要約・要旨 要点をまとめて要旨を把握する。日頃から、全体を要約する練習をしておくことは実力アップにもつながり、記述問題対策にもなる。字数を決めて書いてみるとなお良い。
・場面分け 時間・場所・人物の移動などで場面の変わり目をマークしておく。
・心情把握 人物の言動や情景から、気持ちを読み取る。特に気持ちに変化があった場面は問題になりやすい。
・主題 全体として、誰のどんな気持ちを描いた話なのかを考える。

全体を読み返す時間は無いと思われるので、一度の読みで手際よく重要点に目星をつけなければならない。
先にも述べたように、問題自体は特別な難問ではないので、手をつけられれば得点出来る可能性は高まる。そのためにも、時間内に全体に目を通せるスピードが必要になるのである。
平均点が高いので、わずかなミスでも差がついてしまう。過去問を十分に活用して、速く読み正確に答える訓練を積んでおかれたい。

毎年ではないが、詩の読解も出題されている。出された時に慌てないように準備しておきたい。

漢字・知識問題

漢字の読み書きが5~6問、接続詞・四字熟語・慣用句・漢字の知識(画数・部首)などの言語事項が数問、出題される。かつては、文学史の問題も見られた。
幅広い分野を、学習しておきたい。

2018年度「浦和明の星女子中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

論説文・物語文で計13000字ほどにもなる長文を、まずは読み通さなくてはならない。分速750字として20分ほどで目を通すことができれば、総解答数40問の問題に30分かけられる。かなりの速さだが、ひととおりすべての問題に手をつけるためにも、この速さを会得したい。設問も字数が多いのでここでも時間がかかる。

漢字や言語事項は3~4分で終えられる量である。

【大問一】論説文の読解

  • 難度:標準
  • 時間配分:22分

障害者のスポーツにおける配慮の意味を考察している。

問一 a.加味―味覚 b.操作―作業 c.徒競走―信徒

問二 ここで訊かれているのは筆者の見解ではなく、一般的に考えられる「障碍者スポーツにおけるハンデ」の意味である。ハンデがなんのために行われる操作なのか説明した部分があり、続けて「伴走者をつける目的がハンデをつけることだと仮定」した場合のハンデの意味も説明している。

問三 同じ釜の飯を食う―寝食を共にし苦労を分かち合った深い付き合いの仲間。

問四 (1)直前に、伴走がつくことで「新しい知恵」が求められる、とある。4段落前に「新しい戦略」もあるが、こちらは100m走と比べた時の200m走という狭い範囲の話なので、それもすべて含めてまとめている「新しい知恵」の方がよい。

問五 得点や実力を少し高くしてやって有利にしてあげる、の意。

問六 ハンデは差を無くすことなので、「プラス」と考えてしまった人は行き過ぎである。

問八 イ 観客の要望に合わせて、がおかしい。

   オ 「点を奪い合うような競争をなくし」てしまったら、試合にならない。

問九 (1) A「音がでないようにする」といった内容を4字で考える。

   (2) 障害者スポーツを、ハンデが必要なマイナスに対する施策と考えるのではなく、制限を設定した新
      たな競技のひとつととらえてもよいのではないかと、筆者は考えている。

問十 目隠しをして行う遊びを考えればよい。箱の中を見ないで手探りで中身を当てる遊びなどがあるが、ひらがな5字では表せない。「ふくわらい」「すいかわり」くらいか。

<時間配分目安:22分>

【大問二】小説の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:28分
  • ★必答問題

弟のけんかという事件を通して、祖父母と父母の関係やその心情に気づいた主人公。

問一 近年は「○○屋さん」といわないと差別用語ととられるので、実際に使う際には注意。

問二 傍線①の時点では、悟志の弁明はなされていないので、エは選べない。その後の母親の態度から、イとウも合わない。

問四 自分が気づいているのだから、当然母親も悟志の嘘に気づいていて叱るのだろうと思っていたが、違ったので驚いている。Bには「すっかり見抜いている」という意味の表現が入る。

問五 まず、嘘をついている罪悪感があるだろう。ならば正直に話してしまえばいいのだが、けんかの原因が母を侮辱されたことなので、本人の前では言えないため苦しんでもいるのである。

問六 字数から、3つか4つの内容を書けそうだと推測する。自分も以前に相手が流血するようなけがをさせたことがある・自分は悪くなかった・周囲は血が出た方が被害者だと勝手に判断した……といった点が悟志の事件でも同じだったことを押さえる。

問七 この後、普段は自分が持っていくのにこの時だけ悟志に持っていかせている。母親のいないところで二人きりになる機会を作るためである。

問八 ②「仏頂面」なのだから、波多野君は「おだやかな気持ち」ではない。

   ④この前の場面で謝ってほっとした悟志の様子が描かれている。ここは、わざわざ弟のために謝りに来て
    くれたお姉さんに恐縮しているだけである。

問十 Bには、自分たちを終始信じて守ってくれる母親の態度が入る。自分のときもそうだったし、今回の弟のことでも同じである。

 <時間配分目安:28分>

攻略のポイント

文量も多く、平均点も高い大変な試験であるが、極端な難問にはなっていないし、選択肢問題などは得点しやすいものも多い。時間切れで手をつけられない問題が残っては大いに不利である。過去問を多くこなし、ひととおり最後まで終えるペース配分をつかむこと。

捨て問題を作るほどの余裕は無いと思ったほうが良い。数問のミスで明暗が分かれる試験でもあるので、50分間集中を切らさない持久力をつけたい。

また、詩の読解が出る可能性は常にあるので、油断せずに取り組んでおくこと。

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