中学受験プロ家庭教師 弱点克服・志望校入試傾向対策
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浦和明の星女子中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2016年度「浦和明の星女子中学校の社会」
攻略のための学習方法

[分析]
実質25分(理科と合わせて50分)のテスト時間で、大問2~3つに、小問35前後という構成が例年続いている。
出題形式は記号選択がほとんどで、用語記入も数問出される。数年来、記述問題は出されていない。
地理・歴史・政治、各分野から偏り無く出題されていて、ここ数回の試験では大問それぞれに1分野が割り当てられている。
地図や資料は毎回出される。全体として問題の難易度はそれほど高くない。

[地理分野]
日本地理全般から幅広く出題されている。
各地の地名・地勢・産業など、内容は基本的なもので、難問はみられない。
地形図が非常に良く出されていて、本校の受験生には対策が必須の事項といえる。
地形図の読み取りの問題を多くこなしておくこと。
また、地図や統計資料を使う問題も多いので、白地図・資料集を活用して重要事項を確実におさえるようにする。
その他、世界地理の出題も見られるので、基礎的なことは覚えておく。

[歴史分野]
広い範囲からまんべんなく出題されるが、文化史や産業史というように1つのテーマに沿った出題が多く見られる。
年表を使って、分野ごとの大きな流れを把握しておくと良い。
特に「文化史」や「宗教史」について、資料集からの図版が多用される傾向がある。
資料集を常に手元に置き、写真や図画をよく見て、何の資料かすぐ見分けられるように慣れておきたい。
基本事項を問われる問題がほとんどだが、中には少し難しい問題もあるので、答えられれば他と差が付く。

[政治分野]
「日本国憲法」と「政治の仕組み」を中心に、基本事項をしっかり覚える。
国際連合など、国外世界の情勢も一通り見ておきたい。
この分野では、「時事問題」が絡んで出題される場合が多いので、国内外の大きな話題について重大ニュース集などで調べておきたい。

[注意事項]
1月入試校の中でも、難易度はトップグループに属する本校であるが、社会の問題を見てみると、どの分野でも問われているのは中学入試の基本的事項である。極端に難しい問題や細かすぎるマニアックな質問は無い。
まずは、テキスト・問題集で重要事項についてしっかり学習する。
出題範囲も広いので、不得意分野をつくらないよう、苦手な分野でも面倒がらずに補助教材などで補強しておく。
地図・写真やグラフ・統計資料も必ず出されるので、白地図で位置を確認し、資料集で知識の補足を図る。
全ての分野で隙の無い、確実な実力をつけることが肝要である。

そして、テストを受ける際の実務的な注意事項として、不注意なミスは犯さないことである。
どんな試験でも当たり前のことではあるが、特に浦和明の星の場合、高い偏差値の割に問題は難しくないので、合格者平均点がほぼ8割にも達するという高得点での勝負になっているのである。25分と時間が少ないので、のんびり選択肢を選んでいる余裕は無いが、問題の読み間違いや設問の選び間違い、語句の見間違いや漢字の書き間違いなど、とにかくミスはしないように慌てずに問題に取り組みたい。

また、男子の難関校のような字数の多い本文が出されることはないが、いくつかの本文を合わせると文章量が多くなる年度もあり、さらに本文の文意が正解を選ぶヒントになっている問題なども過去に出題されている。
少ない時間で全ての問題に目を通すためにも、文章を速く的確に読み通せる国語力があれば大きなアドバンテージになるし、上記のようなミスを減らすことにもつながる。

特別に変わった対策は必要ない。しっかり手を抜かず学習し、落ち着いて試験に臨む。速さと正確さを両立できるように意識して、日々の学習に取り組んで欲しい。

2016年度「浦和明の星女子中学校の社会」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

総解答数28で、そのうち適語記入2問・残りは記号選択問題なので時間は足りると思われるが、本文と選択肢を合わせると文章量は決して少なくはないので、読み取りのスピードはつけておくこと。
いわゆる難問は無く、選択肢も迷わず選べる問題も多いので、単純な見間違えや勘違いに注意して不用意なミスさえしなければ、取り組みやすい試験であると言える。

【大問Ⅰ】歴史分野・政治経済分野

  • 難度:やや難
  • 時間配分:14分
  • ★必答問題

キリスト教を主な話題として、社会の様子や出来事について訊かれている。合わせて、後半に政治経済の問題も出されている。
問1~問3は選択肢の時代の区別がつけやすい。問4のイは「必ず自分の子に地位を譲る」というところが事実に反する。
問7のイは要注意。スペイン船来航禁止→島原・天草一揆→ポルトガル船来航禁止で鎖国完成、という流れを覚えてしまおう。
問9のアのように、条約で開かれた港の問題が出されることがあるので、戦後の講和条約とともに、関係する場所はよく見ておこう。
問10はラジオ放送開始がいつかが難しかったかもしれない。ラジオ・テレビ・郵便などの始まりが含まれる問題もあるので、要チェックである。
問10から、政治経済や国際関係の問題になっているが、特別に難しい問題は見られない。テキストを丁寧に学習してあれば答えられる。
問16のイは経済復興の地ならしにあたる政策なので、高度成長はこの後である。

【大問Ⅱ】地理分野

  • 難度:標準
  • 時間配分:11分

九州地方を中心として、統計や地図の読み取り問題などが出されている。また、大問Ⅰと比べると易しい問題が多いようである。
問1や問2の(2)などはサービス問題といってもいいのではないだろうか。
問3は迷った人が多かっただろう。語群のうち、有名な大隈重信・陸奥宗光・志賀島・吉野ヶ里くらいの関係する場所がわかれば正解を選べるようにはなっているのだが。
問4の(1)は、一つだけ登録の時期が明らかに異なるものがあるので難しくはない。
問6に本校で頻出の地図の読み取りが出ている。新しい地図記号なども油断なく覚えておこう。
正しい組み合わせを選べという問題がいくつか出ているが、最後は二択で迷うようなパターンが多い。資料集や年表で細部までしっかり整理できているかで差が出るところなので、手を抜かず丁寧に学習しておきたい。
問8なども最新の資料のデータで覚えておけば正解できる問題である。本校はこうした資料を用いた問題が多いので、データの更新があった項目は特に注意しておくこと。

攻略のポイント

本校の高い偏差値からすると、社会の問題は難しくはないと言っていいレベルである。
試験時間は短いのだが、時間配分を考えなければならないような手間のかかる設問もないし、記述問題も出ていない。
だからといって簡単に合格できる学校だと勘違いしてはいけない。たとえどんなテストであれ、7~8割の合格ラインを目指すのは容易ではないのである。

● テキストや地図、白地図、資料集を使って、油断無く重要事項を覚えていく。
苦手な分野にも根気よく取り組み、全体的な実力の底上げを図る。
● 難解な応用問題の練習に時間を割く必要はない。その分の時間を復習に当て、知識の定着率を上げた方がよい。
● 普段から、落ち着いて素早く文章を読む習慣をつける。読み間違いや読み飛ばしが多い人は早い段階でなおしておく。
受験する際には至極当たり前のことなのだが、その当たり前を高いレベルで実践できる人が本校の合格に近い人なのである。

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