中学受験プロ家庭教師 弱点克服・志望校入試傾向対策
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浦和明の星女子中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2017年度「浦和明の星女子中学校の社会」
攻略のための学習方法

分析

大問2~3つに、小問35前後という構成が定形であったが、平成29年度では大きく形が変わった。
大問は無くなり、3つの資料について1問ずつ答えていく一問一答型になった。分野も混在し、地理・歴史・現代社会と1問ごとに異なる分野の問題が並ぶ。例年はよく出されていた図版などの資料や頻出であった地形図の読み取りも出題されていない。
統計資料やグラフは変わらずに数問、使われている。また、記号選択式の問題がほとんどである点も変化はない。

難易度については、29年度の合格者平均点はほぼ8割と高かったが、意図して難易度を下げたものではないと思われる。
来年度の動向が気になるが、過去問でどちらのパターンもよく見ておきたい

地理分野

日本地理全般から幅広く出題されている。
各地の地名・地勢・産業など、内容は基本的なもので、難問はみられない。
これまで頻出であった地形図が最新年度では出されていない。統計資料を使う問題は出ているので、資料集を活用して重要事項を確実におさえるようにする。
その他、世界地理の出題も見られるので、基礎的なことは覚えておく。

歴史分野

広い範囲からまんべんなく出題される
年表を使って、分野ごとの大きな流れを把握しておくと良い。
例年は、「文化史」や「宗教史」について、資料集からの図版が多用されていたが、最新年度では使われなかった。来年度がどうなるかは判然としないので、資料集を活用し、写真や図画をよく見て見分けられるように準備はしておきたい。
基本事項を問われる問題がほとんどだが、中には少し難しい問題もあるので、答えられれば他と差が付く。

政治分野

「日本国憲法」と「政治の仕組み」を中心に、基本事項をしっかり覚える。
国際連合など、国外世界の情勢も一通り見ておきたい。
この分野では、「時事問題」が絡んで出題される場合が多いので、国内外の大きな話題について重大ニュース集などで調べておきたい。

注意事項

1月入試校の中でも、難易度はトップグループに属する本校であるが、社会の問題を見てみると、どの分野でも問われているのは中学入試の基本的事項である。極端に難しい問題や細かすぎるマニアックな質問は無い。
まずは、テキスト・問題集で重要事項についてしっかり学習する。
出題範囲も広いので、不得意分野をつくらないよう、苦手な分野でも面倒がらずに補助教材などで補強しておく。
地図・写真は今年度用いられなかったが、グラフ・統計資料は変わらず出されている。

全ての分野で隙の無い、確実な実力をつけることが肝要である。
そして、テストを受ける際の実務的な注意事項として、不注意なミスは犯さないことである。
どんな試験でも当たり前のことではあるが、特に浦和明の星の場合、高い偏差値の割に問題は難しくないので、合格者平均点がほぼ8割にも達するという高得点での勝負になっているのである。25分と時間が少ないので、のんびり選択肢を選んでいる余裕は無いが、問題の読み間違いや設問の選び間違い、語句の見間違いや漢字の書き間違いなど、とにかくミスはしないように慌てずに問題に取り組みたい。

また、男子の難関校のような字数の多い本文が出されることはないが、いくつかの本文を合わせると文章量が多くなる年度もあり、さらに本文の文意が正解を選ぶヒントになっている問題なども過去に出題されている。
少ない時間で全ての問題に目を通すためにも、文章を速く的確に読み通せる国語力があれば大きなアドバンテージになるし、上記のようなミスを減らすことにもつながる。

特別に変わった対策は必要ない。しっかり手を抜かず学習し、落ち着いて試験に臨む。速さと正確さを両立できるように意識して、日々の学習に取り組んで欲しい。

2017年度「浦和明の星女子中学校の社会」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

3つのリード文は計1800字ほどで、読むのに手間はかからない。総解答数27問の一問一答形式の試験と思えば良い。試験時間実質25分で出来る問題をどんどん答えていくシンプルな形態である。
理科との兼ね合いで、得点を稼げそうな方に時間を多く配分するという作戦もあるだろう。

リード文のテーマは国家・国土のうつりかわり。

【リード文・い】古墳時代~平安時代

  • 難度:標準
  • 時間配分:8分

問1 人口密度の最高と最低が判断できれば解答をひとつに絞れる。最高は当然大阪であろうが、最低は?

問3(1)日宋貿易・日明貿易などの輸出入品目はよく問題に出されるので、覚えてしまおう。
  (2)石炭―オーストラリア・自動車―アメリカ・魚介類―中国の組み合わせで、残ったものがロシアと選べる。

問4 熊襲・隼人はヤマト政権に従わなかった。

問6 選択肢イ・ウ・エは時代や時期が合っていない。

問7(1)やませは太平洋側から吹く季節風。 
       (2) 米―秋田県・畜産―岩手県・次に米が多い―山形県と選んでいく。 

問8(1)足利尊氏・源頼朝は征夷大将軍、平清盛は太政大臣である。
  (2)大仏建立は聖武天皇、院政は白河天皇など、エは承久の乱で後鳥羽上皇である。

問9(1)ぶりは東シナ海が主な漁場である。小千谷つむぎは新潟県。
  (2)イは北野天満宮とも言い、菅原道真を祀った神社の絵巻である。

【リード文・ろ】鎌倉時代~明治時代

  • 難度:やや難
  • 時間配分:8分
  • ★必答問題

問10 親皇ではなく新皇が正しい。拠点も伊豆半島ではなく、現在の茨城県近辺である。

問11 前九年の役・後三年の役は源氏による戦いである。命令に従わないのは「悪党」と呼ばれる者たちである。

問12 石山本願寺の跡地に築いたのが大阪城であるから逆である。

問15 年代が近いので難しい。年表などで出来事の流れを繰り返し確認しておきたい。

問16 十勝平野はもともと畑作地帯である。さとうきびも北海道では作っていない。

問17 フェートン号が来たのは長崎である。

【リード文・は】明治時代~現代

  • 難度:標準
  • 時間配分:9分
  • ★必答問題

問18・問19 日清戦争~第二次世界大戦まで、同盟国・敵対国、結ばれた条約やその内容など、よく訊かれるのでしっかり覚えてしまおう。

問21 南満州鉄道爆破事件=柳条湖事件と覚えよう。盧溝橋は日中戦争のきっかけになった事件。

問22 自国で仕事が無いことは難民の定義に含まれていない。

問24 基地移転の合意は普天間から辺野古地区へという話である。焼夷弾は東京などでも使われている。

問25 北方領土問題が解決しないとロシアとの講話条約締結は難しいと考えられている。

問27 接続水域は領海の外12カイリの範囲で、沿岸国が通関や出入国管理、衛生上の規制をつくることができる区域である。

攻略のポイント

例年と問題の形が違ってやりづらいかもしれないが、設問の内容や難易度は変わらないので、焦る必要はない。ただ、一問ごとに各分野が入れ替わりで出てくるので、どこから訊かれるか予測がつかない、完全な一問一答の形式に慣れておく必要はある。

極端な難問や意地悪な選択肢ではないので、使用しているテキストをしっかり抜けが無いように学習すれば心配ないだろう。合格者平均点は8割近くにもなるので、ミス無く、取れる問題は確実に取れるように、類似の選択式問題で練習しよう。

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