浦和明の星女子中学校 入試対策
2026年度「浦和明の星女子中学校の社会」
攻略のための学習方法
分析
2017度に問題の形が変わって2018度に元に戻ってと、変化がある。設問の内容や難易度は変わらないので、焦る必要はない。過去問でどちらの形の問題もよく見ておこう。選択肢問題が多いが極端な難問や意地悪な選択肢ではないので、使用しているテキストをしっかり抜けが無いように学習すれば心配ないだろう。
合格者平均点は7割5分~8割近くにもなるので、ミス無く、取れる問題は確実に取れるように、類似の選択式問題で練習しよう。
直近の時事問題の出題もあるので、社会の出来事によく目を向けておこう。
地理分野
日本地理全般から幅広く出題されているが、ひとつの地域について詳しく訊く問題も見られる。各地の地名・地勢・産業など、内容は基本的なもので、難問はみられない。
地形図の問題がよく出されているが、年度により出されない年もある。資料を使う問題もよく出されているので、資料集を活用して重要事項を確実におさえるようにする。
その他、世界地理の出題も見られるので、基礎的なことは覚えておく。
歴史分野
広い範囲からまんべんなく出題される。
年表を使って、分野ごとの大きな流れを把握しておくと良い。
例年は、「文化史」や「宗教史」について、資料集からの図版が多用されていたが、2017年~最新年度では使われていない。来年度がどうなるかは判然としないので、資料集を活用し、写真や図画をよく見て見分けられるように準備はしておきたい。
基本事項を問われる問題がほとんどだが、中には少し難しい問題もあるので、答えられれば他と差が付く。
政治分野
「日本国憲法」と「政治の仕組み」を中心に、基本事項をしっかり覚える。
国際連合など、国外世界の情勢も一通り見ておきたい。
この分野では、「時事問題」が絡んで出題される場合が多いので、国内外の大きな話題について重大ニュース集などで調べておきたい。
注意事項
1月入試校の中でも、難易度はトップグループに属する本校であるが、社会の問題を見てみると、どの分野でも問われているのは中学入試の基本的事項である。極端に難しい問題や細かすぎるマニアックな質問は無い。
まずは、テキスト・問題集で重要事項についてしっかり学習する。
出題範囲も広いので、不得意分野をつくらないよう、苦手な分野でも面倒がらずに補助教材などで補強しておく。
地図の読み取りが出題される年度が多い。全ての分野で隙の無い、確実な実力をつけることが肝要である。
そして、テストを受ける際の実務的な注意事項として、不注意なミスは犯さないことである。
どんな試験でも当たり前のことではあるが、特に浦和明の星の場合、高い偏差値の割に問題は難しくないので、合格者平均点がほぼ8割にも達するという高得点での勝負になっているのである。25分と時間が少ないので、のんびり選択肢を選んでいる余裕は無いが、問題の読み間違いや設問の選び間違い、語句の見間違いや漢字の書き間違いなど、とにかくミスはしないように慌てずに問題に取り組みたい。
また、男子の難関校のような字数の多い本文が出されることはないが、いくつかの本文を合わせると文章量が多くなる年度もあり、さらに本文の文意が正解を選ぶヒントになっている問題なども過去に出題されている。
少ない時間で全ての問題に目を通すためにも、文章を速く的確に読み通せる国語力があれば大きなアドバンテージになるし、上記のようなミスを減らすことにもつながる。
特別に変わった対策は必要ない。しっかり手を抜かず学習し、落ち着いて試験に臨む。速さと正確さを両立できるように意識して、日々の学習に取り組んで欲しい。
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2026年度「浦和明の星女子中学校の社会」の
攻略ポイント
特徴と時間配分
3つの大問に総解答数が37問。解答数は例年と比べて大きな増減は無い。
試験時間は実質25分なので選択に悩みそうな問題は後回しで、とにかく一通り最後まで目を通そう。
理科との兼ね合いで、得点を稼げそうな方に時間を多く配分するという作戦もあるだろう。
【大問1】地理分野
- 難度:標準
- 時間配分:9分
- ★必答問題
鹿児島県を中心とした問題。
問1 松下村塾は山口県、三池炭鉱は福岡県・熊本県の境、旧グラバー邸は長崎県に位置する。
問2 島の数が多い都道府県は長崎県・北海道がともに1470島を越えて1位・2位、鹿児島県が1250島を越え3位となっている。
問3 (1) ア
(2) 地球の円周を約40000㎞と考えると、5度の距離はおよそ555㎞となる。
問4 火山活動で形成された大きなくぼ地をカルデラという。
問5 アはイタリア、イはバチカン市国、エはフランスに関することである。
問6 1973年に起こった第4次中東戦争の影響で石油価格の上昇・供給の停滞が生じ、以降石油の備蓄が進められた。
〔ワンポイント!――第四次中東戦争と石油危機は経済・エネルギー政策に大きな影響を与えた出来事であり、試験でもよく訊かれる事柄である。戦争の原因となった国々やその背景なども含めて詳しく見ておこう〕
問7 九州新幹線(2011年)→北海道新幹線(2016年)→西九州新幹線(2022年)→北陸新幹線延伸(2024年)
問8 (1) 石油危機を境に大きく減ったアが遠洋漁業、近年最も多いウが輸入魚介類、イが沖合漁業でエが 沿岸漁業である。
(2) 日本海流は、赤道付近から北上してくる北太平洋海流が日本付近で対馬海流と分かれて、太平洋 側に進んでくる暖流である。
問9 Cは群馬県が1位であることからキャベツと考えられる。
問10 雨量が最も多いエが鹿児島県である。イは瀬戸内気候の少雨の特徴が見られるので香川県とわかる。
問11 キャンプ場や温泉地がきわだって多いイは広大な土地を有する北海道と考えられる。アは海水浴場がないので内陸県である埼玉県。エは温泉地の少なさから、火山のない沖縄県と見分けられる。
問12 昼夜間人口比率が100を超えているイは近隣からの通勤者・通学者が多いと考えられるので大阪府。逆に低いアは東京への移動が多い埼玉県であろう。エの人口性比が低いのは進学や就職で県外に赴く男性が多いことを示し、これが鹿児島県と考えられる。
【大問2】歴史分野
- 難度:標準
- 時間配分:9分
- ★必答問題
紙の歴史を題材にした問題。
問1 時期は弥生時代にあたる。
問2 ウ. 仏教が伝来するのは6世紀(534年)である。
問3 ア・イ・ウは日本人の僧侶である。
問4 アは平安時代、ウは江戸時代、エは鎌倉時代のことである。
問5 ア
問6 イ. 室町時代には正長の土一揆・山城国一揆・加賀の一向一揆など、大規模な一揆が起こっている。
問7 エ. 十返舎一九の作『東海道中膝栗毛』は弥次さん・喜多さんの二人組が伊勢詣でに向かう珍道中を描いた話で、お伊勢参りが流行するきっかけにもなった。
〔ワンポイント!――江戸時代は都市の発達や人口の増加など、社会の情勢が大きく変化した時代であり、試験でも頻出の時代である。経済・文化などの変化の様相についてよく確認しておこう。〕
問8 ウ
問9 (1) ア
(2) ア・エは江戸時代、イは安土桃山時代の出来事である。
問10 満州事変は1931年、日清戦争は1894年、二・二六事件は1936年に起こったことである。
問11 ア. 増えてはいるが、倍増はしていない。
イ. 関税自主権の回復は日露戦争の直後である。
エ. 減少どころか倍増している。
問12 財閥解体(1945年)→サンフランシスコ平和条約(1951年)→所得倍増計画(1960年)→公害対策基本法(1967年)
問13 仁淀川・四万十川などが流れる高知県の土佐和紙のことである。
【大問3】政治経済分野
- 難度:標準
- 時間配分:7分
- ★必答問題
政治のしくみや憲法など。
問1 累進課税
問2 イ. 予算案については衆議院に先議権があるが、法律案は衆・参どちらから審議してもよい。
問3 イ
〔ワンポイント!――前年の選挙などは試験でも注目されやすい。過去の選挙との変更点や選挙結果など、数字も含めてよく覚えておこう〕
問4 A. 原油価格の上昇や原材料の供給不足の主な原因はロシアによるウクライナ侵攻である。
C. 南海トラフ地震対策のためではなく、米の価格高騰や品不足のためである。
問5 イ. 介護保険料を納めるのは40歳以上である。
ウ. 後期高齢者も所得に応じて保険料を負担する。
エ. 特別養護老人ホームへの入所は本人や家族の希望が原則であり、義務付けられてはいない。
問6 ウ. 罪を犯した場合などは、本人の意向によらず警察や検察は法律に従い被疑者を拘束することができる。
問7 ウ. 検察審査会制度の説明として正しい。
問8 C. 国庫支出金は国の業務を地方自治体が代わりに行う形で支給されるもので、使い道は定められている。
問9 ア
攻略のポイント
年度により問題形式が変化する場合があるが、設問の内容や難易度は変わらないので、焦る必要はない。過去問でどちらの形の問題もよく見ておこう。
選択肢問題が多いが極端な難問や意地悪な選択肢ではないので、使用しているテキストをしっかり抜けが無いように学習すれば心配ないだろう。
高得点での勝負になるので、ミスを減らし、取れる問題は落とさないように。大半を占める選択式問題にも十分に慣れておこう。
前年など直近の出来事についても訊かれるので、時事問題集などでよく見ておくこと。
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